2013年4月18日木曜日

夢は諦めない。諦めない理由がある限り





福島正伸の仕事が夢と感動てであふれる5つの物語

夢しか叶わないという、福島さんでも、夢を忘れてしまったり、他人から夢について気づかされてしまうことがでてくるのだ、


夢とは、一体どんなものでしょうか?
どうしたら自分らしい夢を見つけることができるのでしょうか?
その夢には大きい、小さいは関係なく、それまで夢と思ってなかったことも夢にすることもできるのです。




一部 馬車のパレード

閉鎖した牧場で唯一売れ残った馬を買い取った従業員の奮闘記

ビジネス小噺なのだが、涙腺が緩む。福島さんの講演を聴けば確実にほぼ泣く。そんなひとが書いている本でもある。

夢は実現できるかで考えるのではなく、実現したいかで決めるもの
そして、やると決めたらあとはどうしたらできるかだけを考え続ければ良い。
夢を避難したり、理解してくれないひとがいても、不満をいってはいけません。
なぜなら夢は諦めないじぶんの姿勢でいれば
将来の良き理解者に変わって行く可能性だってあるんです。

みんな、待っているのです。こちらが諦めない姿勢を見せるまで。

二部 日本一のパパ

ラーメン屋の経営と家族について

自分たちは思い通りにならないことを他人のせい、環境のせいにしてしまいます。そしてまわりに期待して裏切られ、不満を言います。不満をいってもなにも解決しないことはわかっていても。
ひとは夢がなく本気になれない時、他人のせいにするのです。限界を作るのは自分だけです。夢を諦めることができるのも自分だけです。私達が諦めなければ夢は私達がやってくるのをまってます。

三部 今日の言葉

組織活性化の企業においてのお話

ひとは一人では弱い生き物です、
でも信頼できる仲間が周りにいればどんな苦しみでも耐え抜くことができます。
夢を持ったらできるかできないかを考えるのではなく、どうできるかだけを考える。


四部 初めての神輿担ぎ


地域のためにあろうとした居酒屋店長のお話

わかってくれないひとはいない。わかってくれる前に努力をやめてしまうひとがいるだけだ。
本当の失敗とは、自分が諦めた時だけなのだから。


五部 菜の花鉄道

会社の三代目になった人間の夢を叶えた物語

周りのひとは夢の種をまいてくれるひとを待っているのです。夢の花が咲いた時みんな一緒になって夢の種をまき始めます


以降福島さんの文章になる。

人生を変える夢の力


私達の人生は自分たちで素晴らしいものにすることができます。自分がどんな夢を持つか、で意識がかわり、行動が変わり、生き方がかわり得られるものまで変わります。
環境は自由にすぐに変えられないけれど、どう捉えるかによって全然変わってきます。たとえ、どんなに不遇と思える環境でも捉え方次第で必要と思える環境に帰ることができるのです。

夢の見つけ方

夢はひょんなところで見つかることが多いという。感性や経験がきっかけになり、自分の周りに常に夢の種は転がっているのです。
そしてそれを諦めない理由を見付け出す必要が出てきます。諦めない理由のある夢は必ず実現することができます。

一度選択したらうまく行くかどうかは関係ない。うまく行ってもやるし、うまくいかなくてもやるのです。


自分にとって悩んだことが、苦しんだことが事業のテーマになっている。
だから自分が悩んだことや苦しんだことだから諦める理由がないのです。

辛くてもやりたいことは天職です。
うまくいくかどうかはじぶんの感性を信じること

夢の叶え方

新しいことに経験する時、できるかできないかで考えてしまうが、やるかやらないかであらかじめ決めておく。
やると決めたら次にどうしたらできるかを決める。

私達は無意識に正解を求めてしまいます。そして、それが見えない時、運が見えない時行動することができなくなってしまいます。
ただ、新しいことをやる時は事前にはわからないことばかりで、予期せぬ事柄にであったりします。予測することは大切ですが、もっと大切なのは創造すること、道を切り開くこと、

それはいまできることからやることにほかありません。

夢は相互支援です。
自分が持ってないものは他人が持ってます。一人で夢を叶えようとしないで、十人でお互いの夢の支援をしていくことで実現するスピードが3分の1になります。

そこで大事なのは、じぶんから他人を支援することです。

もし、周りのひとが自分を応援してくれないとすれば、自分がまわりのひとを信頼し、応援してこなかったからです。


夢を持つと変わること

1景色が変わる
自分の意識が変わると気づくことが変わります
2苦手なひとも必要なひとに変わる
いまより成長しようとすれば苦手なひとがとてもありがたい存在になる
3経営資源が集まる
夢はそこに向かうひとだけにエネルギーを与え続けます
4時間が増える
本当にやりたいことだけをやるようになる
5勇気が出る
厳しい状況におかれても動揺することなくひたすら前進できる
6すべての過去が意義のあったものになる
どんなに辛い過去も夢を持てば必要な過去になる。過去の価値はどんな夢を持ったかによって決まるからです。
7能力を引き出す
自分の能力が開花する実感が持てる


夢は諦めない。諦めない理由がある限り。
夢の中にたぶん、その人が生まれてきた理由があるのだろう。そしてそれは世界にとって必要だったから生まれてきた。そこまで考えると、夢を持つことの意義や、諦めない理由など、本気になって考えたい。
ちょっとしたことかもしれない。
かわるかもしれないけれど、やると決めたらやるということなのだ。


福島さんの本はだいぶ読んでいて。


ビジネスの最期は、自分自身との戦いになるってことを簡単な物語にまとめたビジネス書


理想の上司と呼ばれる瞬間 福島正伸 読了



これで3冊め 何度読んでも心から涙が止まらなくなるコンサルタント話術士

2013年4月16日火曜日

偏差値40から偏差値60の間の人向けの就活本




偏差値40からよい会社にはいる方法読了

自分も良い大学をでているわけではないので、こういう本はけっこう心に迫る所がある。
失敗しながら、80社くらいエントリーをしてがんばってやったという思い出があったりする。


就職には学歴差別はある!

ただ、その学歴差別というのは、旧帝大や早慶上智のような上位大学
だいたい2万人をターゲットにしている。

そのほかの何十万人に対してはとくに就職活動に置いては差をつけるようなことはしていない

ただ、コア層は引っ張りだこだこだが、それ以外の非コア層は、自分から頑張らなくちゃならないのに就活をはじめるのが遅い

それプラスのんびりしすぎている、一社受けて合否がでてから再度はじめるという非効率的な

活動が目立つ。


そもそも良い会社とは?


商人道型の企業
武士のように組織に準じて個人を犠牲にするのではなく、個と個のつながりで企業が存在している。

組織が合って企業があるのではなく、 個人が合って企業があるという会社

残業時間が30時間以下の会社

3年後の離職率が30%以下

年齢構成比や男女比が歪な会社をさける

有給消化率は高いほどいい

偏差値60から採用があれば40からも採用がある。



面接はコミュニケーション能力が決め手

学生は自分の経験をアピールしようとするが、、、

企業が求めているのは、きちんと挨拶をする、自分の名前を言う。質問されたことにきちんと答えっる。会話のキャッチボールができる。

そんな単純明快なコミュニケーション力を見極めている。
また尊敬語、丁寧語、中学生レベルの漢字など、きちんとしたレベルに達しているか見極めたい。


それらを上げるためには、どんなに模擬面接をうけてもそこそこのレベルしかいかず、
やはり何十社と実際に面接を受けることをおすすめする。

これは自分の経験上でもその通りで、受けるうちに慣れてくる。そもそも大のおとなが
真剣に自分の話を聞いてくれる機会をまとめてくれるのはこの就職活動時期しかない。
就職活動はほんとうに楽しく貴重な時期で成長というものを実感できる存在だった。

ただ、就職活動は、ドツボにはまる時期がある
深く考えても、どんなに自分で考えてもわからなくなる時期がある。
そのときは、ゼミの先生や、就職課の先生や、自分の両親、先輩などにきちんと相談すること

そして、大量採用、大量切りのブラック企業も世の中にはたくさんあるから
それについても、決まった段階で色んな人に相談したほうがいい。



普通は、就職活動本というのは、エントリーシートや、面接の受け方、考えかた、企業の絞り方
そういったことを書いていて、それが実際にできるコア2万人層にむけての本が多いのに


この本は40-60の偏差値という日本で一番多い大学生ながら、なかなか就職活動にうまく
行っていない人向けに書かれている本

いい本だった。自分が就職活動で成長できた分、多くの人も就職活動を通じて

自分を客観視して、面接してコミュニケーションして職を勝ち取って欲しいという気持ちになれた

人生を変えられるのは30代まで


30代にしておきたい17のこと読了

この本は、ジャストに世代にハマっているくせに自分が全然できていなくて、
読んでいて心が痛くなってきた。
でも、この水準が30代に求められているものなのだ。
あと数年、この水準に向かって努力をしていくしかない。

30代を迎えて、思った通りにいかなかったな、今さら何も変えられない

という パターンと

とりあえずまあまあかな 今年三歳になる娘がかわいい

30代は人生がダイナミックに動くとき。

最も嬉しいことも悲しいこともすべてこの年代に重なってくる(親の死や子供・結婚)

この本を読んで30代の課題をうまくクリアしていきましょうという趣旨の本

本を読み込んで、自分はその課題に挑戦していきたいと思う。


1 すべてを手に入れることは不可能だと知る。 

人生の時間は有限
ほしいもの、実現したいとおもったものが手に入らないという事実に直面し
ほしかったものを手に入れることもできるのもこの30代だったりする

人生の90%は三十代できまる。パートナー、仕事、住居、人生で最も大事なものを選ぶ時期

どんなライフ・ワークをえらぶのかどんな人と付き合うのか、40までに親友を持てなかったら

人生で親友をもつのは無理でしょう、40までにお金に恵まれなかったら一生そのままの可能性が

大です。

人生を変えられるのは30代まで

新しい命を迎え入れる時期でもあり、また親、親族の命を送り出す時期でもある。


2 変えられることと、変えられないことの違いを知る

若いころのように身体はうごかないけれど、それでも諦める前にトライしてみたら一気に花開く可能性もある。

3 自分の勝ち(負け)パターンを知る

どんなときにうまくいき、どんなときに失敗したか

自分の場合は、ひとにたくさん会っている時期、ある程度目標をもって行動できている時期は
調子が良い

文章をこうやって書いて、本の内容をできるだけ自分のものにしようとしているときは調子がいい。

調子は、一日によって変動はするけれど、独りで晩御飯を惣菜を買って食べるような
生活としてなっていない行動をしているときは気分が悪い。

まわりがカップル、家族連れのなか、ひとりぼっちでいるときというのがどうしても寂しさがこみあげてくるのだ。この時はほんとうに調子がわるく、人生失敗したなという気持ちになる。

新しいことにzeroから飛び込める最後のチャンス

自分のいままでのパターンを使って、最後のチャンスをつかみにいくことができる機会

自分の必勝パターンを作っておく。自分の場合は「人に会って話をすること」

これが出来た日は気分が乗っている。

自分が悪い方向に行っているなという時は、どうかこれを思い出して、必勝パターンを

頑張ってやれるようにすることが大事になってくる。

4 セルフイメージを定期的にチェックする

セルフイメージとは、自分はいったい誰なのかというイメージです。
いくら稼いで、どんなひとと付き合って、どんなところに住んでいるのか、じぶんのセルフイメージ
を再度チェックしてみよう。そこで違いがあったら、日々固定している人生をちょっとだけ新しいこと
をするようにしてふだんやらないことをやってみようとしたりすることが大事になってくる。

そうすることで、凝り固まったセルフイメージを新しいものに作りなおすことが出来る。

5 お金と真剣に向き合う

若かったころはみんなお金がなかったが、段々と差がでてくるようになってくる
ここで、じぶんがいくら稼ぎたいつもりなのか、いくら使うつもりなのかをきちんと考えて
置く必要がある。まあこんなもんでいいやと思った時点があなたの人生のお金の上限です。

35歳を過ぎて 急にお金持ちになるひとはいない。
30代の時に一生食べていける資産を作れる自信がなかったら将来経済的自由を得ること
はむずかしいと考えるべきでしょう。

この言葉はぐさりとくる、、、

6 パートナーや子供をもつかどうか決める

30代の決断で人生は全く違うものになる、家庭が欲しいひとは積極的にパートナー探しをしなくてはなりません。

じぶんは本当に子供が欲しい。子供と一緒に暮らせたらならば、本当に幸せなんだろうと
まわりのひとたちをみて思う。だから、積極的に探さなくてはならないのだ。

7 自分の居場所を決める

自分の居場所を探すの20代だとしたら居場所を決めるのが30代
自分自身、いまだにどこに決められていない。居場所とは仕事の分野のことなのだが
なかなかうまくやれない。これで食っていこうと思っていても、おぼろげに他人の芝生が青く見えたり
組織のなかにいるために、やりたいことをやらせてもらえるわけではないのだ。
そうなると、実力をつけて外にでて働くという道を考える必要もあるのだな。

自分の分野はファッションビジネスだともうここで規定してしまおう。
そのほうがいいのかもしれない。そこでキャリアを積み上げていく。

8 両親とお別れをしておく

親が自分を生んでくれた時にどんなことをおもったのか、それをきちんと体験してみたい、
だから子供、結婚がすごくしたい。
なんにせよ、10代20代のころほどギスギスしていないで、両親をひとりの大人として
客観的にみることができるようになってくる歳になる。
そして、はやいひとで30代から両親が亡くなってくることがでてきます。
元気なうちにきちんとお別れをしていくべきです。

親とはいったい何なんだろうと考えることで、自分が誰なのかというヒントを見つけることができます

たいていおやの駄目なところは子供は受け継いでいるからです。

9 年齢の離れた友人を持つ

20歳、30歳年上の方との付き合いは自分が未来のシュミレーションになります。
様々なひとにあってみようと心がけてみて下さい。
そして、じぶんがなりたい40代を想定しておいて下さい。

逆に年下の友人をもつことは忘れかけていた情熱を思い出させてくれます。

10 運を味方につける

運について学ぶのは、回りのひとの運気を観察することです、運の良い人の生活習慣
悪い人の習慣などがみえてくるとおもいます。運の良い人の生活習慣を真似る。


11 自分のなかにあるダークサイドを癒す

20代で不摂生をしているひとは30代で身体を壊すようになっています。
そして。38,39歳という40歳の切れ目になる瞬間絶望を感じます。
もう40になるのになにをしているんだ、という切迫感がじぶんを抹殺したくなる
行動に追い込みかねません。

12 メンターから学び、教えを次に回す

メンターというか二人尊敬する男性には出会うことができた。これがメンターなのかもしれない。
より理想の生き方をしているひとをさがし、その人を探していく。

先生はひとりじゃなくていい。複数でいい。

教えは誰かに教えることでその学びを深めることができます。

教えるメリットは30代はもうすでにいつまでも学ぶ側にいられなくなっていることです。

13 人脈を金脈に変える

人生の豊かさをもたらすのは人 家族や親しい友人をあわせても20人もいるかいないかくらいしか親しく付き合うことはできないだろう。どの20人と親しく付き合うかで人生の幸福度が決まる。

自分主催のパーティーを開催する
人との付き合いや新しいことを学ぶのにお金を惜しんではなりません。

14 才能の掛け算で勝負する

あなたができる最大のことにエネルギーを集中させる必要があります。それでも才能は中途半端なものでしかないです。 ひとつの才能で成果を出している人はほとんどいなくて、

まわりとの掛け算で才能を開花させているひとがほとんど。
ついひとりで頑張ろうと思ってもたいした成果はでないのではないだろうか。
じぶんにはないものは、他人のもっている才能で組み合わせて借りてくれば良いのだ。

15 大好きなことを仕事にする

30代は大好きなことを仕事にしてほしい。幸せになりたければ大好きなこと以外仕事にしては
いけません。30代以降も嫌いな仕事をしていたら精神が齲まわれていくでしょう。
仕事に100%愛情を注げない人が其の仕事をする資格はありません。
一生のあいだ、目の前の選択肢からいつもわくわくするもの、怖いけれど楽しそうなものを選ぶだけでいい。
30代がラストチャンス


16 人生の目的を知る

なんのためにいきているのか?じぶんは、苦しんできた若い自分のようなひとを救うことを
目標にいきている。おなじような苦しみを味わいさせたくない。

朝起きて、心からやりたいことがあるのは幸せなことです、世界じゅうの人がドウ考えようと
あなたがほんとうに大事にしているものをみつけてください

役割ベースの生き方、モチベーションベースの生き方、インスピレーションベースの生き方

それぞれあるが、深い所から静かな情熱を出しているような生き方というのはインスピレーションベース
落ち着いた岩をみているように動じないし、ここにあることが正当だという気持ちにさせられる

役割は 部下だったり、上司だったりの役割 モチベーションは上がっているときはいいがさがったりするときあげるために努力しなくてはならない

最終的には、じぶんはだれであるか、自分らしくあること、そのままでひととつながること

そのためには、何度も「自分はだれか」を思い出すこと、自分がなにをやりたいのか、なにをやっていると幸せなのか、

目の前の選択肢で一番ワクワクするものを選びそれを毎日実行することで、自分はだれかはわかってくる

ライフワークを始めよう
ライフワークとはあなたがそれをやっているだけで深い満足感を得られたり自由な感じがする活動です

自分の生まれてきた目的はたいていあなたが一番苦しかったことつらかったことに関係しています。
20代で諦めていたことがひょっこり現れてくるのが30代
じぶんの才能らしきものに見つけられたらそれをどうか磨いてみて下さい。

17 自分のお葬式の弔辞を書いてみる

じぶんが死ぬ所をイメージする
じんせいは有限だ!

すこし歳はとっていますが、やりたいことだったらすべてやれるような時間はいまだ残されています。ほぼだんでも可能です。やらなかったら後悔するということをなんでもしてみてください。


なにも行動しなければ変わりません。



ブログというか読書メモ  30代として、ラストチャンスだということ、本当に好きな事を掘り下げる
勇気をもつことをこの本ではなんども謳っていた。書くことが好き?レディースの服が好き?
パーティーのひとつなぎが好き?それぜんぶ自分が若いころ苦しんできたことの裏返しだったりするのだ。その辺がじぶんのキーワードだったりするのかもしれない、


人生をどう幸せに生きるかを考える基盤作りが20代


http://yasu0312.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html

こっちのほうが若い世代だけあって、まだ優しい。30代はラストチャンス

2013年4月10日水曜日

プレスリリースはラブレター読了 最良のPR初心者講座




プレスレターはラブレター読了


自分は、こういうプレスの仕事をしたことはないが、プレスリリースというものは、
ここまで相手のことを考え、自分たちのどの部分を伝えると、ネタとして取り上げてもらえるかを考える仕事だと思わなかった。見た目の華やかさとは裏腹にものすごく営業的なセンスが求められる仕事だと思った。

マスコミに自分たちの商品や会社を載せるという営業をしているのが広報なのだ!

プレスリリースを書く。それが取り上げられない。なぜだろう。
プレスリリースが端的に言えば載せられない理由は、つまらないからだ。
プレスリリースを出す側の基準で書いているからだ。
だから面白くもなければ役にも立たない。


お決まりの文句だったものを、相手のことを考えた「企画」として送るように変更した。
そうしたらみるみる採用が決まった。
情報をネタとして提供してあげているからだ。



何度も繰り返されるが、プレスリリースはラブレター
プレスリリースで、テレビマンの心のスイッチを押す方法

マスメディアに送るが、読むのはたった一人の人間だというパーソナルメディアである事を忘れないで欲しい。

写真は有効。文章は写真のどこにつければ良いかなど、詳しい書き方は本書を読むとわかる。この本全体をとおしてものすごくプレスリリースの出し方に対して具体的にかかれており、また受け手側のこともきちんと書かれており、この本一冊あれば
結構ちゃんとしたこころのこもりつつも、技術的にも劣っていないリリースが出せると思う。


繰り返しになるが全てはプレスリリースはラブレターのごとくパーソナルメディアである事を忘れてはダメなのだ。


広報マンとして取り上げて欲しいテレビ業界とはどんな風に番組が決まっていっているのか?

ネタ会議
ここでボツにほとんどなる
構成会議
通ったネタをどのように演出するか決める
リサーチ
企画を練り上げるための調査をする
台本書き
放送作家の仕事
ロケ
撮影
編集
ナレーション入れ
司会者と打ち合わせ
オンエア

このようにものすごい工程があるので、時間に追われる毎日を過ごしている。
そこにネタの形のした企画がくれば忙しい身としては飛びついてしまう。



リリースを書く前にやる事

PRが相手にするのはにんげんです。
その都度最高の方法を考えて行く必要がある。
だから、PRの書き方のマニュアルというものは存在せず、個別個別に合わせてかかなくてはならない。

まずなぜPRするのか?
会社のブランディングなのか、商品の認知をあげるのか?会社のゴールとPRのゴールは揃えなくてはならない。

基本的にはブランディングがPRを通しての会社のゴールだが、きちんとイメージを揃えているか?

プレスリリースを出すタイミングは、流行を利用できるとき、
または新商品がなくとも消費者が求めていると感じるとき

本当にこの本は具体的にどのタイミングでどう出せばよいのかまで書いている、ネタバレ全開の本だ。

PRをやっていない人には役に立たないが、細部までこだわり、相手の状況、こちらの状況を読んで、最適なタイミングで出し、それを連鎖させていくというのは凄い勉強になる。



PRの書き方

会社のネタを100個出す。
とにかく目立つ事
そして、何らかの分野で一位であること
テレビは一位をものすごく好む
というか、世の中の人は一番のものしか覚えていない。

PRの効果測定
広告費に換算するとでる

PRの書き方
メデイア側はプレスリリースにそれほど期待しているわけではないから、力をいれて読まれるプレスリリースを配信しなくてはならない。
読んで面白いもの、楽しいものを作る。
ただ、目的は、会社または商品が取り上げられる事が目標であるのは忘れない事

プレスリリースは夢を乗せた一通

テレビマンがPRに読む時間は一秒
表紙で判断されてしまう世界

本当に愛する人に書くラブレターのように考えて思いを巡らせて書かなくてはならない。

プレスリリースには、お願いではなく提案・企画を書いて欲しい

そして、何から何まで伝えるのはできないから、一番伝えたいことにフォーカスして書くこと。

この本だったらプレスリリースはメデイアにたいするラブレターだという事のように、一言で表せる標題が必要になってくる。


テレビに取り上げられたかったら、そのテレビ番組を研究し、雑誌だったら相手の雑誌を研究する。相手を知る事をできないとラブレターも一方的なものになってしまう。


リリースはだれに、どれ。送って採用されたか不採用だったかきちんと表につけておく必要がある。星取表をつけておくのだ。
そして、分析に役立てるのだ。そして概要欄になんでうまくいかなかったのか、うまくいったのかの分析を書いておくと完璧だ。このネタが将来にわたって役に立っていく。



採用が決まったら

現場に資料と商品を届ける。相手は忙しい。相手の事を考えて行動していかなくてはならない。
せっかく選んでもらったのだから、媒体との関係を築けるまで努力を続ける

そして、紹介してくれたメディアへのお礼のフォローは忘れがちなので気をつけること



ネット戦略も広報の第一の仕事
消費者とコミュニケーションが密になればなるほど会社が得られるフィードバックが増える。



起こってはならないが、どうしてもおこってしまうクライシスサバイバル

危機管理も広報の仕事
とにかく正直になること
お答えできませんは使ってもいいが、わかりませんは使ってはならない。


広報は会社の顔として、なんでも知っていなくてはならない。そんな素晴らしい仕事だ。
最後に理想の広報マンとは
社会人として信頼出来ること
なんでも会社のことは知っている広報マン
頼りになるコンサル的広報マン
マメな広報マン


面白い本だった。こんなにネタバレしていいのかとも思ったが、ネタバレをしているということは新たなステップに進んでいくきっかけにもなるのだろう。
広報に、仮に配属されることがあったらまず第一にこの本を読み返したい、そんな本だった。


テレビで売り上げ100倍にする私の方法


http://yasu0312.blogspot.jp/2010/01/blog-post_1273.html

も読んでいたので、二冊目ということになる。

レバレッジ英語勉強シリーズ 好きな事こそ上手なれを英語でも


レバレッジ英語勉強法読了

今、自分は外人の家庭教師に一週間に1hついてもらってのレッスンをしているのだけれど
たしかに度胸はついた。言葉が通じなくても、ジェスチャーやらなにやらでなんとかなっている。
先生とは長いのでうまくコミュニケーション取れるが、partyなどにいった時、日本語のできない
外人を前にした時、怖気づいたり、薄いコミュニケーションしかできるようにしかできない
もどかしさがあった。それをこの本は、解決してくれる。
自分の興味のある分野のみ狭く深く勉強することでたった3ヶ月で喋れるようになる。
それを何個も繰り返しているうちにより一般的な2000時間勉強するために単語帳、文法
そういったことをやることも苦じゃなくなる。やっぱり楽しまなくては駄目なんだ!

この本を読んで、自分の英語勉強計画表を修正しました。この深く狭くは絶対に楽しそうなもので。


この本は英語ができない人向けに、最短でどうすれば英語ができるようになるかを書かれた本
著者も26歳まで英語しゃべれず、それでいながらいまはMBAをもち、ハワイぐらしという状況
そんな彼がどうやって英語を喋れるようになったかのノウハウを提供してくれている。
この本のモットーは、完璧でなくても役立つ英語を、短い時間で効率よく話せるようにする。
本書では三ヶ月で英語を話せる基礎を作る

英語を話せるというのを映画をわかったり、どんなことでも話せるというペラペラの状況を考えているのが間違いだ!

範囲は限定されるが、仕事で役立つレベル、不自由なく仕事でコミュニケーション取れるレベルを目指す
決してプロレベルは目指さない

まず、なぜ英語を勉強するのか?その理由が述べられる。

まず英語とは、投資ではなく資本金レベルのものである。ビジネスをやる以上、英語は必須。最低限なくてはならないものになっている。

なぜなら、情報格差、収入格差、時間格差、人脈格差、楽しみ格差、思考格差、 それがうまれてしまう!!

よく言われるこれからは、

語学 IT 金融
この三分野で自力をつけて行くことが、レバレッジ効果が高くなってくる
語学 IT. 金融
大前研一がずっと言い続けていることと同じだな。

まず英語は正しい英語を話そうとしてはいけない
そんな思い込みを捨てる
そのメンタルブロックを外さなくてはスキルアップもままなら無い。

向こうの三歳時と同じレベルしかしゃべれないのは悔しいが、行動を起こすことこそが英語力向上につながって行くのだ。

英語以外でもメンタルブロックはある。人生のメンタルブロックとして、

もう歳だから、
転職したばかりだから
サラリーマンだから、
こういう思考停止グセはなくさなくてはならない。

できない言い訳ではなく、どうしたら出来るかを考えるグセをつけていく




英語はアウトプットの時間をどれだけ持つかにもよる。

アウトプットの良さは失敗という最大の学びを得られることに尽きる

自分が関わっている分野のビジネスで不自由しない程度にコミュニケーションを取れるという目標に設定すると良い

その時、勉強でやってはいけないこと
英語のリスニングシャワーを聴き続けること
英語のテレビドラマを字幕なしにみること
取り敢えず英会話スクールにいく
まずはTOEICを受ける
単語力をつければリスニングもスピーキングもOK
中1に戻ったつもりで文法をやり直す
思い切って留学する

これらはやっても、レバレッジ効果の少ない勉強法
英語すべてのスキルを上昇させようとするのでなかなか、成長した実感が湧きにくい勉強法だ。

それよりも狭い範囲の英語を基礎レベルで目指す最小限の英語力をつける

勉強には
即効性のある勉強と遅効性のある勉強法がある。
勉強は即効性のあるものをメインにやるほうがたのしく向上して行く。

自己紹介のマスター、偏った分野の英語力、きっかけの言葉だったりあいさつのバリエーション
とっさの一言などなどが即効性のある勉強だ。

単語だったり、文法だったりが遅効性のある勉強だ。



まず、なんにしろアウトプットを前提にしないとインプットは無駄になってしまう

最小限の労力で最大限のリターンを取る。狭く絞る事が大事になる
その為にはアウトプットから逆算してなにをインプットするか決める

やらなくてよいものは徹底してやらない
だったら偏った英単語を100個覚える
だったら偏った言い回しを20個覚える
キッカケ語だったり、相づち語など、狭くても深い範囲を覚えていく。
英語圏の人間は黙りこくるのが嫌がるので、相槌語の勉強はすぐに役に立つ。


なんにせよ、アウトプットから逆算して、狭い範囲の英語力向上させること。
それを何個も身につける事が英語力向上の近道

やっぱり英語の勉強は、英語使って面白いと思わなければ、やっぱり続かない

まず真っ先にこちらから発言して、話題を自分のフィールードにもっていく

暗記は本に書いてある3回やるというよりも、



暗記ソフト i 暗記 使いやすい


http://yasu0312.blogspot.jp/2013/03/i.html


で書いたような最新の暗記アプリを使うと脳科学的に、忘却曲線まで考えて作ってくれる
ソフトが存在しているのだ。ただ、スマフォが必須という条件があるが。



偏った狭い英語を何個も覚える事で、挫折しないで済む
そこから、従来の語学勉強をスタートしていけばいい!

レバレッジ効果英語勉強法では三ヶ月をワンクールに成果を出していく
その間は遅効性のあるものには手を出してはいけない

努力の成果が目に見えてわかるようになるとやる気が高まり、実際のレベルも上がる
レバレッジ勉強法に必要な時間は180時間
この180時間を勉強できるように時間を作って見る。
そうすると強制的にこの三ヶ月は朝型にセットせざるえない。

3ヶ月をめどに、自分の好きな分野を狭く、深く勉強して楽しく勉強してレバレッジ効果を効かせていこうという本。

影響はすごく受けて、今日からサッカーについての語集を作ろうと思っている。

レバレッジシリーズは数が多いから、甘く見ていたけれど、いい本が多い。



レバレッジシリーズ勉強法編


こっちシリーズも投資と消費で勉強を捉えていて面白かった

2013年4月9日火曜日

お金のストレスフリーをつくるための悪い習慣を治すための本


お金が貯まらない人の悪い習慣39


お金のストレスフリー

この人のすべての本はこれをテーマに書かれている

お金のストレスに潰されないで生きて行けると、世界がだいぶ変わってくるらしいのだ。

じぶんもそれを見たい。だからこの人の本は何冊も読む

悪習慣
1. 今が楽しければ、それでいいと思っている
2.いつかはお金持ちになりたいと思っている
そのいつかとは、今でしょ!締め切りを設けないとズルズルと何歳までたってもお金はたまらない
3.お金儲けは悪いことと思っている
4.ビジネス書を読んだだけで満足してしまう
行動こそが必要
5.ついついサービス残業をしてしまう
しっかりとじぶんの仕事は効率良く終わらせなくてはならない。残業している自分に酔ってはならない
6.2-3分の遅れは遅刻じゃないと思っている
時間にルーズはお金にルーズ
7.なんとなく夜更かしするほうだ
8.忙しいと口にするだけで解決策を考えない
9.誘われたら必ず飲み会の二次会に行ってしまう
お金を貯めたいなら二次会には行くな!
10.やりたいことはあるけれど資金がない
11.この人は特別だから成功できたんだ
12.じぶんの立場ではどうしようも無いことがある
13.自分がもうちょっと若ければ、、、
14.景気が悪い。今は動かないほうが良い
15.英語なんて話せなくても生きていける
16.家に帰るとまずテレビをつける
17.安いと聞くと遠くまで買い物に行く
18.パチンコや競馬などのギャンブルが好き
19.あれこれと理由をつけて運動していない
一番大事だと思ったトピック
健康管理のできない人イコールお金の管理ができない人
健康になるとなぜかストレスがたまりにくくなる。そうすると浪費も減る。衝動買いも減る。貯金ができる。
20.ファストフードやジャンクフードをよく食べる
21.体重計に乗る時は健康診断の時くらい
体重もお金もレコーディングして行こう
22.ブログやツイッターをやっていない
23今の会社は居心地がよい
会社とは無関係な人とも接点をもって刺激を受けて欲しい
24.人と会うたびに名刺交換している
名刺早蒔き競争をやっても意味がない
多くの出会いがある場所にいくとやってしまうミス
名刺交換は数より質が大事
25.その場の中心人物ばかりに近づきたがる
まずは身近なひとを大事にする
半径一mに居合わせたひとと楽しく会話を弾ませ親交を温める事
26.レストランの注文でひとの意見に合わせてしまう
27.親に反抗できない
親子関係は人生で最も大きな人間関係
28.ひとの名前がなかなか覚えられない
29.パソコンのデスクトップがファイルで埋め尽くされている
30.身の回りにあるものをなかなか捨てられない
31.同じような商品を度々買ってしまう
32.いざという時の必要な名刺が見当たらない
33.収入源が会社からの給与だけ
34.投資は大損しそうとためらいがある
35.クレジットカードをリボ払いにしている
借金がある時は一括返済
36.もらったレシートをすぐ捨ててしまう
37.長いこと保険を見直していない
38.マイホームは大きな資産だと思うことマイホームはローンを払い切らない限り負債
39.給与はコツコツ貯金している
貯蓄だけではお金から自由になれない
資産運用をきちんとやらなくてはならない

田口さんの考えプラス異常にライトな本なので、説得力があるかは田口さんとお会いしたことがあるかによると思う。本自体は勧めるような類のものではないのかもしれない。
ただ、この人は日本でマネーで悩めるひとすべてのところに呼ばれたら必ず講演にいくというポリシーを持っている。じぶんはそのポリシーに惚れて、この人の本を買い続けているのだ。

会おうと思ったら、ファンレターかメールを書いて、感想書いてやり取りをする。三十分でもお時間をもらえないかお願いして見る。
お金に悩める仔羊にはそういった優しさを持っている人だと自分は思っている。




28歳貯金ゼロから考えるお金のこと


http://yasu0312.blogspot.jp/2010/06/28.html


年収200万円からのお金と人生人生を真剣に考える


11歳のバフェット



これだけ田口さんの本をよんでいたのか、、自分でも驚くな。

2013年4月3日水曜日

スピーチ力と話す力は人の魅力の根幹

人を10分ひきつける話す力 読了


斉藤孝はこう新書のような簡単な本を何冊も出してネタがつきてこないんだろうか。

今回は話す力についての文庫本を読んだ。


10分人を惹きつけながら話すということはすごく難しい。
(話すとは、少人数にむけて話すのではなく、多人数にむけて話すことを言う。)

人前でしゃべるのは、プレッシャーが凄いから、ぜひ慣れとエネルギッシュにやって欲しい。

人を10分惹きつけるには
話す内容が大事になる
声の張りや視線など聞く人にむかう身体の能力が必要になる
場の雰囲気を感知して冷静に対処するライブな能力が求められる

10分人前で話すことで、人間としての総合力がわかってしまうのだ。

だからこそトレーニングが必要だ。

良い話とはなにか 

意味の含有率が多い話だ。 他人に話して面白いと思ってもらえるきちんと内容を加えられてる
かきちんと自己チェックをしていく必要がある。

15秒の話に意味を加えられるか?この15秒プレゼンテーションは意味ある話をするうえで有効なトレーニングになる。

まず話す力でひとは評価される。 アメリカ大統領のスピーチには、莫大なエネルギーを投入している。

いま、この場で、なぜこの話を、他人と差別化して、伝えたいメッセージをひとつにして
きちんと話すことができたら評価される。

同じようなことを
社団法人 日本プレゼン・スピーチ能力検定協会でもいわれたことがあり、ここの一回きりのお試し講義に参加したことがある。そのときに、自分の話すための姿勢だったり、内容をどれだけストックしておけるかなど、スピーチすることの重要性をすごくよく話された。自分もお金ができたらここで訓練していこうかと思う。

そもそも面白い話とは?
共感と発見がある

スピーチ検定で言われたことは、スピーチとは相手へのプレゼントなんだということだ。
この相手の人生に共感があたえられ、発見があるというものは最高のプレゼントになると思う。

けっしてやってはいけないことは、原稿を読み上げるということだ。これをやるとライブ感が失われ、いまここにいる聴衆にむけてはなしているという感覚がゼロになってしまう。

だからライブ感が必要になってくる

話すときは、中心となるテーマは何度も何度も出さなくては書きことばとはちがって、逃げられて
しまう。

そして、はなすときは、既知の内容から未知の内容へ話を進めていってあげる必要がある。

そうすると、聴衆は理解することができる。

何事も聴衆がこのスピーチを聞いてよかったなあと思えるようにするのだ。

これはスピーチ検定で何度もスピーチは相手へのプレゼントだという言葉で何度も言われた。

スピーチをうまく成りたければ、何度も練習するしかない。



人間として根本的なものは 知性、 感情、 意志 の三つだ

これを知情意という

本を読み、知を研き、情をもって相手の感情、場の雰囲気を読みとり、 意志をもってこれを伝えたいんだという強いメッセージを送る。

それに加えて、話すための身体ができているか、声の調子、ジェスチャー、顔の表情

この知情意を鍛えることこそがスピーチのうまくなるコツなのだ。


話すネタは、落ちがあって、 そして同じネタを何度も研くほうが良い。そしてうまくなってから
別のネタに進むほうがスピーチ力は上がる。

話す内容については、そのひとが本当に伝えたい考え抜いて話すのが必要になる。

お客さんの雰囲気をつかむライブ感を身につけるためには今話している内容のほかに
べつの頭で次になにを話すかを考えておくほうが良い。




それでは具体的なトレーニング方法は、いま一時間話した内容を3分に要約して、隣のひとに話してください。

そのとき、要約内容に自分の経験を加えたりすると、共感や発見を相手に与えられてスピーチ力はアップする。

録音して、自分のスピーチを見るとあるが、スピーチ検定では、スピーチしていたところを録画していた、そして客観視させ、どこがまずくてどうしたらよくなるのかを訓練させていた。

そのビデオを見ると、ほんとう5回くらいのトレーニングでだいぶかわるのだとわかる。



まとめると
 
話にどれだけ意味があるかを考えて話せているか
実際の聴衆を前にどれだけライブ感を持って話せているか
ネタをどれだけ豊富にもっていて、その場に適切なものを選べるか
そして、声の張りなど身体性をもっているか



もし、スピーチ力を身に付けたかったら


ここに行くといいと思う。自分も近いうちに行きたいと思っている。












やはり超整理法は楽しい。。


続「超」整理法・時間編

1996年の本だから、まずもって古い
古いながらもエッセンスで使える部分は書き出していきたいと思う。



時間はない だから時間管理法を考える

早起きは試した が、根気がなくつづかない
人生の目的を考え、逆算してやることを絞れ! 
がどうやって人生の目的を絞るのか は一朝一夕にはいかない。哲学的すぎる。
よって技術論に専念した内容にする。



タイムマネジメントとは スケジューリング 時間節約 時間増大 の3つに分かれる


スケジューリングは、自分の持ち時間の把握とやるべき仕事で決まってくる。
なにをやらなくてはならないかの見積もりを見誤ることが多い。
それであわてふためいてしまう。


;


ここは8週間を一覧で見渡せる超整理手帳の出番だろう。

これをみて、重く大事な仕事の前には、スケジュール帳が空欄だったからといって
いれてしまう居座り案件というものが発生しにくくなる。

スケジュールとは、その日一日の点ではなく、何日もかけてやる線のような仕事もある。
それをこの手帳でいっしょくたにしたところが白眉だったと思う。

TO-DOリストの勧め

こちらはポストイットを進めているが、いまは グーグルTODO だったり Remember The Milk
など様々なツールをスマートフォンさえ持っていれば使えるので、一覧性にすぐれた紙ベースより
WEBサービス系のほうがいいと思う。

すぐやるメモ 頭の中のリソースはそんなに多くはない。だったら書き出してしまえという考え



仕事の進め方 

一気呵成に8割がた(他人がみて理解できるレベル)終わらせてからちょっと寝かす。
100%まで仕上げるのは難しいし、いろんな電話や緊急の仕事が飛び込んでくる。
そんななか完璧までできるわけない。なので8割で終わらす。

逆に5割くらいで終わらすと何をやっていたかを再度見直さないとならないので
けっこうめんどくさくて時間の無駄になる。
で、電話も取り次がない、なにも入ってこない時間を作って集中せよ(これがどうしても早朝)

そしてバッファ(予備日を一日)を作っておきなさい

遠い将来に予定が入ってくるのが大事な仕事だということだ。
なので重要な仕事をしているときは手帳が真っ白でなければならない。

また3か月以上を超える約束はしないほうがよい


電話の連絡方法

電話は最悪の方法だ。こっちがかけても出る確率は3割 コールバックでもこちらが出る確率は3割
なので50%の確率でしか話し合うことができないのだ。
そして、こちらのお構いなしにかかってくる時間泥棒。

解決策としてFAXをつかえ という。文章のほうがわかりやすく証拠にも残る。
いまだったらメールだろう。 これもいまの仕事だとメールをみんなCCつけまくるので
メール量が増えすぎて困るという問題も発生する。


文書が大事だったら講義はいらないのでは?それは違うという。すぐに質問ができる点
また、解法の過程や、間違った時どうリカバリーしていくかを生で見ることができる。
なので、先生が間違った時が一番の勉強チャンスだったりする。


押し出しファイリング法

アクティブ(現在進行形)ゾーンと アーカイブゾーン(資料)に分けておく。

カード方式のようにひとつの案件にはひとつのファイルに入れる。
そして、使った順番にファイルをいれていく

ファイルは案件日付をいれておく

使った順にいれていけば、使っていないものが押し出されていき、アーカイブゾーンで資料として
保存される。

仕事は内容で分類してしまうとどこになにをしまったか不明だが、いつやったか日付だったら問題なく思い出せるからだ。
名刺も時間軸管理がいいのだが、 いまはiphoneアプリで検索かけたほうが良いだろう。

このひとの整理法の考え方は最小単位にまとめて時間軸に並べて管理。
そして仕事もプライベートもひとつのところで管理。



時間増大


外注する
職場の近くに住む
人に頼む
部下に頼む

この部分ではなかなか難しく、驚くような答えはでてこなかったと思う。


最後に

他人の時間を大事にする

面会や会合に遅れるのは他人の時間泥棒だ(これは本当に反省しなくてはならない。遅刻癖だけはぜったいに治したいところ)

文章を送る時、ひと手間、こちらの連絡先と住所電話番号は書いてあげよう
そうすれば、相手も探す手間が省ける。







残念な人シリーズ読み始め~



残念な人の仕事の習慣


結構すきな本だったりする。
事例がたくさん載っていて小話のネタ帳になるのだ


ゴルフ場の朝食無料にすると、遅刻客が激減してスタッフ、キャディーの時間調整がすごく楽になる。

ビジネスホテルの大浴場は、個室個室のお風呂の掃除の手間を省くため

餃子の王将のキャンペーンは、調理師が同じメニューを作る機会が増えるためひとつひとつ
教え込むより技量がはやくあがらせるため


こういうビジネスのクリエイティブな小話は、受けるのでネタ帳にとっておけるのだ。


あとは、平凡なことで

相手の立場にたって行動しましょうということが具体例とともに書かれている。
自分の行動がどうまわりのひとに影響をあたえているのか。
遅れるなら、すぐに報告・連絡・相談

どんなに本を読んで理解してもこれを実践するのはむずかしいい。
どうやってできているのか、ぜひ知りたい。

そこまでこの本では踏み込まない。そういうのは大事で体験、体感していくしかないよに収まってしまう。そこが残念。

本のなかでも、自分で経験したことを本を通じて整理することは可能だが、本で読んだことを経験として活かすのは難しい

と述べている。

小ネタ部分では大活躍

MKタクシーは一度予約で使うと電話番号を登録、自宅も一度送り届けてもらうとインプットされて
わざわざ住所をいう必要もなければ、名乗る必要すらないという徹底ぶり。

こうやって他業種のことを細かくネタとしてしっておくと、今後自分の分野でなにかしら役にたつ
ベンチマークになるかもしれない。

181Pでそもそも本屋にレジは必要か?のところで、ここはそうだと思ったのは2013年ではツタヤではセルフレジを導入をし始めているのだ。

万引き対策などの方法さえ考えられれば、付加価値の小さいレジ打ちがなくせるのかもしれない。


このひとのスタンスは大好きだ。 出発点は遊び 楽しく遊ぶためにはお金がいる。時間もいる。

だから正確で効率的に働くことを考える

もっと楽しく遊ぶにはもっとお金が必要だ。そのためには収益性を高い事業をしなくてはならないし

そのために、高い人間性も求められる。仲間も必要になってくる。仲間と喜びを分かち合える仕組みつくり

高い人間性が必要になってくる


原点はたのしく遊びたいがために仕事をするのだ! 






2013年4月2日火曜日

塩野七生お得意の政治とローマを絡ませた新書



日本人へ リーダー篇読了


人間ならば誰にでも現実のすべてがみえるわけではない。
多くの人は、みたいと思う現実しかみていない。
ユリウス・カエサル

たまに塩野七生の本やコラム集を読むと楽しい気持ちになる。
このコラム集から、本全体を貫いている一本の筋をみつけるのは難しかった。
なので、気に入った言葉を書き出していくことにしようと思う。

国家の体力とは経済力なので、それの回復に専念すること
 
民主党は平等を中心に掲げたから、経済政策はやらなかったが、
いまはアベノミクスで経済回復先行している。

経済がよくなれば、まわりの国も無理難題は言ってこない。尖閣諸島にしても
竹島にしても、日本の国力が落ちてきたことで発生したことだと思うし。

危機の時代は指導者が頻繁に変わる、クビをすげ替えれば危機も打開できると人々は夢を見るのだろうか。だが、それは夢であって現実ではない

いかなる事業と言えども、その成否は参加する全員が利益を得るシステムを、作れたか否かにかかっている。

書いている時期が五賢帝が終わり、ローマ終焉の時期と、それとイラク戦争でのことを絡めながら書いていて、趣がある。このローマ時代がどれほどすごかったのか!その歴史に学ぶことをしたいという気持ちにさせるのが、塩野七生の存在価値だと思う。女司馬遼太郎といわれる。なぜか歴史書としては使われないが、塩野七生からマキャベリ好きになった人間には、このおばちゃんが書くものは本当かどうかわからないが、軽い知的な歴史小話を聞いている気分になるのだ。

想像力も筋肉に似て訓練を重ねていないと劣化してしまう。 

いかなる分野でも共通して必要とされる能力がひとつある。それは想像力だ。

出来事に対して、自分だったらどう考えるだろうか?スタートラインにしてみては


このおばちゃんがいいのは、若い時分にイタリアに住むまでしてしまう行動力、そして自分の文体をみつけ、政治と文治と歴史という分野を通じて自分の考えを世間に広めるということをちゃんとできているからだ。なんかかっこいいのだ。2005年頃のイタリアや仏の政治事情なんてもうわすれちゃったが、読んでいてかっこよくてたまらない。

なぜローマ人だけが

「もてる能力の徹底した活用」である。言い換えれば、一つ一つの能力では同時代の他の民族に劣っていても、すべてを総合し駆使していく力には断じて優れていた

手始めに「終戦」ではなく「敗戦」といおうではないか。終戦は戦争が終わったことでしかないが、敗戦となれば、この言葉を耳にする人の男人かは必ず、なぜ敗北したのかを考えるよう
になる。


自分もこの考えに賛成。言葉のごまかしで本質をぼかしてはいけないと思う、どうしてまけてしまったのか、次に負けないためにはどうするのかを考える必要がものすごくあるのだから。


この人の本を読むにつれ、欧米での日本の扱いの低さ、小ささを感じさせる。時差のせいもあるとは言っているが、それにつけても外政がうまくいっていなかったりしてたのだろう。
海外(ヨーロッパ)から日本のことを書いてくれる保守系の現役作家というのは少ないので読んでいて発見があるのだ、

だから塩野七生は大好きだ。

2013年4月1日月曜日

人生をどう幸せに生きるかを考える基盤作りが20代



20代にしておきたい17のこと読了

この手の本は読んでくれる読者を褒める。
文章のレベル的には中学生向けだが、 
内容は実際にやるとなるとさすがに大変なものがある。
世間ですごくガンバった人がものすごくなめらか優しく噛み砕いてくれて仕上げてくれたのが
こういう自己啓発本

だから読んだだけでは自分の知力はあがらない。ただ、実行をすれば効果がある。

1 人生最大の失敗をする
人生において一番若く一番歳と取っているときはいつ⇒今! このやり取りはずっとつかわせてもらっている。

2 大好きなことを見つける
いまのうちに死ぬ間際のことを振り返ってどういきたかを考えておいたらいい

3一流のものに触れる
いろんなひとと出会える機会はそうそうないよ

4人生を100%楽しむ。
これは自分はできなかった。すべて100%出しきれなかった後悔がある。

5死ぬほどの恋をする
自分もできなかったな。これからでもやりたい

6一生付き合える親友を見つける
これは、学生時代に作らないと間に合わなかった。無事にこの人のためにというのはできた。

7両親と和解する
父と和解できるとキャリアを積むときに感情的な抵抗がなくなり、母と和解していると
今の自分を受け入れるようになる。

これこそがこの本の白眉の章だったと思う。 いまだ生きている両親と和解する、心を通じ合わせるのは本当に難しい、テレもある、反発心も残っている。そんななかこの努力はタイムリミットが決まっているだけに急がなくてはならないと思った。

8自分のルーツを知る
なぜ自分は生まれたのか そのビジョンを明確にするためのひとつの方法としてルーツを知る

9じぶんの才能の形を知る
好き・嫌いをベースに考えればいいと思う。

10専門分野を持つ
8番9番と繋がるが、自分にはなにができるのか、なにを社会に貢献できるのかを作っておく

11メンターを探す
人生を導いてくれる人 一人ではなく何人でも問題ない

12人生が変わる本と出会う
自分のこころに刺さる本は人生をかえる

13質問力を鍛える
つねにどうしたら解決できるか?をかんがえられるような質問を自分自身にしていく

14お金と時間の管理を学ぶ
このふたつの消費と投資の割合をきめること。お金の奴隷か主人かパートナーかになるは、ユダヤ人の教えでのテーマでもある。

15 没頭できる趣味を持つ
人生は楽しむためにある

16異文化に触れるたびに出る
自分が動いた範囲だけ意識が広がってくる

17運について学ぶ
人生には不幸なことは起こる。そのとき、どうして自分は運が悪いんだろうと思うか
ここからどうやって跳ね返してやろうかと思うと運がよくなる。
これは一生を通じて役立つ質問。どう捉えるかが人生の生き方になってくるのだ。



2013年3月31日日曜日

暗記ソフト i 暗記 使いやすい


http://ianki.jp/ianki/
web2.0て言葉が流行ってた頃、梅田望夫はものすごく持ち上げられていた
その彼が、羽生さんにいった、我々はインターネットをつかって知の高速道路
に乗っているのだ ある程度までは、ITを駆使していくことができる。

いままで単語帳をつくって覚えようとしていたが、
なんども挫折して単語が覚えられない人のための
ソフトがここにあった。



他人の作ったものを使ってやるよりも、むしろ自分でわからなかった単語を
コツコツと積み上げていったほうが効率的に覚えられるだろう。

一回目は、他人の作ったカードデッキを使ってやっていたのだが、
知っている単語もあるし、どのような理由でこの単語が覚えられなかったんだっけ
という文脈がまったく思い出せないので、ぜったいに自分でコツコツと作るほうがおすすめする。


iphoneかアンドロイド必須のソフトだというのが、今の時代らしい。

2013年3月24日日曜日

生きるのに困難な人のタメに。。。




心の休ませ方 加藤諦三 著 読了

人生には頑張る時と休む時がある。あなたの今の疲れは長い人生で無駄ではない。
いまのいきることに疲れた状態は自分の人生に必要なトラブルだと思えばよい。
自分の生き方のどこにトラブルがあってどこに間違えがあったのかを考え、
トラブルから学ぶことである

生きることに疲れた。
一人でいることは楽しくないが皆でいるのも人前で自分を偽らなくてはならないから消耗する。
こういう人が生命力の低下した状態を生きるのに疲れたひとといえるのではないだろうか。

生きるのに疲れた暗い顔恨みがましい顔をしたひとは甘えの欲求をみたしていないひとである
甘えの欲求を持つひとは傷つきやすい

なぜかといえば、子ども時分に逆に親から甘えられ、親子の役割を逆転してき続けてきたからだという。

その憎しみの感情は、吐き出せずこころにたまっていく。そのあいだに敵意、憎しみ、恐怖、不安、などのマイナスの感情は根雪のようにをためてしまう。

このひとのアドバイスの根本は、この一言

「不幸な星に生まれた人は、生きているということだけで偉大である。」

心の病弱な子が社会でまともに生きているだけでとてつもないことをしている、偉大なことを成し遂げているのだと気がついて欲しい。死んで当たり前なのに生きているのである。

だから、うつ病になるようなひとは会社の仕事は少しサボっても心の葛藤を解決する方向を考えるべき

人生において最後に決めるのは、英語ができる、パソコンができるなどではなく、人間としての器量、優しさにある。
そういうひとにはこころの葛藤は少ない。

いまうつ病であるということは、そのように生きていた生き方を改めなくてはならない時期にきている。

うつ病になった時は、いままでの生き方をもう一度ゆっくり反省すべき時なのである。


生きることに疲れたひとは、周囲のひとから認めてもらいたいという欲求の強さで生き方を間違えてしまう。

ひとがマイナスの発想をするのは認めてもらいたいからである。幼児的願望からくる「愛情飢餓感」がマイナス発想の原点である。

うつ病傾向を周りに撒き散らすひとには周囲にひとは集まらない。
うつ病は愛情飢餓からきているので、
辛いわねーという同情と、それに耐えているあなたは偉いわねーという賞賛なのだ。

生きるのが苦しいを翻訳すると、もっと私を認めて欲しいということになる。

なぜこうなるのか、心の底から積もり積もった憎しみの感情、小さい頃から愛されることがなかった無念の気持ち

うつ病になるようなひとは、もともと生きていることだけで精一杯だったのに、そこに事件がおき、うつになってしまった。


うつは、愛情を欲しても求めることのできなかった憎しみの蓄積なので、
まず一緒に嘆いてあげ、相手の気持ちを汲み取ってあげることである。

ほんとうの心の底で求めているのは、「私の辛い気持ちをわかって!!!」


しかしそのままではうまく人生を生きていけない。なぜ生きることに疲れたのかを考え、そこに必ず原因を見つけることである。
振り返れば、自分が苦しい時になんの心の支えにならない夫や周囲の好意に執着している。そこに満たされない幼児的願望がある。

自分の不幸について周囲に責任をとってもらいたい
自分の不幸を宣言するひとは憎しみがあって周りを責めているのである。
その憎しみを晴らすために、自分は幸福にはなることはできない。
不幸とは「憎しみ」のこと
幼児的願望を満たすことのできなかった愛情飢餓感の強いきもち。
あたしは不幸だは、別名、愛してという心の叫び
幸せになるよりも憎しみの感情をどうにか晴らしたい。

まとめると、生きるのに疲れたうつのひとは、愛情飢餓感から、世の中への憎しみが溢れている。それが世の中への不幸だ!という気持ちでうつ状態に陥る。その原因は、子ども時代に満足に愛情を満たすことができなかったこと。ただ、そんなひとを軽蔑するのではなく、人生の出発点が違う分、生きているだけで大事業をしていることを忘れてはならない。


生きることに疲れたときは生き方を変える時

人生への憎しみを抑圧することに疲れたのだ。
憎しみ自体もうまく感情を吐き出すこともできず内的緊張をしいられてきた。

心に憎しみがあると他人に心が開けない。結局ほんとうの友達もできない。
他人に優しくできない。

ひとはひとを信じなければ幸せになれない。心の底に憎しみがあったならそれは無理だ。心が触れ合わなくては幸せにはなれない。真面目なだけでは幸せになれない。
うつ病になる人に今大切なのはら自分の考えを出すことだ。長いこと自分の考えや自分の感じ方、自分の印象などを表現してひとに好かれ様とする努力をしてこなかった。

自分を出してしまった方が愛される


こころにたまった恨みを吐き出せ

自分を抑えすぎるから生きるのに疲れる

人類を愛することは優しいが隣人を愛することは難しい

生きるのに疲れたうつ病患者は何よりいまじぶんの経験をひとひ話すことである。それを話せるひとを探すことである

生きるのに疲れたひとはとにかく休むのである
あなたが休むことで蔑視するひとがいれば、それはあなたが頑張っている時、あなたから搾取するひとである

人間関係の整理として、
自分を軽く扱うひととは付き合わない。誰が誠実で誰が不誠実かがわかる。
ひとは自分をバカにしたり軽く扱うひとを見返したいと思い、逆に執着することがある。
こういう人間関係は整理していかなくてはならない。
一人で生きていくと決めれば生きていける。

じぶんのこころに響く文学や音楽は定評のあるものを選ぶのではなく、じぶんのこころに響くかどうかで決めるべきである。

生きることに疲れたひとは、なにより自分を守らなくてはならない。
辛いおもいをして、迎合してもその人たちは苦しい時に誰も助けてくれない。

六章
生きるための決断をせよ

生きることに疲れることで考えが深くなる
あなたはひとに迎合して生きてきた、不誠実に生きてきた。結果として、生きるやに疲れた。

明日死ぬとしたらいま自分は何をする?
いま付き合っているひとと、どういう人間関係で終わるだろうか考えてみる。

自己執着が強すぎるから生きるのが辛くなるのだ。
自分は幼児的願望が強く心理的に三歳か四歳の子供にすぎないと認めなくてはならない。

そして、身の上話を聞いてくれるひとを探す。癒される相手を探す。
犬を飼うのも良い。林の中を歩くのも良い。

そして、満たされなかった過去に気持ちの欲求に支配されずに今を生きるようにしていく

いまに反応せよということである。

過去、失ったものを面々と追いかけるのは愚かである。

人間的成長を止めるのは憎しみである。

幼児期に愛情が満たされず、憎しみを持ってしまうと、生産的に生きる能力がちょっとやそっとではつかない。

過去を悔やんでいることで失敗の免罪を得られると思っている間違いをしているのだ。

ひとは残念ながら与えられたじぶんの運命を選択できない。与えられた運命で生きるしかない。

人生とはこういうものであったか、人間とはこういうものであったか、ならば私はいまからこういきよう!

それでもなお、幸せになるための決断をしていこう。
いま幸せな人は、過去の何処かで幸せになる決断をしている


七章
うつ病になるひとは、生きるのに疲れたひとはひとからなにかをしてもらうことばかりを考える。

その受け身の態度が物事を困難にしてしまうのだ。

受け身なのはそのひとの幼児的願望が満たされていないからだ
ひとにこうして欲しいという願望を捨てること、ただ捨てること、その時に幸運がくる

通常の場合、消極的見通しを立てることで事態はより悪くなる
職場をクビになるかもしれないと思うこと、怯えること自体が多大なストレスになる
消極的見通しの心理的影響は計り知れない。

八章
大人の幸せとは、こころのなかで自分がひろげていくもの

心理的に健康なひととうつ病になるひとでは生きることそのものの辛さが違うのだ。両者では生きていることの前提が違う。うつ病になる人は生きることそのものが辛く苦しい。
幼児的願望をみたそうとして褒められることをしようとして嫌いなことを頑張ったが幼児的願望がみたされるまえに消耗してしまったのである。

この機会に生き方を変えよう
頑張ることも人生だけど、休むこともまた生きることなのである。

努力と意志だけでは物事は解決しない。上手に生きる知恵が必要である、
そうすればじぶんには明るい素晴らしい人生が待っていると信じることである。

こころの歴史をかいて見る。鬱積した気持ちを吐き出して見るのだ。
生きるのに疲れたあなたは心の底にたまった無念の気持ちの凄さに気がついていない。心の底にたまった悔しさの量に気がついていない。生きるのに疲れたあなたは「憎しみ「や「敵意」があることを自覚することである。
私はあなたたちが嫌いだというじぶんの感情を認めることである。
あなたが思っている以上にはるかにあなたはひとを「恨んでいる」。それを我慢してきた。だから生きるのに疲れたのだ。
あなたはじぶんの目的のために頑張ったのではなく、人に気に入れられようと自分を欺いて頑張ったのである。それで生命力の強い人間になれというのは無理である。

最後に

あなたが相手がいう一言一言をあまりに深刻に捉えすぎたのではないだろうか、普通の人は適当に対処して適当に解釈する。生真面目さから真剣にかんがえすぎてしまっているのではないか。

生きるのに疲れたひとは生き方を間違った

長年真面目に頑張って生きてきて、なぜかどうすることもできずエネルギーを枯渇した人である。
幸せな人とは苦しむことが少ないわけではないが、しいていえば苦労が多い人である。
全体として言えるのは、苦労のない人生、問題のない人生というものは存在しないということである。

2013年3月20日水曜日

たった一人で組織を動かす新・プラットフォーム思考 読了


たった一人で組織を動かす新プラットフォーム思考 


プラットフォーム戦略とは、様々なグループが集まる、場や舞台を提供する。
そこに多くの人をや企業を集めその場を拡大させ、
一社だけで多くの人のニーズに対応して行くのではなく、
多くの企業とのアライランスによって場や舞台を拡大して行く方法である


確かにこれができたらよかった。
ここにあげられている
任天堂やソニープレイステーションは、すでにもっと巨大なプラットフォームであるGoogleやアップルにシェアを奪われ、課金ソーシャルゲームに人は流れ、据え置きゲーム機という市場自体がほぼなくなってしまった。

この巨大なプラットフォームにどう対応していくかはこの本では解明はされていかない。それは残念だし、四年前の古い本でもある。

ただ、プラットフォーマーの役割としては、
参加企業すべてにメリットを与えられるか、
グループ間の交流が活発か
プラットフォーム内のルールを作り悪貨が良貨を駆逐しないようにする
キラーコンテンツとなる存在をつくる、例えばマリオだったり検索エンジンだったり、iPhoneだったりそれがないところには人々は集まらない。

プラットフォーム自体はできる限りニッチな分野に絞ることを勧めている。例えば三十代女性に関係する美容や結婚の悩み、子育てなど。

ただ、絞るとプラットフォームは作りやすくなるが、やはりビジネス的な旨味はなくなってしまうのではないだろか?著者が作り上げたお財布ケータイのような大きいビジネスに結び付けられるのかが不明瞭だった。しかし大きいコンテンツを作る資本力もない以上、大きいプラットフォームに飲み込まれる前に、多数作り上げる機動力、数の勝負が大事なのかもしれない。 まったくのzeroの状態だったら小さくともプラットフォームはあったほうがいい。



どういう人間がプラットフォームビジネスに求めているのか?

「一人で一億のビジネスを作るのではなく十人で百億のビジネスを作りましょう」
と考えることのできる人

ひととひとのアライアンス提携をつくるのがこの人のストロングポイントでもある。

あとは、人間の育て方と人生訓が本の後半を占めてくる

若手の育て方とは、
若い人間を一人の人間として認め、リスペクトする
まずは会社のミッションビジョンを理解する
ランチで雑談して仲良くなる
相手にその人自身の強みを発見してもらう
失敗したら尻拭いは上司の責任
三ヶ月以内に成功体験を作らせる
苦手な部下、上司にこそ話しかける

おれはこれができなくて、部署から飛ばされたので言うはやすし、行うはがたし、
この辺は著者の方にメールして聞いてみたい。


ここからは仕事相手とのアライアンスについて

自分の主張より相手の主張
相手を出世させるように仕事する


まとめに、サラリーマン根性をすて、リスクを取り一つの行動に責任を持つこと、自分自身を知ること、グローバルの視点を持つこと


どんな戦略を考えるにしても最後に問われるのは人間力

あった瞬間にひとを引きつけ、好きになってしまう
常に相手の立場に立って考えられる
ひとのアドバイスを素直に受け入れられる
自分の間違いをすぐに認めて謝る事ができる
一緒にいるとやる気に溢れている
嘘をついたりしっとしたりしない
挨拶や返事など日常的なマナーを守っている


嘘をつかない
勇気を持つ
時間を守る
他人を褒め感謝する
嫉妬しない
きちんと謝る
素直な気持ちで物事に臨む
謙虚さを忘れないわからない事はわからないと正直にいう


こういう人間的な道徳をきちんと守れる人が人から信頼され大きな仕事をすることができるのだ。

あたりまえすぎる結論なだけあって、説得力の強力な結論だったりする。