2011年6月25日土曜日
食える数学 仕事にする数学への態度は、実学として。
数学てなぜ挫折するのか? なんで数学だけをやっていると食えなくなるのか?
数学は実学部分と、証明がメインの部分があるから。
アカデミックの世界と企業を両方経験し、食うための数学を提案している本。
序章では、数学を、過度に憧れたり敬遠したりしないで欲しい。
こういう風に実学として役立ってますと紹介している。
数学の理屈はわかる。でも実際に作ってみろといっても出来ない・・・
因数分解はSuicaに 役に立ってる。
津波解析には非線形の微分方程式が役立っている。
フーリエ解析を使い、油田を探す。
確率で迷惑メールフィルタ 統計で MLBアスレチックスの快進撃
様々な分野で役立っているのに、なんで数学てこんなに勉強するのが大変なの?
数学て 頭のなかに成果物が見えにくい。
なにに役立っているのかわからない。先生に相談すると、数学はそれ自体が美しいといって逃げられる。
数学を分類すると、
数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ まで 高校数学があり、
Ⅳ 大学理系数学
数学科数学
の計5種類にわけてみる。 この中で証明がメインなのは、数学科数学。
それ以外は、道具としての(実学)数学が大事になる。数学科数学以外では、証明が完全にわかっている必要はない。
では、数学科数学の特徴は?
厳密性がとても高い。一般化をする。
数学を考え始めると具体的にどう役立っているか、そこまで到達できないで、理解不能で諦めてしまう。
→そういう所でつまずきを減らして勉強を進めるには?
基本から勉強するのではなく、逆に応用問題や実際に社会で役立っていたり、統計で使ったり
しながら覚えていく。
基礎を重ねて応用発展に進むより、具体的に応用されているほうが理論部分は簡単
なにより現実的なイメージが付きやすい。
算数や数学は体育。計算をたくさんして身体化することが大事
今から数学に興味をもったら。
大人になったんだから、好奇心に赴くまま、自分の仕事に役立つままに勉強していこう
数学を使う分野は広い。面白いし、とても深い。共通理解がある。新しい言葉を覚えるのと同じだ。
2011年6月24日金曜日
ご飯を噛むことの効用
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110608.html
三十回噛め。
これより多くても少なくてもダメだ。
三十回より多い場合は、口の中に入れすぎだ。
噛むことの効用は、痩せる。
噛むことで、ヒスタミンが分泌される。
それが満腹中枢を刺激する。
お腹一杯になりすぎて、ご飯を食べたくとも食べられなくなる。
腹持ちも良くなる。自分の場合、食べた後でも6時間立ってもお腹が空かない。
次は、味がよくわかる様になる。
三十回噛むことで、ご飯と対話する。
オーガ勇次郎が、刃牙に伝授したご飯の食べ方。
http://blog.livedoor.jp/hisabisaniwarota/archives/51949921.html
ワインの場合、香りを開かせる、口の中で回すなどする。
ご飯も同じ様に噛むことで、味の広がりがわかる。
旨い食べ物が心に響くようになる。
三番目に、甘いモノ、柔らかいモノが物足りなくなる。
マズいと感じる。柔らかすぎて味気なくマズい。
ケーキを三十回噛んで食べられるか?
10回で溶けてなくなってしまう。
実際にやってみて思うことは、
リバウンドは起きる。身体がびっくりする感じで、体調は不良になる。
壊れた食事習慣を強制的に治すので。
意志の力は、ご飯を三十回で飲み込む。これを守ることに費やされる。
日々の生活での我慢はしなくて良い。意志の力を節約することができる。
食べ物は三十回噛むことに注意をむける。
医学が認めた!食欲をコントロールできる技
ためしてガッテン6月8日放送
三十回噛め。
これより多くても少なくてもダメだ。
三十回より多い場合は、口の中に入れすぎだ。
噛むことの効用は、痩せる。
噛むことで、ヒスタミンが分泌される。
それが満腹中枢を刺激する。
お腹一杯になりすぎて、ご飯を食べたくとも食べられなくなる。
腹持ちも良くなる。自分の場合、食べた後でも6時間立ってもお腹が空かない。
次は、味がよくわかる様になる。
三十回噛むことで、ご飯と対話する。
オーガ勇次郎が、刃牙に伝授したご飯の食べ方。
http://blog.livedoor.jp/hisabisaniwarota/archives/51949921.html
ワインの場合、香りを開かせる、口の中で回すなどする。
ご飯も同じ様に噛むことで、味の広がりがわかる。
旨い食べ物が心に響くようになる。
三番目に、甘いモノ、柔らかいモノが物足りなくなる。
マズいと感じる。柔らかすぎて味気なくマズい。
ケーキを三十回噛んで食べられるか?
10回で溶けてなくなってしまう。
実際にやってみて思うことは、
リバウンドは起きる。身体がびっくりする感じで、体調は不良になる。
壊れた食事習慣を強制的に治すので。
意志の力は、ご飯を三十回で飲み込む。これを守ることに費やされる。
日々の生活での我慢はしなくて良い。意志の力を節約することができる。
食べ物は三十回噛むことに注意をむける。
2011年6月23日木曜日
目からウロコかもしれない 結婚難民
結婚するためには、お金が必要。
再読
結婚難民たちを分析したエッセイコラム集
お金稼がなくちゃ駄目だ。
2005年時点年収と結婚率の割合。http://www.par.co.jp/contents02_02.html
そもそも結婚したくない。
女性嫌悪に繋がる嫌な思いを沢山してきて、羹に懲りて膾を吹く状態
結婚すると決断する年収て幾ら?
2005年の調査で400万以上が多い 2010年だと300万円以上
後書きに 男にとって 結婚すること=勝つこと と定義しているのかもしれない
これ凄く心境に近いものがある。
著者は、自分の両親たちよりは所得水準の低い暮らしをしないといけない諦めは持とう、と言う。
お金に価値観を縛られるのは、昔の時代の価値観を引きずっているだけだと価値観の再構築を迫る本。
明確な新しい価値観はどこにあるのかは示されないが。。。
新しい価値観というのでは、お金よりも生活できる家事能力やらが大事だ。
ふとこの結論を見て、家事能力が低い人間がどうして生まれるのかを書いた
この本では、豊かになった日本が1970年以降ウーマンリブ 女性社会進出していった。社会進出した女性たちは、専業主婦を対立軸にして地位を向上させていった。主婦たちは、豊かになり家事の仕事がなくなった。暇になるのは自分の仕事が無くなると同義なので
なにもしない外の仕事(勉強も含む)をする男と女の子供たちを増やし、家事を増やしていった。
再読
結婚難民たちを分析したエッセイコラム集
お金稼がなくちゃ駄目だ。
2005年時点年収と結婚率の割合。http://www.par.co.jp/contents02_02.html
そもそも結婚したくない。
女性嫌悪に繋がる嫌な思いを沢山してきて、羹に懲りて膾を吹く状態
結婚すると決断する年収て幾ら?
2005年の調査で400万以上が多い 2010年だと300万円以上
後書きに 男にとって 結婚すること=勝つこと と定義しているのかもしれない
これ凄く心境に近いものがある。
著者は、自分の両親たちよりは所得水準の低い暮らしをしないといけない諦めは持とう、と言う。
お金に価値観を縛られるのは、昔の時代の価値観を引きずっているだけだと価値観の再構築を迫る本。
明確な新しい価値観はどこにあるのかは示されないが。。。
新しい価値観というのでは、お金よりも生活できる家事能力やらが大事だ。
ふとこの結論を見て、家事能力が低い人間がどうして生まれるのかを書いた
あなたの苦手な彼女について 橋本治
を思い出す。
この本では、豊かになった日本が1970年以降ウーマンリブ 女性社会進出していった。社会進出した女性たちは、専業主婦を対立軸にして地位を向上させていった。主婦たちは、豊かになり家事の仕事がなくなった。暇になるのは自分の仕事が無くなると同義なので
なにもしない外の仕事(勉強も含む)をする男と女の子供たちを増やし、家事を増やしていった。
2011年6月21日火曜日
CGC 大手スーパーに対抗するために出来た中小企業の共同仕入れシステム
http://www.cgcjapan.co.jp/
カンブリア宮殿2011年6月16日分で拝見
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110616.html
CGCグループ代表の堀内淳弘氏
テレビで取り上げられる方にしては珍しく印象が暗い。CMをうつ業界やテレビとは対極にいる世界の人々だと思う。
でも消費者を直接相手にしているわけではないBtoB会社てこういうもんだよね。
前回放送のP&Gの華やかなイメージとは対極するものがあって印象的だった。
卸会社とは違う点は、こちらは加盟店227社の80%の合意形成のもとで行動を決めるところだ。
年間のトップ会議は280回、そこに分科会などが相当数含まれる。
合意形成にはえらく時間がかかるが、決めるまでの情報交換や話し合うことで結論へのコミットメントを高める。
またインフォーマルなやり取りができたりする。
カンブリア宮殿の商売にはCGCグループのような互助組織を取り上げてもメリットにならない。
むしろこうやって取り上げると、CMを沢山流してくれるイオンや大手消費財企業にあまり良い印象を与えないと思うのに。
村上龍はエライと思った。W村上と言われていた村上春樹がカタルーニャで「非現実的な夢想者」という講演をやったようにふたりとも社会の前線で意思表明している点がカッコ良い。
facebookやmixiなどのソーシャル・ネットワークでグラフ理論で繋がりの研究がより進化した。
そして、近代から現代にかけて、昔ながらのしがらみをつくってきたムラ社会から 会社組織へ発展した。
今度は会社組織が機能しなくなってきたり、大規模化しすぎて社会が上手くいかなくなってきたところを
今度は 新しい小さい繋がりが 埋めていくように出来ていく。
人間が作る社会システムとはとても柔軟にしぶとく出来ていて一つの理屈だけじゃできていないな。
カンブリア宮殿2011年6月16日分で拝見
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110616.html
CGCグループ代表の堀内淳弘氏
テレビで取り上げられる方にしては珍しく印象が暗い。CMをうつ業界やテレビとは対極にいる世界の人々だと思う。
でも消費者を直接相手にしているわけではないBtoB会社てこういうもんだよね。
前回放送のP&Gの華やかなイメージとは対極するものがあって印象的だった。
卸会社とは違う点は、こちらは加盟店227社の80%の合意形成のもとで行動を決めるところだ。
年間のトップ会議は280回、そこに分科会などが相当数含まれる。
合意形成にはえらく時間がかかるが、決めるまでの情報交換や話し合うことで結論へのコミットメントを高める。
またインフォーマルなやり取りができたりする。
カンブリア宮殿の商売にはCGCグループのような互助組織を取り上げてもメリットにならない。
むしろこうやって取り上げると、CMを沢山流してくれるイオンや大手消費財企業にあまり良い印象を与えないと思うのに。
村上龍はエライと思った。W村上と言われていた村上春樹がカタルーニャで「非現実的な夢想者」という講演をやったようにふたりとも社会の前線で意思表明している点がカッコ良い。
facebookやmixiなどのソーシャル・ネットワークでグラフ理論で繋がりの研究がより進化した。
そして、近代から現代にかけて、昔ながらのしがらみをつくってきたムラ社会から 会社組織へ発展した。
今度は会社組織が機能しなくなってきたり、大規模化しすぎて社会が上手くいかなくなってきたところを
今度は 新しい小さい繋がりが 埋めていくように出来ていく。
人間が作る社会システムとはとても柔軟にしぶとく出来ていて一つの理屈だけじゃできていないな。
2011年6月19日日曜日
最高齢プロフェッショナルの教え 各業界最高齢のプロ論
91歳 最高齢マンガ家 アンパンマン やなせたかし
69歳でアンパンマンがヒット。
88歳 最高齢パイロット 高橋 淳
78歳 最高齢ギター職人 矢入 一男
96歳 最高齢喫茶店店主 関口 一郎
85歳 最高齢落語家 桂 米丸
83歳 最高齢ライフセーバー 本間 錦一
93歳 最高齢スキーヤー高橋 巖夫
89歳 最高齢ピアニスト 室井 摩耶子
82歳 最高齢花火職人 小口 昭三
84歳 最高齢社氏 継枝 邑一
90歳 最高齢DJ 安藤 延夫
90歳 最高齢バーテンダー 山崎 達郎
51歳 最高齢JRA騎手 安藤 光彰
83歳 最高齢洋樽職人 斎藤 光雄
103歳 最高齢声楽家 嘉納 愛子
最高齢プロフェッショナル
本の形や編集方法は、プロ論に近い。
最高齢で現役で働き続けている人は芯が違う。強かった。
この映像を思い浮かぶ。
将来は心配、それを考えても仕方ないじゃないか。
それぞれがどう人生に向い合ってきたのか、どう仕事と向き合っているのかをまとめた本でした。
カッコイイことをまとめて編集しているから、鵜呑みにはできない。
でも、色んな生き方を選んできて、それでも一人前として食っていけるんだ。
そういったロールモデルをたくさん紹介してくれる。
あとは、80以上だと戦場に出ていた人が多いから、人生の若い時期に最も過酷な経験を
せざる得なかった人々がたくさん出てくる。戦場の事は語られないが、相当に辛かったろうな。
それでも、私の人生は良かったですよ。もっと上手くなりたい、進歩したい。本物をみたい。
そんな向上心にあふれた人々の生き方が描かれていて、読み応えがあります。
仕事が楽しくなるコツは、 来た仕事は全部やる。
のめり込んでやってみろ。 好きなことをやれ 食べるために仕方なく。
貧乏をしないで売れる努力をしろ、一生かかっても作れないものに挑戦している。克己心をもつ。
なんでも挑戦、体験のズタ袋を作る。新しい発見が一生続く道を歩む。今日より明日いいものを作りたい。
苦しい仕事にチャレンジをする。あと二日だけ続けよう。限界ギリギリまで挑戦。自分で仕事を作る。
細かい計画はしない。なんとかなる。常に楽しく。興味のあることをやる。失敗を怖がりすぎない。
好きを貫く。
人は色んな生き方をするなあ。 人生をひとつの大きな流れとして捉え、バトンタッチしていく。
あとは、人が生きることは、世間はなんとかなる、人生をなんとかするというポジティブな強烈な意志そう
が働いているのかもしれない。生きること、年齢を重ねるのは怖いが、怖がりすぎる必要はないな。
2011年6月16日木曜日
¥年収200万円からのお金と人生人生を真剣に考える 読了
ファイナンシャルプランナー田口智隆さんの 新作 年収200万円からのお金と人生を真剣に考える
読了。
11歳のバフェットや28歳貯金ゼロから考えるお金 の著者
一貫して語られるテーマは、お金に縛られない自由を作り出しましょう。
そのために、お金に関するアドバイスや、どん底を経験して、そこからお金に困らないまでに
なった生活パターンや考え方、行動をシェアしましょう!という趣旨の本
年収200万円代 少ないと思ったが 年収ラボ を読むと、男性382万人、女性408万人
がこの年収層のボリュームになる。
確かに、月給制で20万円貰えたら悪くない。 ボーナスはあって2ヶ月 とすると280万円
金持っている人は、もっと当然ながら貰っているが、まわりにいる感覚だと妥当な金額だとも思う。
目次
- お給料だけで大丈夫?
- 雪だるまを作る前に ~お給料とお小遣いをみ直そう
- 雪だるまをつくろう ~副収入を手に入れよう
- 雪だるまを大きくしよう ~投資のスタート
- 大きくなった雪だるまから小さな雪だるまをつくろう ~フロー収入をえる
- お金のストレスフリーを実現したら
前提として給料は上がらない。上がりにくい状況にある。
で、いったい人生において幾ら必要になるか 20世紀の普通の生活として考えていたものを
全部手にいれようとすると、3億円かかる。
大卒の平均年収は 2億7000万円 ほぼ年収とその他の投資で見合うことはできる。
が、このラインからはみ出してしまった人間も多い。
そうなってくると、人間的な暮らしをしたければ、色々と頭を使わなくてはならない。
自分の年金を作る それを雪だるまに例えて
その雪だろまを大きくしていこうというのがこの本のテーマ
雪だるまを大きくする前に
自分の仕事「本業」 を頑張ろう。
次に、節約をする。無駄な出費をなくす 給料の20%は貯金に回す
そもそも無駄な出費てなに?かを知るために90日間レコーディングダイエット・マネー版を提案している。
そのやり方は、買ったもの全てのレシートを取っておく。 それをノートに貼り付ける。 食べた物全てを記入するレコーディングダイエットのように、出費したお金すべてを記録しておく。
それで一ヶ月ごとに、無駄金、投資支出、日々の消費 などに分類し、評価をしていく。
結果として無駄を減らしていくという方法。
自分の場合は、レコーディングだけは毎日やっている。なので一ヶ月に掛かった消費額は把握できている。
ただ、それの評価はしていない。できていないので、なかなかお金が貯まらない。
でも、毎週家計簿をつける習慣があるので、無駄なものを買おうとする消費自体は少なくなった。
気軽にスマートフォンアプリで家計簿は出来るが、スマートフォンアプリだと、どうしても現金出納帳
なので、旅行や結婚式等、大きい金額が動いたときに分析がしずらい難点がある。
なので、ノートにダイレクトに貼るというのはいい方法だ!
雪だるま(自分年金)は生活を節約して見直しただけではそんなに大きくならない。
その為、副業を考える必要がある。
副業の目安として、月に3万円稼ぐことができる。
単純にヤフオクで売りさばいてもいい。趣味を兼ねたアルバイトをしてもいい。
とにかく金額は3万円を月々稼ぐこと その方法は自分たちで試行錯誤してくれ!
とにかくもできた月々種銭3万円プラスαで 投資のスタート
投資は、手間のかからない投資信託で開始がベスト。
投資信託の選択基準は
販売手数料が安い物(0%もある)
信託報酬が1%以下のもの(こちらは保有期間ずっとかかるのでできるだけ安く)
預かり資産残高が月々増えている商品 (人気があるから購入者が多い)
保有したあとは、日々のパフォーマンスに左右されないこと
1000万円までたまったら
REIT不動産投資信託や収益不動産 など。。。 1000万円が種銭の最低限度というわけですね。
未来の話として、お金のストレスフリーを実現できたら、人生においてお金に縛られない生き方を追求してみたらどうだろうか?
と締めておわる。
種銭を作るためにどの程度の金額が月々必要か、ざっくりだがわかるのがありがたい。
一番楽しい部分は、副業を考えるところだろう。参考例としてあがったライターさんや家庭教師の
例は斬新で面白いし、自分たちにもできそうな夢をかんじさせる。
お金のことは、やはり真剣に考えなくてはならないのだな。
2011年6月15日水曜日
「死にカタログ」 死に方、死ぬ場所、死ぬ年齢、死ぬ物語、をカタログ化してます。
序章 はじめに
自分の両親は宇宙人かもしれない。て子供の頃、疑っていた時期がありました。
本当は宇宙人で、自分が見ているときだけ、人間の格好になる。
そんな捉えどころのない感覚、親友に話してもお前頭おかしいぞと言われる始末
それと死って似てる。から 始まります。
目次
- 死の入り口
- 死のカタチ
- 死のタイミング
- 死の場所
- 死の理由
- 死のものがたり
- 死のしまい方
死について考え始めた著者は、死の入り口で、色んな人から止められます。「止めときな」
仕事大丈夫なの?疲れていない?
そこからイラストで死の表現が、見開きが3回、計6ページが展開されます。
7ページ目では死の表現が終わり、死の事を考える毒気にやれれ吐いてしまったイラストで終了。
死自体を扱うことがあまりに難しくて気持ち悪くなるので、周辺の数字やものがたりを
カタログとして目録をつくり始めました。その目録をイラストとして100ページ以上描いてある本。
だから「死にカタログ」
2.死のカタチでは、世界各地の死生観がイラストでカタログ化されています。
基本的に 生きている世界があり、 死 という瞬間があり 死んでいる世界が
あるという考えが主流のようです。
バイキングの死生観は、ヴァルハラに行って、また戦い、
パプアニューギニア、トロブリアンド諸島の死生観は、実在しているとなりの島に引越しをする。
ジプシーの死生観は、死んだあとは生きている人は死んだ人をいなかった者として扱い、
現代生物学の死生観は、遺伝子の乗り換えで、不老不死を実現しているイラストを描く。
3.死のタイミングは、いつ人は死ぬんだろうを取り扱っています。
カラダの平均寿命と こころの平均寿命 がテーマです。
4.死の場所は、どこで人は多く死ぬんだろうを数字でカタログしています。
一番多いのはアジア、続いてアフリカ
街中での死亡事故の箇所、家の死亡事故の箇所、8割の日本人はベッドの上で死にます。
5.死の理由は、死因のちょっと手前の問題を取り上げています。
いつの間にか死んだり、突然だったり、段階的にだったり、長い闘病生活の上だったり
意識不明のままだったりします。
具体的には老衰、癌、自殺や交通事故だったりします。それをグラフをイラストしてカタログ化してます。
この本のメイン箇所
6.死のものがたり 死のイメージは、死ぬまでの物語が作る。
死んだとき、カッコイイ死、ダサい死、良い死、悪い死 死に方ひとつとっても色んなイメージがあります。
どんな死に方の物語が現実の世界やフィクションの世界であったのかをカタログしています。
ピカソの人生満喫な物語や、宮本武蔵の人生史、著者のおじいさん、ひとの人生史を描くことで死の物語をイラストとして表現しています。
日本の映画配給収入ランキングトップ20のうち、9割が人が死ぬ物語だそうです。
死というのは、それだけ迫力があって刺激的です。
ただ「死=物語 ではない」 すでにある死の物語に自分の死をあてはめても、
楽しいけれど空想なんだと思います と言います。「自分の死」と「世の中の死の物語」がすり替わってる。。。
7.死のしまい方
死を知ったときにひとがどんな態度を取るかを調べ、それをイラストにしています。
人生を一本の長い絨毯として捉え、それを折りたたんでいくことが自分の人生観、死生観です
と表明してこの本は終わります。
ラストまで読んで、最初の、未知の宇宙人扱いだった死がずいぶんとすっきりとしてきます。
人間で生まれてきた以上、死ぬことは決まっていて、
それを受け入れる為にイラストを描き、見えないものをできるだけ目に見えるようにしてくれるのは
とても嬉しいです。
「自分の死」とは、だれもが一度は絶対に経験することで、生きてきた人は絶対に経験していることですから怖くても、 それを受け入れなくてはならないですね。
その受け入れる為に一役買いそうな本でした。
2011年6月10日金曜日
本気で結婚したかったら 「お見合い」という方法がベスト
お見合い塾で婚活しよう!
結婚てなんだろう?
結婚は多くの苦悩を生むが、独身は何の喜びも生まない。
金のために結婚するものは悪い人間であり、恋のために結婚するのは愚かな人間である。
サミュエル・ジョンソン(イギリスの批評家)
山田由美子 お見合い十戒
本気で結婚を考えているようになったらお見合いが一番だ。
本としても、とてもわかりやすく作られている。まとめのレジュメを作っている最中
殆どの内容が箇条書きでまとめられている、表にできる、そして具体例が出てくる。
最初のページに十戒として要約を書いてくれているくらいなのでとてもわかりやすい。
わかりやすい事が、正しいとは言えないが、読みやすい本だった。
結婚したいひとに、仲人制度が良い理由。
仲人を通じて出会う異性は結婚したがっているしかいない。
結婚相談所みたいにマッチングが多すぎて選べない事もない。
仲人が間に入っていることで、きちんとした客観的なアドバイスが貰える。
理想が高くなりすぎず、現実的な選択ができる。高くなっても仲人さんにたしなめられる。
(むしろ、たしなめてくれる仲人さんを選ぶことが大事だと言っている)
仲人制度にはこんなメリットがあるんだ。本当のアドバイザーを頼むのだな。
結婚できる時間てある程度限られているってこの本を読むと改めて思う。
女性なら、子供が欲しかったら34歳までで結婚を決めないとお見合いの引き合い自体が減る。
男性ならば収入がとても大事だ。
年齢は27歳までが第一のターム 34歳までが第二ターム 44歳までが第三ターム
それぞれに男性、女性で 行動が違う。
~27歳男性 遊べ
~27歳女性 自分磨き
~34歳男性 忙しくても出会いの場所へ
~34歳女性 お見合いで自分磨き
~44歳男性 出会いの数が減るから一回ずつを大事に
~44歳女性 何を優先するかを明確に
両性とも、、なにより30歳を過ぎると、両親の健康がちょっとずつ怪しくなってくる。。。
そうなってくると、外との付き合いも厳しくなってくる。
仲人さんに結婚の紹介をお願いしてからの行動
(前提として)お見合いに向いている人とは。
結婚てなんだろう?
結婚は多くの苦悩を生むが、独身は何の喜びも生まない。
金のために結婚するものは悪い人間であり、恋のために結婚するのは愚かな人間である。
サミュエル・ジョンソン(イギリスの批評家)
山田由美子 お見合い十戒
- 「妥協」と「妥当」を知りなさい
- 「選ぶ」よりも「選ばれ」なさい
- できるだけたくさんの人に会いなさい
- 仲人にかわいがれなさい
- 「忙しい」は禁句
- 交際中はとにかくたくさん会いなさい
- 言葉を大切にしなさい
- プロポーズは演出しなさい
- 交際からが本当のスタートと心得なさい
本気で結婚を考えているようになったらお見合いが一番だ。
本としても、とてもわかりやすく作られている。まとめのレジュメを作っている最中
殆どの内容が箇条書きでまとめられている、表にできる、そして具体例が出てくる。
最初のページに十戒として要約を書いてくれているくらいなのでとてもわかりやすい。
わかりやすい事が、正しいとは言えないが、読みやすい本だった。
結婚したいひとに、仲人制度が良い理由。
仲人を通じて出会う異性は結婚したがっているしかいない。
結婚相談所みたいにマッチングが多すぎて選べない事もない。
仲人が間に入っていることで、きちんとした客観的なアドバイスが貰える。
理想が高くなりすぎず、現実的な選択ができる。高くなっても仲人さんにたしなめられる。
(むしろ、たしなめてくれる仲人さんを選ぶことが大事だと言っている)
仲人制度にはこんなメリットがあるんだ。本当のアドバイザーを頼むのだな。
結婚できる時間てある程度限られているってこの本を読むと改めて思う。
女性なら、子供が欲しかったら34歳までで結婚を決めないとお見合いの引き合い自体が減る。
男性ならば収入がとても大事だ。
年齢は27歳までが第一のターム 34歳までが第二ターム 44歳までが第三ターム
それぞれに男性、女性で 行動が違う。
~27歳男性 遊べ
~27歳女性 自分磨き
~34歳男性 忙しくても出会いの場所へ
~34歳女性 お見合いで自分磨き
~44歳男性 出会いの数が減るから一回ずつを大事に
~44歳女性 何を優先するかを明確に
両性とも、、なにより30歳を過ぎると、両親の健康がちょっとずつ怪しくなってくる。。。
そうなってくると、外との付き合いも厳しくなってくる。
仲人さんに結婚の紹介をお願いしてからの行動
(前提として)お見合いに向いている人とは。
- プロフィールに良いことが一つでも書ける人
- どんな人が自分に合うかわからない人
- 素直な人
で、やはり 男は収入、女は若さ で決まる。
結婚の成婚はその範囲内でトレードオフで決まる。
最初の条件だけで決めないで、実際に会うこと。
それも出来る限りたくさんの人と会ってみて。
仲人が勧めても、今は会ったら絶対に結婚しなくちゃいけないわけじゃなく、
三回くらい会って「やっぱり結婚は考えられないです」というのも全然あり。
お見合い相手は仲人からみてあなたに妥当だと思われる人を勧めてくれるので、
何人も会って、90分以上は相手と話して、感じたことを仲人にフィードバックしてください。
そのフィードバックで、再度仲人側も次の人を勧めてくれる。
それを何度も繰り返している間にだんだんと自分が見えてくる。
だから、仲人さんにはかわいがれなさい、そして忙しいと言わないこと
をお見合い十戒に挙げている。
結婚にむけて
だいたいデート15回くらいで結婚するかしないかが見えてくるらしい。
プロポーズの意思を仲人さんに伝える
結婚式とは家族の為にするもの
結婚したい、家族を持ちたい、その意思が強くなったらお見合いの仲人に頼んでみようと思う。
家庭の幸福があらゆる野心の到達点である。サミュエル・ジョンソン(イギリスの批評家)
2011年6月6日月曜日
ポールアーデン PLAY JOB
サンクチュアリ出版かなあ、と思ったら、やっぱりサンクチュアリ出版だった。
出版社を考えなくても手にとっている感覚があるのは、ブランディングだ。
紙がちょっと厚くて手に取るとしっくりとハマる感じ。
装丁も古い本を模しているから、表面がわざとザラついていたりする。
立ち読みでも、図書館でも手にとって読んだほうが触覚も楽しめて色々と感じ入れる本。
テーマはplay job 仕事楽しんでる?
仕事楽しんでる?
仕事で遊ぶには、どういった覚悟が必要で、どういった振る舞いをしたら良いか。
よりリスキーな人間になれ!と説いている詩集、写真集の 中間みたいな 本
本の中身も、アイディアたっぷりだと思うが、
出す出版社も、本一冊に対して http://www.sanctuarybooks.jp/playjob/
サイトを作っている丁寧さ
たぶん購入したのが、渋谷スクランブル交差点にあるQフロントビル7階 ツタヤ 渋谷店
エレベーターをでて、すぐにサンクチュアリ出版の本は棚が組まれていたように思う。
本に対してここまでぎっちりと嫌味なく細かい仕事をするのは、とても重要なことだと認識した本だった。
特に働き方に関する本だから、どれだけ丁寧な仕事が大事か、
その為にはどれだけ仕事を楽しんでいるか?
そんなことを感じた本だ。
有吉弘行の嫌われない毒舌のすすめ 読了
人たらし術が書いてある。
毒舌が毒舌になるには、本質を付いていること。(ただしあまりに本質は付き過ぎないこと)
処世術本でもある。
無礼講だ!と言われた時こそ、褒めちぎる(この世界に無礼講なんてない!)
マイナスの印象をもたれている人にどう取り入るか?
→その人が気に入っている相手から取り入んで、その人から自分を褒めさせる
コミュニケーションなんて必要ない!!!
場の力学で、敵を作って、結束する、 派閥には入らず、遠からずを作る。
自分の見られ方を意識する。
「言うなよ」「ここだけの話だ」はセットにしておく。そうやって、話を広める。
特に、悪い話ではなく、いい話の場合は絶大な効果をもたらす。
ヨイショは細かい部分でする。
人に相談してみる(そして、ひとを喜ばせる)頼られてうれしくない人間なんていない。
答えの知っている質問をして、相手を気持よくさせる。
どんな話でも共感して、聞き役に徹する。
サシ飲みをして、相手の気を緩ませて、弱点を握っておく
優秀な同期は、先輩社員として敬ったほうがいい。
後輩は、将来売れそうな人間とだけ付き合う。
出る杭は打っておく
人たらしの妙技で惑わさせられる、不思議な感覚を持った本。
毒舌が毒舌になるには、本質を付いていること。(ただしあまりに本質は付き過ぎないこと)
処世術本でもある。
無礼講だ!と言われた時こそ、褒めちぎる(この世界に無礼講なんてない!)
マイナスの印象をもたれている人にどう取り入るか?
→その人が気に入っている相手から取り入んで、その人から自分を褒めさせる
コミュニケーションなんて必要ない!!!
場の力学で、敵を作って、結束する、 派閥には入らず、遠からずを作る。
自分の見られ方を意識する。
「言うなよ」「ここだけの話だ」はセットにしておく。そうやって、話を広める。
特に、悪い話ではなく、いい話の場合は絶大な効果をもたらす。
ヨイショは細かい部分でする。
人に相談してみる(そして、ひとを喜ばせる)頼られてうれしくない人間なんていない。
答えの知っている質問をして、相手を気持よくさせる。
どんな話でも共感して、聞き役に徹する。
サシ飲みをして、相手の気を緩ませて、弱点を握っておく
優秀な同期は、先輩社員として敬ったほうがいい。
後輩は、将来売れそうな人間とだけ付き合う。
出る杭は打っておく
人たらしの妙技で惑わさせられる、不思議な感覚を持った本。
2011年6月5日日曜日
人生で、取り戻せないものを失った時に読む本
ヴィクトールフランクル それでも人生にイエスと言う 再読
この本は、なにかを失って二度と取り戻せないとき、読む本。
若さでも、子どもでも、親でも、失業でもなんでも、命でも、もう取り戻せないと感じたときに読むと心にすっと落ちてくる。
自分が、自分の力で変えられない運命に直面したとき、どんな態度を取るか。
自分なりの要約は、
人間性を無くし、死と隣合わせになった極限で残ったのは意志のみ。
意志をどう行使するか。そこにしか未来はわからない。
今が歴史になっていく。将来から自分を見ないで。
過去からの積み重ねは強力だけど、意志の力で跳ね返して。
彼方の人生は運命に翻弄されるが、
彼方にはどう生きたかの証は与えられるのは、彼方しかいないんだ。
頑張れば、人生を変えられるとは言わないし、そんな事をできるようなユダヤ人の状況でもなかった。
3.11で家が流されて、頑張れば失われた命が戻るわけでもない。
魔法少女ほむらちゃんみたいにやり直しは、効かないのだ。
でも、そのなかで唯一出来るのは自分がどういった態度で生きたか。
フランクル先生のカコイイところは、現在時点を一番の出発点にしてる。
人生や世界に意味はあるの?ないの?わからん、論理的には。でも、それを超えて覚悟、態度は示すことはできる。
そして、意味を作ることはできる、可能性を選ぶんじゃなくて、可能性を作るのだ。
世界は与えられるものじゃなくて、作る物だ。と、第二次大戦で傷ついた側のひとが言っている。
それで、世界って意味あるのだろうか?
あなたが与えてください。
最後のいまわの時に、ギリギリでもどういった態度を取れたかどうか
最後の審判のときに、神様からこう生きろと与えられた問を上手くこなせたかどうかではなく、
自分で作った問を自分で裁き、その裁きを神様が追認してくれる感覚だ。
別に、無神論ぽい醒めた見方をしているわけでもなく、特定の宗教の教義を原理的に守るのではなく
自分自身の宗教心で、自分自身を裁き、それを 生命の上位概念たちが その裁きの結果を
徹頭徹尾、支持してくれる感覚。
どんなに良いことを考えていて、やる気になっても人間は怠惰な生き物だ。
それに、自分たちでつくる意志だと決めたとき、その責任の重さにクラクラって来て、逃げたくなるよね。
わかる。とても今を生きることは責任を伴う重い事柄だし、自分自身で下した決断は、二度と取り戻しはできない。
過去には戻れない。だから、苦しいと思う。
でも、みんな不完全だし、その為に人間はひとりで生まれてこれない。ふたりから生まれてきて、まわりには沢山いるのだ。
だから、人生にイエスと言おう!
2011年6月3日金曜日
アサヒビールの中興の祖 樋口廣太郎
お借りした本
前例がない。 だからやる
アサヒビール躍進をした
樋口廣太郎氏の本 1926年 大正15年 昭和元年生まれ 京都府出身
夕日ビールとまで馬鹿にされていたアサヒビールに住友銀行から出向し、
日本一のビールを作るまでの軌跡
やったこと
工場毎の利益管理は見ない。工場は最高の商品を作ることに専念させた。
損切りとして、売り場から古いビールを撤去させた。
設備投資をした。
殆どが単純なのだが、やはり心構えが違う。
切ろうとしても掴めない、掴ませない意思の強さ
人使いのウマさが半端ない。
営業と、技術が喧嘩をしていた。
責任のなすりつけあいをしていたので、上手いことスムーズに流れるように調整をした。
時間がないとお客様から言われれば、移動の車に乗り込んで、商談してしまう強引さとお茶目さ。
若い人に任せよう。どうしても年寄りは、残された時間の短さから保守的になってしまう。
なにより 明るい職場、明るい会社にしよう
居心地の良くリラックスしたらよくなるというのを信じ切った。
公正明大、積極性、いいものをつくる、失敗を恐れるな
特別なことはいらないから、本当に必要なもんだけを大事にしようとしている。
挨拶から身だしなみ、大きな声、部下の悩みみっつ聞き出すこと。マイナス情報を大事にする。
成功したCI活動を止めること。本業が大事だ。
感謝の心。その感謝は、お客様、地域、従業員、先人たち すべてに注がれる。
それを表現するために、先輩社員の慰霊碑を建てる!この発想は凄い。
先人を大切にする精神を忘れたらいけない。
京都出身、関西出身の人らしい死者への歴史の重みを感じる。
人員整理系のリストラをしたら、本当に苦しくなる。
ご飯が食えなくちゃみんなでお粥をたべよう
三食を二食にしよう。リストラは切ったほうも切られたほうも心に傷を負う。
初代社長の地位復権。心にダイナモを。自分で自己燃焼していく。
そして
知に溺れるな
かしこ、あほう より あほう かしこ であれ
他人の悪口を言わない。
一つの商品を磨きあげる。
前進は若手の仕事、撤退を決めるのがトップの仕事。
引退したら存在感をなくすのが大事。
社員を萎縮させるな。
ビールは文化です。
この本を読んで、関西に行きたくなりました。
こういう性格になりたい。こういう人格でありたいと思います。
慰霊碑を建てる発想は関東にはあまり聞かない発想だ。
良い経営者だったんだなというのが読んでいて感じます。
ブックオフで100円で売っているので、お気軽に読んで合わなければ途中で読まなくても済む値段です。
前例がない。 だからやる
アサヒビール躍進をした
樋口廣太郎氏の本 1926年 大正15年 昭和元年生まれ 京都府出身
夕日ビールとまで馬鹿にされていたアサヒビールに住友銀行から出向し、
日本一のビールを作るまでの軌跡
やったこと
工場毎の利益管理は見ない。工場は最高の商品を作ることに専念させた。
損切りとして、売り場から古いビールを撤去させた。
設備投資をした。
殆どが単純なのだが、やはり心構えが違う。
切ろうとしても掴めない、掴ませない意思の強さ
人使いのウマさが半端ない。
営業と、技術が喧嘩をしていた。
責任のなすりつけあいをしていたので、上手いことスムーズに流れるように調整をした。
時間がないとお客様から言われれば、移動の車に乗り込んで、商談してしまう強引さとお茶目さ。
若い人に任せよう。どうしても年寄りは、残された時間の短さから保守的になってしまう。
なにより 明るい職場、明るい会社にしよう
居心地の良くリラックスしたらよくなるというのを信じ切った。
公正明大、積極性、いいものをつくる、失敗を恐れるな
特別なことはいらないから、本当に必要なもんだけを大事にしようとしている。
挨拶から身だしなみ、大きな声、部下の悩みみっつ聞き出すこと。マイナス情報を大事にする。
成功したCI活動を止めること。本業が大事だ。
感謝の心。その感謝は、お客様、地域、従業員、先人たち すべてに注がれる。
それを表現するために、先輩社員の慰霊碑を建てる!この発想は凄い。
先人を大切にする精神を忘れたらいけない。
京都出身、関西出身の人らしい死者への歴史の重みを感じる。
人員整理系のリストラをしたら、本当に苦しくなる。
ご飯が食えなくちゃみんなでお粥をたべよう
三食を二食にしよう。リストラは切ったほうも切られたほうも心に傷を負う。
初代社長の地位復権。心にダイナモを。自分で自己燃焼していく。
そして
知に溺れるな
かしこ、あほう より あほう かしこ であれ
他人の悪口を言わない。
一つの商品を磨きあげる。
前進は若手の仕事、撤退を決めるのがトップの仕事。
引退したら存在感をなくすのが大事。
社員を萎縮させるな。
ビールは文化です。
この本を読んで、関西に行きたくなりました。
こういう性格になりたい。こういう人格でありたいと思います。
慰霊碑を建てる発想は関東にはあまり聞かない発想だ。
良い経営者だったんだなというのが読んでいて感じます。
ブックオフで100円で売っているので、お気軽に読んで合わなければ途中で読まなくても済む値段です。
就活の法則 再読
就活
一やりたいこと
二やれること
三世の中から求められていること
一二三のマッチングしたものを仕事にせよ。
特に二やれることを人は甘くみてしまう。努力で後々やれるだろう!それはないから!
この本の極意は、とてもキツイ。自分の実力をみろ。自分のポジションをきちんと把握しろ。
これを独りでやるのは、難しい。自分は自分を高めに見積もるもんだし
それを本一冊ではむずい。だからこその先生とか先輩とか、自分の頭を抑えつけてくれる
現実を見せてくれる存在がいるんだね。
それが自分にはわからなかった。流浪になったあとだからこそ、身に染みて理解できる本。
厳しいことをいってくれる先生を大事にしろよ!と。
marginal 日本辺境論 日本属国論 お茶目な人
日本辺境論 読了
初めて内田樹(たつる)の本を買って読んだ本。
日本人及び日本国が東アジアの辺境の地で永久にあり続ける宿命について書かれた本。
日本人て不真面目だよね。知ってるくせに知らないふりするし、ルールは守らないし
場の流れに流されて、自分は本当は反対だったがまわりの流れを止めることができなかったと
かいって責任を回避しようとするし。
なんでそんな国なんだ?
日本は、辺境に存在する国だから。
弱っちくて、でもボロボロにやられるほどには近くなく、
むしろ強さはあるくせに知らんほうが徳だと
思ったら知らない振りをする。
バカな子な振りをする。
ひとつの軸を中心に 内田の雑談が始まる。
日本て地政学的に辺境にあったからね。
中国、アメリカ含め、あまりにまわりの国が強すぎた。自分たちで決められる範囲が限られた民族だった。
他者が動いて、秩序をつくってそれにどう対応していこうかと決めてきた民族史。
やっぱり劣等感がある。日本人とはどういった存在かが気になる
そんな風になんども問うている姿そのものが
回帰性そのものが日本人だ。日本人てなに?て問い 自体が そのまま答えになってしまっている
なんで、そうなっちゃったの?
外からいいものが沢山くるのだもの。
新しい物自体を取り入れるのが上手くいった人間が勝って来た歴史がある。
固有のもの自体が不明瞭。
あっちいけ、こっちいけ そんなふらふらしている振る舞い自体が日本人なんだと。
受身体質の日本人に対して、批判的だけど、自分も日本人だしね。という感覚は忘れない。
受身は、世界にたいしても、学びにたいしても同じで
特に学びにたいしては、絶大な効用をもたらしたと綴る。
その代わりに、ゼロからなにかを立ち上げたという業績には結びつきづらいが。。。
第三章は、 機の論理
これは武道に対する姿勢。天下無敵の意味とはなんぞや。
自分はこの人の本は大好きだ。
世の中をひっくり返して見せてくれるお茶目なおじさんだ。
初めて内田樹(たつる)の本を買って読んだ本。
日本人及び日本国が東アジアの辺境の地で永久にあり続ける宿命について書かれた本。
日本人て不真面目だよね。知ってるくせに知らないふりするし、ルールは守らないし
場の流れに流されて、自分は本当は反対だったがまわりの流れを止めることができなかったと
かいって責任を回避しようとするし。
なんでそんな国なんだ?
日本は、辺境に存在する国だから。
弱っちくて、でもボロボロにやられるほどには近くなく、
むしろ強さはあるくせに知らんほうが徳だと
思ったら知らない振りをする。
バカな子な振りをする。
ひとつの軸を中心に 内田の雑談が始まる。
日本て地政学的に辺境にあったからね。
中国、アメリカ含め、あまりにまわりの国が強すぎた。自分たちで決められる範囲が限られた民族だった。
他者が動いて、秩序をつくってそれにどう対応していこうかと決めてきた民族史。
やっぱり劣等感がある。日本人とはどういった存在かが気になる
そんな風になんども問うている姿そのものが
回帰性そのものが日本人だ。日本人てなに?て問い 自体が そのまま答えになってしまっている
なんで、そうなっちゃったの?
外からいいものが沢山くるのだもの。
新しい物自体を取り入れるのが上手くいった人間が勝って来た歴史がある。
固有のもの自体が不明瞭。
あっちいけ、こっちいけ そんなふらふらしている振る舞い自体が日本人なんだと。
受身体質の日本人に対して、批判的だけど、自分も日本人だしね。という感覚は忘れない。
受身は、世界にたいしても、学びにたいしても同じで
特に学びにたいしては、絶大な効用をもたらしたと綴る。
その代わりに、ゼロからなにかを立ち上げたという業績には結びつきづらいが。。。
第三章は、 機の論理
これは武道に対する姿勢。天下無敵の意味とはなんぞや。
自分はこの人の本は大好きだ。
世の中をひっくり返して見せてくれるお茶目なおじさんだ。
2011年6月1日水曜日
ウェブ進化論 再読 企業は変わったが、この人の思想はいまだに通じると信じたい
ジャック(黒ラブラドール) を15歳まで あんなに元気に生活させているのは心から感服。
12歳くらいが寿命なのに。 本当にすごい。
直感を信じて好きを貫け
好きを貫くために戦略を
直感を信じて好きを貫け という檄文をはてな周辺に 2007年に書いた人
「はてな」はその時は、カンブリア宮殿でmixiと並んで評される会社だった。
この文章ひとつで本当に心が熱くなった思い出がある。
ウェブ進化論を書かれた2006年時点でグーグルが最高の時代だった。
そして、この本の趣旨、webは善である。それは今でも変わってない気がする。
ウェブ上とはいえ、誰でも気軽に動き回れる世界は心地いい。
あちら側 基幹技術やテクノロジー プラットフォーム
こちら側 フィジカルやインターフェイス
あちら側の進化の話が書いてある。
結局は、こちら側もiphoneやipadでだいぶ様変わりしたし
あちら側もどんどんと進んでいった。
IT産業でもあちら側とこちら側という考え方を教えてくれた。
個の能力向上を説いた。能力向上こそが全て
その為にインプットとして
知恵へのアクセスは高速道路のようにスムーズに早くできるようになった
アウトプットする場所も沢山ふえた。
一生涯勉強して、自分自身を磨き上げてくれ。
人生を楽天主義オプティミズムで生きようと言った人。
彼をその気持ちにしたのはシリコンバレーという土地だったらしい。
彼にとっての聖地。世界中の技術者が集まって、明るく楽しくやっている田舎町だった時期があり
そこにドンドンとお金と人がなだれ込んで世界を決定する場所へと変わっていった。
90年代で世界で一番成長していた場所を過ごした人の興奮と躍動感をすごく感じる。
その反面、日本は本当に成長をしない時代がいまでも続いている。
ただ、2000年代には、リーマンショックもまだ起きていなくとも、貧富の差が拡大していってそれに懸念をもっていた。
彼にとっては、一番人生でリスクを取って、その波に乗っかった時期だったのだな。
そこでの思いが、彼の基本思想になっていく。リスクを取り、個人能力を磨こう。好きこそ物の上手なれ。
朝起きて、会社に行きたい!完璧に楽しんでる!どんどんと世界が変わっていく。そこの中心地に
自分がいる興奮。流れは早いが、それに乗っかろうとする愉快な世界と仲間たち。
マドルスルー 先行きが見えない中手探りで困難に立ち向かう それを楽しむ心
10年前の本を読んでいて、とても羨ましくなったのと同時に心が踊ってもくる。
彼は30代半ばから40代にかけて こんなにも楽しいビジネスをしてきたのだ。
だからこそ、あとに続くひとも、楽しんでくれ、飛び込めば絶対に楽しめる。
変に縮こまるな。もっとおおらかになろう。明るく楽しく、狂気に好きを貫こうと言い続けてきたんだな
とても愛情深い人だ。
街場のメディア論 内田樹読了!
内田樹
たつる先生の本 やっぱり面白い。
キャリアについても、一般的な考え方に違う視点を与えてくれる。
キャリアについて最初に自分の適した仕事があり、それを見つけるのが
仕事探しなんだ
それを見つけることが 就職活動というものなんだという考え方にケチをつける
まず仕事をする、そしてそのなかで自発的に育っていくものがあって、
そこで振り返ってみて、ああ、こういう能力があったのかという適性が見えてくるという考え方をする。
就職活動のとき、確かに多くのひとはそういってくれたが、自分の場合、メディアに毒されていたんだろう。
コーリング(天職)に合えさえすれば、才能は開くと考えてしまっていた。
なので、けっこう失敗をして、手痛いダメージを受けたりした。
たつる先生のスタンスは
なんでも、最初はわからない、経験していないことがわかるわけない という立場をとり
それを振り返ってみて、そこに意味合いを見出すことしか人間にはできないと語ってくれるのだ。
年長者、師匠の経験からの知恵を大事にする人なんだなというのを再び自分の中に思い出させてくれた著者だ。
わかるって時は現場で右往左往しているときで、使わなくちゃならない時には、
人間は使えるようになるもんだというスタンス。 これも納得。
いまの仕事も そうしないといけない状況に追い込まれたおかげで、覚えるのはすぐにできるようになった。
だれもやるひとがいない、じぶんがやるしかないときに人の能力は向上する。
それがコーリングの意味合いだよと。
メディアについても、自分の身体性をかけた生の声を発しているか、その声からでたものでないと
価値はないと考えているみたいだ。
インフラが商取引のように考えられるようになってしまい、全体の利益を守ることをしなくなってしまったことを嘆く。
個別の自分自身の利益だけを追求するようになったのは、この商取引の考え方を人間の活動、全ての分野に通用するものと錯覚して、教育や医療など、全体の利益となる部分に適用してしまったことがいまのめんどくささを生んでいるのかもしれない。
この本の白眉は
6講 本棚の効用について
本棚には既読の本、未読の本が仕舞ってある。そして、並び順もその人の考え方がでている。
既読の本からは自分てどういう人間だったのか、未読の本からはこういう人間になりたいんだ
並び順で、その人の思考がわかったりする。
なかでグチャグチャに考えがつまっている脳みそを表面にだして、見ることのできる
本当にお手軽な方法でもある。
それが楽しいんだ。本棚には未来と過去とみられたい自分が同居している。
だからこそ蔵書は個人的な楽しみになるんだ、そして自分の未来を予想していて、
こうありたい自分自身を表現していたりするものなんだ。
Garden Tokyo jacket and bottoms in Morikun wedding party
もりくんとたかちゃんの結婚式でお会いした社長様
株式会社ナインヒルズ Garden TOKYO
Mr. Okada is Designer and running own company!
leggings |
2011年5月30日月曜日
若者を喰い物にし続ける社会 と 子供の最貧国 日本 再読了
反貧困本
湯浅誠の 反貧困本
を読んだので
続けて
若者を喰い物にし続ける社会
404 not found を読んでみた。
若年層へのサポートが殆どない実情を書く。
「テーマは親の世代より豊かになれない自分たちの世代」
階級闘争ではなく、世代間でどれだけ不平等が生まれてしまうのかそれを書いている。
世代間対立がキーワード
単純に老人のほうが人口が多い。だから政治家は、老人向けの政策を取る。
福祉予算も、若年層向けに向けず、高齢者に向けた。
その点、民主党政権は、高校無償化 子ども手当 この本が書かれた2007年の問題に対して
取り組んでいたのだな。
日本のピークは
1997年名目GDP515,644.20円
実質ではその後も伸びつづけるが、名目GDPでは最後だ。
正直、この本の不親切な点は、名目GDPの伸びが悪いとなぜダメなのかの説明が無いところ。
本自体は、2006年時点で どんどんと出来ていく格差(若者間での格差、 世代間での格差)
を説いていく。
新書の手軽さからか、熱く当時の政権運営を非難し、今後の政策提案をしている熱量がすごくある。
2006年出版の本自体として、2011年に読み返す必要があるかどうかは不明だが、
若者が高齢者に搾取されている。世代間対立が発生している ということを克明に訴え
そして、現時点でも、世代間対立は解決策すら見いだせていないのだ。
貧困本で好きなものは、
子供の最貧国・日本だ。
2008年出版
2000年時点でのOECDデータをみると、日本の全世帯の貧困家庭は 14.3%
親子2人世帯で世帯収入195万円 親2人子1人で239万円、親2人子2人で276万円
これを下回っていると貧困世帯と呼ぶ。
改善策は取られているかというと、
残念なことに、日本の社会保障費は、老人に回ってしまっている。
政府が所得分配をすると、逆に貧困率があがるという訳のわからない状況になってしまっている。
そこで、貧困率を語るとき、自己責任原則がでてくる。
その現状に甘んじているのは、自分たちの努力不足だったのだと。
自己責任論は ゲイリーベッカー の人的資本論の行き過ぎだと表現する。
ベッカー教授たちは、ミクロ経済学を使い、社会で起きている出来事がなぜ起こるのか説明をして
ノーベル賞を受賞したのだったが、、、
そもそも、なぜ貧困がだめなのよ! というと、
民主主義の基本である 努力すれば誰でも高い社会的地位に付けられる という
原則を守れないから。
貧乏な子供のIQは家庭環境とリンクしている。
所得が高くて、塾に沢山いっても、そんなにスコアに影響はでないのに、貧乏すぎるとIQに影響がでてくる。
最貧の家庭環境の子供は、その生まれ持った能力を出す前に貧窮の影響で失敗してしまうのだ。
人間は平等である、自由である、そんな
民主主義の基本的な部分を否定するからだと自分は思う。
だからこその貧困の解決の道筋が必要だと考える。
また、山野氏のような抑制され、統計データもとり、自分の主張を述べる文章を書けるようになりたい
というあこがれをもった本でもあった。
湯浅誠の 反貧困本
を読んだので
続けて
若者を喰い物にし続ける社会
404 not found を読んでみた。
若年層へのサポートが殆どない実情を書く。
「テーマは親の世代より豊かになれない自分たちの世代」
階級闘争ではなく、世代間でどれだけ不平等が生まれてしまうのかそれを書いている。
世代間対立がキーワード
単純に老人のほうが人口が多い。だから政治家は、老人向けの政策を取る。
福祉予算も、若年層向けに向けず、高齢者に向けた。
その点、民主党政権は、高校無償化 子ども手当 この本が書かれた2007年の問題に対して
取り組んでいたのだな。
日本のピークは
1997年名目GDP515,644.20円
実質ではその後も伸びつづけるが、名目GDPでは最後だ。
正直、この本の不親切な点は、名目GDPの伸びが悪いとなぜダメなのかの説明が無いところ。
本自体は、2006年時点で どんどんと出来ていく格差(若者間での格差、 世代間での格差)
を説いていく。
新書の手軽さからか、熱く当時の政権運営を非難し、今後の政策提案をしている熱量がすごくある。
2006年出版の本自体として、2011年に読み返す必要があるかどうかは不明だが、
若者が高齢者に搾取されている。世代間対立が発生している ということを克明に訴え
そして、現時点でも、世代間対立は解決策すら見いだせていないのだ。
貧困本で好きなものは、
子供の最貧国・日本だ。
2008年出版
2000年時点でのOECDデータをみると、日本の全世帯の貧困家庭は 14.3%
親子2人世帯で世帯収入195万円 親2人子1人で239万円、親2人子2人で276万円
これを下回っていると貧困世帯と呼ぶ。
改善策は取られているかというと、
残念なことに、日本の社会保障費は、老人に回ってしまっている。
政府が所得分配をすると、逆に貧困率があがるという訳のわからない状況になってしまっている。
そこで、貧困率を語るとき、自己責任原則がでてくる。
その現状に甘んじているのは、自分たちの努力不足だったのだと。
自己責任論は ゲイリーベッカー の人的資本論の行き過ぎだと表現する。
ベッカー教授たちは、ミクロ経済学を使い、社会で起きている出来事がなぜ起こるのか説明をして
ノーベル賞を受賞したのだったが、、、
そもそも、なぜ貧困がだめなのよ! というと、
民主主義の基本である 努力すれば誰でも高い社会的地位に付けられる という
原則を守れないから。
貧乏な子供のIQは家庭環境とリンクしている。
所得が高くて、塾に沢山いっても、そんなにスコアに影響はでないのに、貧乏すぎるとIQに影響がでてくる。
最貧の家庭環境の子供は、その生まれ持った能力を出す前に貧窮の影響で失敗してしまうのだ。
人間は平等である、自由である、そんな
民主主義の基本的な部分を否定するからだと自分は思う。
だからこその貧困の解決の道筋が必要だと考える。
また、山野氏のような抑制され、統計データもとり、自分の主張を述べる文章を書けるようになりたい
というあこがれをもった本でもあった。
2011年5月29日日曜日
masterpiece of Japanese picture book
The Cat Who Lived a Million Times(百万回生きた猫)
There were the cat who lived one millions times.
He lived one millions times and died one millions times.
When the cat died, his owner was sad deeply.
But the cat oneself was not sad never.
One time, He had fallen loved the white cat.
He had came to a head.
One day,the white cat had died.
For the first time, the cat was cry deeply.
He never feel sad to die oneself. But he can feel sad at experience the death of a loved one.
The cat was never, ever born again.
Happy end
英語訳されていなかったのですね。
http://site.sckoon.com/organicstyle/2010/06/22/eho/
This site translates the picture book.
王様や船乗り、手品師、どろぼう、おばあさん、ちいさいおんなのこに飼われていたねこ
ねこは飼い主のことが大嫌いだった。
飼い主は猫が死んで悲しむけど猫は全然悲しくない。
ねこは、だれのねこでもなく、のらねこになりました。
ねこは、立派なトラ猫だったので、とてももてました。
自分が大好きでたまらなかったのです。
でも振り向いてくれない白猫がいました。
どんなに百万回死んだんだぜと自慢しても振り向いてくれません。
悔しくって宙返りして自慢するのですが、そう、としかいってくれません。
自慢しかけて、そばにいていいかい。
ええ
と白猫は答えました。
そして二人のねこは一緒にいつもいました。
子猫もたくさん生まれ、自分よりも子猫がだいじになりました。
けっしてねこは百万回もとは言わなくなりました。
子猫も独立し、ふたりのねこは一生二人で生きていたいないたいなと言いました。
ある日、白いねこが動かなくなりました。
ねこははじめて泣きました。百万回泣きました。
夜も朝も昼も泣きました。
ある日、ねこは白いねこの隣で静かに動かなくなりました。
ねこはけっして生き返りませんでした。
湯浅誠 の 反貧困 を読了
夜逃げの話をよく聞くようになった。
夜逃げってすごいですね。
朝出勤したら、 会社がもぬけの殻になってる。 行ったらなにもなかった。それはどんな心境なんだろう。
当然のようにあった日常が一瞬で無くなる。倒産は社員も当日まで知らないもんなんだね。
そんな兆候に気がつかないと被害はうけるのですがね。悪かろうが卑怯だろうが、損害はうけるので。
反貧困ネットワーク主宰
ちょうど内閣参与だった湯浅誠氏の本を読み終えた所だったので、心にぐっとくるものがあった。
なぜに日本はここまで貧しくなってしまったのだろう。
ワーキング・プア 働いているのに生活が出来ない層
この本の論旨は的確だ。
この大不況のなか、貧困に陥るのは決して自己責任ではない。
あまりに多くの貧困に苦しむヒトが自己責任論を自分の信条にして、自力で頑張ろうとしていく
そして、社会の壁に跳ね返されていく、そして、自分を失っていく。
そういう人々をNPOとして支えてきたひとが湯浅誠だ。
1995年を境に社会システムが崩壊してしまった感がある。
もちろん、社会システムに乗っかれているヒトは
沢山いる。そちらのほうが多い。
でも、失敗のリカバリーを許すだけの社会的なリソースがもう余っていないのだ。
本自体は、湯浅誠の元に集まった経験談をまとめたもの。
だからどんなバイアスが掛かっているかわからないが、ただそこにそんな食うことのできない人々を
どんどんと生み出している日本社会のルポが書かれている。
貧窮は、現状の社会システムからの排除という。社会のリソースを分け与えられる地位にいないのだから。
第一に、教育からの排除、第二に雇用からの排除、第三に家族からの排除、第四に公的支援(生活保護等)からの排除
そして、ラストは、自分自身からの排除 それは自殺だ。
自己責任の原則を忠実に信じているが、しかし社会から排除された人間がいる。
努力が足りなかった。人的資源を利用しきれなかった。時間を無駄にした。
うまくいきれない。孤立を深めていく。それに自己嫌悪をしていく。
生存競争を重視する自己責任原則を信仰している本人は、つぎにこう考える。
そんな自分が生きる資格があるのだろうか?自己責任で頑張ってきたのに上手くいかなかった。
自己責任のラストの方法は、死んで自分の人生を幕を引くこと。それで責任をとると考える。
長い間、社会からの拒絶され続けているため、内部で考えるだけになるのだ。
当然、それは一方的なわがままな思考になる。
外からは、こういう批判が生まれる。 だから、弱いんだ!自殺しちゃうんだ!駄目だな!
自己責任で自殺したんだからイイんじゃない? 見事に自己責任を社会全体で完遂しきった。
それは、心地良くはないが、社会的に主要な思想をきちんと踏まえて誰もが行動した。
自己責任が貫徹された世界。日本にももちろんあった。
それは、中世日本が荘園制崩壊から続いて、太閤検地まで織豊政権と江戸幕府 で描かれた日本だった。
自治と封建領主と自分たちの武力で守っていたものを、信長、秀吉、家康が
法律と中央集権化で、一定の平和まで治めたのだ。天下静謐を誰もが願っていた。
ただ、現在に、主流となった思想、自分たちの行動の指針になるものは、いまだに見えてこない。
web世界が発達することで、市民という概念を梅田望夫が持ち出しているとも思う。
いろんなヒトが今後の社会のあり方に提言をしているのだ。
思想家、哲学者ってなんの仕事をしているかわからなかったのだが、こうやって社会的な主流となる
考え方や行動指針を提案しあっている人々のことをいったのだな。
湯浅誠氏は 懐かしいが新しい市民社会をつくっていこうと提案している。
ゆとりと溜めのある社会、助け合いの社会、互助精神、
人間がすべり台のごとく転落していく社会をどうにかして、正していこうとする人だったのだな。
年越し派遣村
の村長というイメージしかなく、胡散くさい人だと想っていたのだが、
人はイメージで見てはいけない。行動で見なくては!それを考えさせられた人物だった。
夜逃げってすごいですね。
朝出勤したら、 会社がもぬけの殻になってる。 行ったらなにもなかった。それはどんな心境なんだろう。
当然のようにあった日常が一瞬で無くなる。倒産は社員も当日まで知らないもんなんだね。
そんな兆候に気がつかないと被害はうけるのですがね。悪かろうが卑怯だろうが、損害はうけるので。
反貧困ネットワーク主宰
ちょうど内閣参与だった湯浅誠氏の本を読み終えた所だったので、心にぐっとくるものがあった。
なぜに日本はここまで貧しくなってしまったのだろう。
ワーキング・プア 働いているのに生活が出来ない層
この本の論旨は的確だ。
この大不況のなか、貧困に陥るのは決して自己責任ではない。
あまりに多くの貧困に苦しむヒトが自己責任論を自分の信条にして、自力で頑張ろうとしていく
そして、社会の壁に跳ね返されていく、そして、自分を失っていく。
そういう人々をNPOとして支えてきたひとが湯浅誠だ。
1995年を境に社会システムが崩壊してしまった感がある。
もちろん、社会システムに乗っかれているヒトは
沢山いる。そちらのほうが多い。
でも、失敗のリカバリーを許すだけの社会的なリソースがもう余っていないのだ。
本自体は、湯浅誠の元に集まった経験談をまとめたもの。
だからどんなバイアスが掛かっているかわからないが、ただそこにそんな食うことのできない人々を
どんどんと生み出している日本社会のルポが書かれている。
貧窮は、現状の社会システムからの排除という。社会のリソースを分け与えられる地位にいないのだから。
第一に、教育からの排除、第二に雇用からの排除、第三に家族からの排除、第四に公的支援(生活保護等)からの排除
そして、ラストは、自分自身からの排除 それは自殺だ。
自己責任の原則を忠実に信じているが、しかし社会から排除された人間がいる。
努力が足りなかった。人的資源を利用しきれなかった。時間を無駄にした。
うまくいきれない。孤立を深めていく。それに自己嫌悪をしていく。
生存競争を重視する自己責任原則を信仰している本人は、つぎにこう考える。
そんな自分が生きる資格があるのだろうか?自己責任で頑張ってきたのに上手くいかなかった。
自己責任のラストの方法は、死んで自分の人生を幕を引くこと。それで責任をとると考える。
長い間、社会からの拒絶され続けているため、内部で考えるだけになるのだ。
当然、それは一方的なわがままな思考になる。
外からは、こういう批判が生まれる。 だから、弱いんだ!自殺しちゃうんだ!駄目だな!
自己責任で自殺したんだからイイんじゃない? 見事に自己責任を社会全体で完遂しきった。
それは、心地良くはないが、社会的に主要な思想をきちんと踏まえて誰もが行動した。
自己責任が貫徹された世界。日本にももちろんあった。
それは、中世日本が荘園制崩壊から続いて、太閤検地まで織豊政権と江戸幕府 で描かれた日本だった。
自治と封建領主と自分たちの武力で守っていたものを、信長、秀吉、家康が
法律と中央集権化で、一定の平和まで治めたのだ。天下静謐を誰もが願っていた。
ただ、現在に、主流となった思想、自分たちの行動の指針になるものは、いまだに見えてこない。
web世界が発達することで、市民という概念を梅田望夫が持ち出しているとも思う。
いろんなヒトが今後の社会のあり方に提言をしているのだ。
思想家、哲学者ってなんの仕事をしているかわからなかったのだが、こうやって社会的な主流となる
考え方や行動指針を提案しあっている人々のことをいったのだな。
湯浅誠氏は 懐かしいが新しい市民社会をつくっていこうと提案している。
ゆとりと溜めのある社会、助け合いの社会、互助精神、
人間がすべり台のごとく転落していく社会をどうにかして、正していこうとする人だったのだな。
年越し派遣村
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人はイメージで見てはいけない。行動で見なくては!それを考えさせられた人物だった。
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