ファイナンシャルプランナー田口智隆さんの 新作 年収200万円からのお金と人生を真剣に考える
読了。
11歳のバフェットや28歳貯金ゼロから考えるお金 の著者
一貫して語られるテーマは、お金に縛られない自由を作り出しましょう。
そのために、お金に関するアドバイスや、どん底を経験して、そこからお金に困らないまでに
なった生活パターンや考え方、行動をシェアしましょう!という趣旨の本
年収200万円代 少ないと思ったが 年収ラボ を読むと、男性382万人、女性408万人
がこの年収層のボリュームになる。
確かに、月給制で20万円貰えたら悪くない。 ボーナスはあって2ヶ月 とすると280万円
金持っている人は、もっと当然ながら貰っているが、まわりにいる感覚だと妥当な金額だとも思う。
目次
- お給料だけで大丈夫?
- 雪だるまを作る前に ~お給料とお小遣いをみ直そう
- 雪だるまをつくろう ~副収入を手に入れよう
- 雪だるまを大きくしよう ~投資のスタート
- 大きくなった雪だるまから小さな雪だるまをつくろう ~フロー収入をえる
- お金のストレスフリーを実現したら
前提として給料は上がらない。上がりにくい状況にある。
で、いったい人生において幾ら必要になるか 20世紀の普通の生活として考えていたものを
全部手にいれようとすると、3億円かかる。
大卒の平均年収は 2億7000万円 ほぼ年収とその他の投資で見合うことはできる。
が、このラインからはみ出してしまった人間も多い。
そうなってくると、人間的な暮らしをしたければ、色々と頭を使わなくてはならない。
自分の年金を作る それを雪だるまに例えて
その雪だろまを大きくしていこうというのがこの本のテーマ
雪だるまを大きくする前に
自分の仕事「本業」 を頑張ろう。
次に、節約をする。無駄な出費をなくす 給料の20%は貯金に回す
そもそも無駄な出費てなに?かを知るために90日間レコーディングダイエット・マネー版を提案している。
そのやり方は、買ったもの全てのレシートを取っておく。 それをノートに貼り付ける。 食べた物全てを記入するレコーディングダイエットのように、出費したお金すべてを記録しておく。
それで一ヶ月ごとに、無駄金、投資支出、日々の消費 などに分類し、評価をしていく。
結果として無駄を減らしていくという方法。
自分の場合は、レコーディングだけは毎日やっている。なので一ヶ月に掛かった消費額は把握できている。
ただ、それの評価はしていない。できていないので、なかなかお金が貯まらない。
でも、毎週家計簿をつける習慣があるので、無駄なものを買おうとする消費自体は少なくなった。
気軽にスマートフォンアプリで家計簿は出来るが、スマートフォンアプリだと、どうしても現金出納帳
なので、旅行や結婚式等、大きい金額が動いたときに分析がしずらい難点がある。
なので、ノートにダイレクトに貼るというのはいい方法だ!
雪だるま(自分年金)は生活を節約して見直しただけではそんなに大きくならない。
その為、副業を考える必要がある。
副業の目安として、月に3万円稼ぐことができる。
単純にヤフオクで売りさばいてもいい。趣味を兼ねたアルバイトをしてもいい。
とにかく金額は3万円を月々稼ぐこと その方法は自分たちで試行錯誤してくれ!
とにかくもできた月々種銭3万円プラスαで 投資のスタート
投資は、手間のかからない投資信託で開始がベスト。
投資信託の選択基準は
販売手数料が安い物(0%もある)
信託報酬が1%以下のもの(こちらは保有期間ずっとかかるのでできるだけ安く)
預かり資産残高が月々増えている商品 (人気があるから購入者が多い)
保有したあとは、日々のパフォーマンスに左右されないこと
1000万円までたまったら
REIT不動産投資信託や収益不動産 など。。。 1000万円が種銭の最低限度というわけですね。
未来の話として、お金のストレスフリーを実現できたら、人生においてお金に縛られない生き方を追求してみたらどうだろうか?
と締めておわる。
種銭を作るためにどの程度の金額が月々必要か、ざっくりだがわかるのがありがたい。
一番楽しい部分は、副業を考えるところだろう。参考例としてあがったライターさんや家庭教師の
例は斬新で面白いし、自分たちにもできそうな夢をかんじさせる。
お金のことは、やはり真剣に考えなくてはならないのだな。
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