2011年6月1日水曜日
ウェブ進化論 再読 企業は変わったが、この人の思想はいまだに通じると信じたい
ジャック(黒ラブラドール) を15歳まで あんなに元気に生活させているのは心から感服。
12歳くらいが寿命なのに。 本当にすごい。
直感を信じて好きを貫け
好きを貫くために戦略を
直感を信じて好きを貫け という檄文をはてな周辺に 2007年に書いた人
「はてな」はその時は、カンブリア宮殿でmixiと並んで評される会社だった。
この文章ひとつで本当に心が熱くなった思い出がある。
ウェブ進化論を書かれた2006年時点でグーグルが最高の時代だった。
そして、この本の趣旨、webは善である。それは今でも変わってない気がする。
ウェブ上とはいえ、誰でも気軽に動き回れる世界は心地いい。
あちら側 基幹技術やテクノロジー プラットフォーム
こちら側 フィジカルやインターフェイス
あちら側の進化の話が書いてある。
結局は、こちら側もiphoneやipadでだいぶ様変わりしたし
あちら側もどんどんと進んでいった。
IT産業でもあちら側とこちら側という考え方を教えてくれた。
個の能力向上を説いた。能力向上こそが全て
その為にインプットとして
知恵へのアクセスは高速道路のようにスムーズに早くできるようになった
アウトプットする場所も沢山ふえた。
一生涯勉強して、自分自身を磨き上げてくれ。
人生を楽天主義オプティミズムで生きようと言った人。
彼をその気持ちにしたのはシリコンバレーという土地だったらしい。
彼にとっての聖地。世界中の技術者が集まって、明るく楽しくやっている田舎町だった時期があり
そこにドンドンとお金と人がなだれ込んで世界を決定する場所へと変わっていった。
90年代で世界で一番成長していた場所を過ごした人の興奮と躍動感をすごく感じる。
その反面、日本は本当に成長をしない時代がいまでも続いている。
ただ、2000年代には、リーマンショックもまだ起きていなくとも、貧富の差が拡大していってそれに懸念をもっていた。
彼にとっては、一番人生でリスクを取って、その波に乗っかった時期だったのだな。
そこでの思いが、彼の基本思想になっていく。リスクを取り、個人能力を磨こう。好きこそ物の上手なれ。
朝起きて、会社に行きたい!完璧に楽しんでる!どんどんと世界が変わっていく。そこの中心地に
自分がいる興奮。流れは早いが、それに乗っかろうとする愉快な世界と仲間たち。
マドルスルー 先行きが見えない中手探りで困難に立ち向かう それを楽しむ心
10年前の本を読んでいて、とても羨ましくなったのと同時に心が踊ってもくる。
彼は30代半ばから40代にかけて こんなにも楽しいビジネスをしてきたのだ。
だからこそ、あとに続くひとも、楽しんでくれ、飛び込めば絶対に楽しめる。
変に縮こまるな。もっとおおらかになろう。明るく楽しく、狂気に好きを貫こうと言い続けてきたんだな
とても愛情深い人だ。
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