2011年2月1日火曜日
人生がときめく片付けの魔法 片付けとは祭り
ガラクタを捨てれば自分が見える カレン・キングストン著 は部屋を綺麗にすることで、気の流れがよくなり、自分の精神がよくなるという論法
「人生がときめく片付けの魔法」は もっと単純に、
手に取ったとき心がときめく物のみを選ぶことで、自分にとって大事なものが見えてくる。
そして、捨てるという精神的に大変な決断を繰り返すことで、自分自身の判断力を養っていくという話。
捨てるという決断は、本当に心苦しいけれども、自分自身にとって大事なものを選び取ることができたら、そちらのほうが幸せじゃないか
この本で納得できないのは、積ん読本を処分せよ という所。 積ん読本は 「内田樹 の本棚は未読のものも含めて自分の脳味噌を他者、あるいは無意識の自己に開示している。読んでいない本は、将来こういう本を読めるようになりたいという他人、無意識の自己へのアピールでもある。 」ということの方が納得できたから、本の処分については参考にしないでおきたい。
洋服に関しては心の底から賛成だ。着なかった服を捨てるのは本当に難しい。ちょっとばかり値が張っていたりしたらもう悩みまくる。もう自分の趣味から外れているのはわかっているんだ。タンスの肥やしになっているだけ。
勇気をもって処分してすっきりさせてあげると、本当に不思議なほど新しい着合わせができたり、埋れていて発見できなかった洋服に袖を通そうという気分にさせてくれる。
片付けをすることで、本当に洋服は蘇るんだ。
自分はスーツの整理から始めたが、一回も袖を通していないスーツや、穴が開いているスーツ。夏用がないと思っていたのに、片付けると出てくるわ、もう貯蔵していることで服を逆に殺していた。
流行りが過ぎてしまったものがあったり、変色していたりして溜め込みすぎていて本当に服にゴメンなさいという気持ちになった。新しい旅立ちの為にゴミ袋に入れさせてもらった
この本が書いているように、清浄なるもので、頭がしっかりしている朝に片付けはやったほうがいい。
また、片付けの順番は決まっていて、短期に一気に片付ける。だらだら少しずつするのはご法度
選ぶ基準は手に触ったときときめく物かどうか
順番は、衣類→書籍→書類→小物類→思い出品
捨てる判断が簡単なものから難しいものへ。
こうやって自分の判断力を上昇させながら、自分の気持ちに正直に向きあう神聖な祭りなんですね。
片付けというのは 本当に大事だ
自分の場合、捨てるやり方で片付けたあと、精神的疲労がでて、少し寝込んだので、体調を整えてやった方がいいと思います。
ものすごく疲れる方法です。これは。身を切られる思いがあるけれど、その効果は絶大。
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