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2014年7月21日月曜日

COREDO室町 アートアクアリウム展 写真

http://h-i-d.co.jp/art/nihonbashi/


 一人で行ってきました
カップルばかりです。ビビるくらいに。
美術館のノリで行ってはいけない。
デートスポットにいる気持ちで。

7割カップル、2割女性同士、1割カメラ好き(男女問わず)
平日でちょうど時間が空いたときにさらっとみようと思ったけれど、ほんとうにさっらと終わってしまいました。
価格は当日券1000円

美術展として観るなら30分?1000円

きゃっきゃ言いながら写真とって水辺で二人で涼をとった気持ちになるとしたら1時間は滞在できそう。
写真好きには、照明のお陰でどんな下手でもそれなりな良さげな写真が撮れるので、時間的には1時間以上はいても飽きないと思った。

それでも、値段は高いけれど内容は良い企画展でした。
写真OKだと、やっぱりみんな写真撮るなあと。
ここは誰かと一緒にきゃっきゃ言いながら写真の撮り合いッするための場所であって
一人でいっちゃっても少ししか楽しめない。

なにげに金魚の歴史などが書かれているところは勉強になります。
それと、世の中にはこんな多くの金魚の種類があったのか!




きんぎょ注意報!に似た金魚のぬいぐるみ600円くらいで売っていた。 

2011年9月18日日曜日

ヨーカ堂 good day 雑感

http://wpb.shueisha.co.jp/2011/09/15/6946/

グッディgood day 地元のヨーカ堂で初めてみた。

売れるんだろうか?厳しいだろうなあ。


ユニクロみたい に、ベーシックベーシックしている。
ベーシック市場が一番戦えると踏んだんだろう。

売り場を巡った雑感

ニットやカットソーのテーブル陳列しているが、そこの商品の畳みが適当すぎる。。。
カットソーならプリントの向きが揃うようにはしないと厳しいだろうよ。
お客さんが売り場に感動しなければ、残念ながら手にもとってもらえないよ。


売っている商品は

流行りのアメカジ、チェックシャツやダウンジャケット
SPAなので商品自体はテイストがすべて似ていて、クオリティも悪くないように思う。
だが商品品数が少なくて、本当にコーディネートを作れるのかちょっとばかり疑問に思ってしまった。


Sのサイズ欠けが大量。
洋服売り場に販売員、一人は置こうよ。
商品は、ユニクロみたいに悪くはないのだから。

売り場の魅せ方のルールができていない。

売り場では、同じチェックシャツの色違いが大量に陳列してるだけ。
まるで同じお菓子を山積みにしてタワーをつくり、圧倒させて買わせる感じ。

食料品売り場の乾物やお菓子コーナーではないのに。
洋服はよく生鮮食品に例えられるものなのに。


販売員も置かず、大量に同一商品を並べているだけで
手抜きされている売り場に感じる。


コーディネート提案がまったくないので、面白くない。
ユニクロを着ててばれてもいいのは、パンツというが、
good dayにはほとんどパンツ売ってねえ。

これは売れね~んじゃないだろうか。。。

ヨーカ堂のお店の入り口にgood dayのマネキンがあり、

売り場自体もエスカレーター登って二階すぐの好立地なのだが。


価格でも、色違いでも、陳列でも、
接客でも勝てていないグットデイは
いったいユニクロに勝てるのだろうか?

2011年7月12日火曜日

図説女子高制服百科 制服イラスト集




なにかを網羅する事は、選挙活動に近いな。
政治家は、地域の有権者を歩いて地道にコンタクトをとっていく。

高校まではローカルなもの。
仙台の学校に青森の人はそうやたらめったら通学しない。
なので、制服図鑑を作ろうとしたら、その地域をとことん歩き回らないとならないだろうと想像しながら読んだ。
その地域での学校の立場や地位も紹介されているので、各地方を調査するのは手間がかかりそうだ。
藤女子高等学校 (札幌) 地方の学校はどうやって調べたんだろうか。



残念ながらこの本は、すべてを網羅しているわけでもないみたいだ。
載っている学校がどういったコンセプトで選択されたかはわからないし明示されていない。


服に関する図鑑は写真じゃなくイラストがいい。イラストのほうが情報量が少なくて閲覧しやすい。
光や色合いを絵で調節できるので、より洗練されてみえる。そのかわり奥行きがなくてイメージが変わったりもする。



制服の魅力の一つは、100年間の洋装が生きた形で残っていること。


森英恵など有名デザイナーの制服は、バブルの雰囲気を漂わせてくれる。
いまの主流はアパレル企業と協同で制服を作る
昔ながらの制服は、セーラー服が多い。セーラー服を着るのは伝統校の証拠ぽい。
生徒が投票して制服を選ぶととてもベーシックでコンサバティブな紺ブレザー、スカートになる。
生徒は制服は引き継ぐものだから、と考えているのかな?

ただでさえ、洋服は流行でどんどんと消え去るのに、制服には数十年単位でデザインが残っている。

それは本当にすごいことだと思う。博物館に入っているのではなく、実際に使用されている。毎日着られている。

セーター服の起源も、イギリス海軍の軍服から20世紀初頭に子供服として世界的に流行したのを、福岡女学院が1921年に導入したことがきっかけらしい。



制服のイラストの脇に学校紹介が載っている。


倒産したりした学校もあり、競争が激しい学校法人の運営も垣間見える。
経営が厳しくなると、起死回生として制服を変えたり、学校名を変えたりする。学習環境の改善などを図ったりしている。
甘い経営はとてもじゃないが出来ないみたいだ。


そして大手の聖心女子グループや大妻女子グループが地方に乗り込んでくるのを迎え撃つ地元女子高。
解説文には、OGが紹介されていて、この有名人はこの名門校出身だったのか!と驚くところも多かった。
高校の校風が載っており、友人の、ああこの性格だったからこの高校だったのか、も透けてみえるところもある。




絵師は、上手いひともいれば、頭身がおかしいひともいて玉石混交。


そして、この本は図書館で借りられた。置いていないと思ったが、リクエストしたら2weekで来た。図書館てすごい便利。

2011年6月6日月曜日

ポールアーデン PLAY JOB


サンクチュアリ出版かなあ、と思ったら、やっぱりサンクチュアリ出版だった。

出版社を考えなくても手にとっている感覚があるのは、ブランディングだ。

紙がちょっと厚くて手に取るとしっくりとハマる感じ。

装丁も古い本を模しているから、表面がわざとザラついていたりする。

立ち読みでも、図書館でも手にとって読んだほうが触覚も楽しめて色々と感じ入れる本。


テーマはplay job 仕事楽しんでる?





仕事楽しんでる?

仕事で遊ぶには、どういった覚悟が必要で、どういった振る舞いをしたら良いか。

よりリスキーな人間になれ!と説いている詩集、写真集の 中間みたいな 本

本の中身も、アイディアたっぷりだと思うが、

出す出版社も、本一冊に対して http://www.sanctuarybooks.jp/playjob/


サイトを作っている丁寧さ

たぶん購入したのが、渋谷スクランブル交差点にあるQフロントビル7階 ツタヤ 渋谷店


エレベーターをでて、すぐにサンクチュアリ出版の本は棚が組まれていたように思う。

本に対してここまでぎっちりと嫌味なく細かい仕事をするのは、とても重要なことだと認識した本だった。

特に働き方に関する本だから、どれだけ丁寧な仕事が大事か、

その為にはどれだけ仕事を楽しんでいるか?

そんなことを感じた本だ。

2011年6月1日水曜日

2010年9月22日水曜日

Build the Future

Build the Future 西澤丞さんの写真集

良かった写真集。
ただし、理系の素養がなかったのでこれの凄さが本気では理解できなかった。
未来をつくる50年、100年の先を考えて作られた核融合施設、プラズマセンターetc

配管については、その辺で売っているものかもしれないと思った。
それをつなぎ合わせることで、素晴らしい研究を実施できる環境を生み出すことができる。
特別の機械は使っているところもあるが、見た感じ、普通の配管設備も使っている。
それが素晴らしいなとも思った。
市井のひとが憧れる未来を創りだして、現実化しようと途方も無い努力をしていることに感激
そして、たぶん研究者が生きていない100年後の人類に向けて科学成果を産み出そうと努力している。

想像の世界を現実につくっていく研究者たち。
その姿はとても魅力的で、地に足が付いている感覚は、想像力には出せない力強さがある。

この写真集はきちんと現役の研究所だから、本物として受け入れられるのだろうな。

空想では、ここまでの感覚は与えられなかった。そして、いつでも現実は地道に進んでいっている
という当然のことを思い出させてくれた写真集でもあった。

2010年7月15日木曜日

はだか Ex-formation を読んで

はだか Ex-formation  武蔵野美術大学の原研哉ゼミの作品集

はだかにすると、なにか今まで見ていたものが違って見える。
はだかにすると、本質の部分があぶり出される
はだかにすると、なんでこんなに恥ずかしいのだろう

はだかには、個人差、個体差がある。その部分に恥を覚えるのだ。

服を着るほうがエロティックであったりする少女漫画
たんなるフォークにパンツをはかせることでまるではだかのようにみえる。

ひとによってアプローチが違う。こんなに違うとは、そして、情報informationの反対としてex-formationいかに知らないかを知らしめる

しらないことをどれだけあらわにさせるか。そこに対するアプローチが多くのひとがチャレンジしているゼミ生の考え方にも勉強になった。切り取り方、アプローチの仕方によって伝わらないこともでてくる。

見方をかえるというプロジェクトだから、成功するばかりではないのだ。ほとんどが失敗に終わる。そして、本当の一握りがセンセーショナルに取り上げられるまで、多くの作家が試みては失敗していくこともわかった。だからこそ美術家は食えないのだ。一握りしか。でも多くのひとが憧れ、挑戦したくなることも理解することができた。そんな本だった

2010年6月16日水曜日

98年の本を2010年に読んだ。

サポーター新世紀 ナショナリズムと帰属意識 宇都宮徹壱さんの1998年の各国から集まるサポーターの姿を写真に収めた作品
98年の事を思い出した。2002年のホスト国として、どれだけ振る舞えるか、この異質なワールドカップをどう迎えることができるか、それがこの作品のテーマとして流れていた。
結局は、2002年は、本当に大きな暴動も起こったわけでもなく、のんびりした空気のなか
日本のグループリーグ突破でノルマを果たしたし、とりたてて問題なく進んだ大会だったと思う。

2010年ワールドカップ。ナショナリズムについて、ちょっとばかり変わってきたように思う。
このフランス大会の本を読んでいて、
いま思えばナイーブだったなあと。
2002の、誤審を起こしたテムジュンは許し難い存在だが、、、
2010年の韓国代表は、心の底から応援してる。
アジアの枠を確保のために、どのチームでもいいから、ひとつはベスト16にあげなくてはならないという気運がある。
期待していたオーストラリアが、ドイツに虐殺、
死のグループG、北朝鮮、
敗退するであろう日本代表 (カメルーンに勝ってしまったが)

韓国に頑張って欲しいと、うまれてはじめてそんな気持をもった大会だ。
多分ね、Jリーグにアジア人枠ができて韓国人を戦力にし始めた。
北朝鮮のエース、チョンテセだって、生まれは日本、国籍は韓国、代表は北朝鮮というわけのわからない経歴。
身内(クラブ)のなかに選手がいたら、確かに批判する気にならないな。
ナショナリズムの枠が、ワールドカップになると、大陸の応援するまでに広い連帯をもてる。
ACLで、アジア各国と戦うことも増えたのもあるな。
ACLは、アジア意識というものをサッカーファンに植え込んでくれたイベントだった。
でも、FC東京は嫌いだ。 なぜだろうか。

でも、野球ファンに対峙すれば、サッカーファンとしての連帯意識を持つ。

スポーツの予算を減らそうとしたら、野球ファンともスポーツという枠で連帯する。

そんなふうにフランス大会のサッカーファンは、どんどんと成熟していった。

それこそが魅力だ。ワールドカップは守備的だし、同じ様な眠たい試合が続くが
それでも、いろんな国が集まって開催される地球のお祭りなんだなというのは、
この98フランスでも、2010南アフリカでも変わらないというのは、ある。
そして、やっぱりクラブチームよりも、個性的なチームが多い。移籍で補充するという
技が使えないから、レヴェルの問題ではなく、カラーがにじみ出ている。そこがやはり面白い。

2010年5月20日木曜日

解雇は転職のチャンス

大事なのは今のあなたじゃない。この先、どのくらい上を目指そうと思っているかだ。

改訂版じゃない旧版を読む。
ちょうど、解雇されたときに読んだから、ものすごく思い入れはあった。
そして、これを買ったときに抱いていた夢や野望みたいなものは、
本当に守るのが大変だったということに。

過ちを犯し続けたと言う事に好意的に捉え、夢を描かなくなったことに対することに
批判をする。夢の大事さは、守るのは、並大抵のことではない、この5年間で読み直してわかったこと。

だからこそ、夢をいだけと、皆いうのだということ、も理解した。

2010年5月12日水曜日

古→←今 比べてわかるニッポン美術入門

むかしといま 比べてわかるニッポン美術入門

美術書なのに、ハードカバーでなくて、持ち歩きやすく、紙も良いが、軽い。 そういった細かいデザインがしっかりしている本だから、嬉しくなる。

同時代性だけでなく、美術のもつその国固有の流れを古典と現代美術を並べて紹介してくれる。時間の流れ、その考え方を示してくれただけで見方のひとつができたので良かった。

どうしても日本という国に暮らしていると、優秀なものは外から入ってきて、それを取り込んでうまくなるという歴史の繰り返しなので、中での評価が外からどう見えるかわからない。 ただ、こうやって本の形に残してくれて、それも英語出版もやる予定らしいので、そうすれば、図書館には残る。言葉が無くなったとしても、この2010年時点での考え方がきちんと残るということは素晴らしいことだと思う。

美術の授業で、日本の絵画の歴史を流れに沿って紹介してくれたものって無かったな。だから、この画を見てわかるのは、綺麗かどうか、教科書で見たことあるかどうか、 見立てという考え方自体、きちんと成立していることを知らなかった。日本の美術史、全て断片的にしか知らなかったんだと言う事を考えさせられる。

歴史の流れをきちんと紹介してくれる。上手いことその流れのなかに、作品群を当てはめる。

そして、それが今のどういった事に影響を与えてきたか、絵画にはそんなに興味はないのだけれども、

この日本史というか、そういったものに、大変興味をもてた本だった。 

2010年5月8日土曜日

tokyo異形を見て

TOKYO異形を見た。写真集なのに、そんなに敷居が高いような感じもせず、
値段も1800円と安い。
東京新聞写真部という新聞社が発行しているからだろうか。
美術書の高さには辟易していたからありがたい値段設定。

東京で使っている電車や、通路や街の写真、でもそれを視点を高くしたり、ローアングルでとったり
何百枚も撮ったりするなかで、至極の作品が生まれてくる。


問題は、自分は東京で働いているが、生活していた時期は5年も無かったので
ここに根づいている精神性までは分からない写真が多かった。
凄いなあというのもあるけれど、やはり住んで、そこに人間関係が生まれて、
地域の人間になっていたら、この写真の面白さはわかるんだろう。


だから、東京新聞という新聞社が出したのも納得する作品。東京に住むひとの為の
現代東京を切り取った写真集

2010年4月15日木曜日

パリ流おしゃれアレンジ!自分らしく着こなす41の魔法 を読了

パリ流オシャレアレンジ!読了
これは、カラフルで、凄く使える。ただ、読んで最初のパリって参考になるでしょ!臭さを自分の中で
消化しきれてからのほうがいいと思った。

シルエットをどう作るか。その為に試着を何度でも繰り返してね。お金を掛けないで、
完璧なシルエットさえあれば、そこからの着回しはある程度崩せる。
シルエットを出すのって恥ずかしいけれども、それはすごくわかるけれども、出した方が
すっきりとして、モッサリ感がなくなるよ。これをfittingルームで指摘するのって結構勇気がいる。
でも、この本はそういう基礎を教えてくれるから自分にとっていい本だなとも思っている。

服の崩しは、結構勇気がいるけれど、決まりごとがあるわけではないから好きなようにして欲しい。
決まりごととしては、シルエットさえしっかりとしていて、自信を持てればなんでもOKなんだと思う。

あとは、ポージング、ウォーキングの面だろうな。そこがどうしてもヒールを履くと、足が折れ曲がりやすいので、そこはどうにかしたいよなあ。

自分が勤めているお店では、試着するひとは本当に試着する。全ての商品を合わなかったで、返すひとは、自分自身をあまりよく知っていない人、サイズ感とかなにとか。
知っている人は、試着たくさんしてきたので知っているんだよな。
だから試着は大変だけれども、たくさんして、自分に合うものを探さなくては。
幸い、試着は無料なので。

黒のドレスの効用なんかも、セールストークに使わせてもらっている。完璧に使いこなせば、これほど万能なものはないですよと。


胸元のデコルテが広くスクエアだと綺麗に見えますよ。まだ、使えないけれど、理解できたら使っていきたい言葉
ニットは、着回しにだいぶ使える商品だと、関心させられる。
ちょっとばかり冒険したい気持ちになるように仕向けさせたくなった。

この本の読後感は、イラスト満載で楽しい、読み終えたあとは最高に良い気持ちになった。
やっぱり洋服て楽しいもんだなという根本を思い出させてくれる本。
着こなして、ちょっとした勇気と知恵で、世界が変わるアイテムだと自分自身は信じております。