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2014年11月22日土曜日

俺ガイル アニメ一期観終わった。

「俺の青春ラブコメは間違っている」

二度目のアニメ全話視聴



12話 主人公の八幡に対して 顧問の平塚先生が言った言葉

誰かを助けることは君自身を傷つけることにはならないよ

仮に君が傷つくことに慣れていても、

君が傷つくことに痛ましく思っている人間もいることに君もそろそろ気づくべきだ。


このアニメの最大の見せ場でした。

12話、このアニメを見続けて、ライトノベルも十巻まで買ってラノベも二回読み直し

アニメを二回観直して

ようやくここが見せ場だったんってわかりました。

そこまで観ないといい作品だけれども、どこにこの作品が自分のフックに引っかかったかはわからなかった。時間かけること、ひとつの作品を何度も読むことは理解を深めますね。



この主人公の比企谷八幡は、いつも自分勝手だったなあ。

一人でいることに慣れすぎてしまった人間すぎて、自己完結しちゃう

コミュニケーションが下手くそでスクールカースト最底辺という設定は

それはあまり物語では共感を生む味付け程度で、

コミュニケーションを取ることを放棄した人間が

どう他人と向き合っていく物語でした。



何より二期は楽しみ。



一期で原作6巻で秋までやって、

10巻がもう高校2年生の1月の下旬。 

アニメでやれるのは史上最低の修学旅行と

一色いろはの会長選挙と

クリスマスのディスティニーランドでのお話くらいだもの。

アニメ二期とともに原作完結なのかな。

二期がまた人間のコミュニケーションの失敗をたくさん観たいし、

八幡の奉仕部の依頼を自らを傷つけながら、遂行していくハードボイルドも観たいです


アニメブルーレイ高い!!15000円!




小説は680円とお得! この差はなんだろう。

このライトノベルがすごい2013年2014年 一位凄いです。
それくらい面白い。とくに修学旅行編7巻は。



7巻 修学旅行編

主人公の八幡がすべての人から軽蔑され、嫌われる素晴らしい巻


   



キャラクターデザイン 挿絵の 絵師ぽんかん⑧ が関わっているSHIROBAKO



迷走続きだったPA.WORKSが、ぶっこんできた アニメ制作現場を舞台にしたアニメ

仕事アニメとして、秀逸 やはり知らない世界のことを体感できるのは楽しい。

それでいて、ヒロインたちが抱えているアニメ業界新人たちは多くの人間が悩んできた

仕事の悩みを見事に描いて共感と胃が痛くなるのと、解決するカタルシスが楽しくて仕方ない、

早見沙織は、


異能バトルは日常系のなかで、2分の長セリフ(980文字)ワンテイクでヒロインの感情を見事に演じて声優の凄みを感じさせてくれたし、

ビッグウェーブに乗っているメンバーが集結するのが、すごい楽しきこと

2014年10月16日木曜日

こんな綺麗な声久しぶりに聞いた 棺姫のチャイカ二期



棺姫のチャイカ二期 ようやくスタート 

http://www.81produce.co.jp/list.cgi?lady+1133126121150

クローディア・ダッジ



勝生真沙子。このひとの声大好き。
元八英雄で今はワイナリーを経営しているという魔法師の声

すごい懐かしい気持ち。昔の子供時代のアニメ見た感じ


こういう赤髪でロングで、大人で、金持ちで、綺麗な、若者を道を示す女性が出てくるアニメ少なかったものなあ。こういう大人は 憧れの生活
地に足を付いているマトモな大人が出てくる作品て数すくないもの。


チャイカで最初の2話しかでなかったから
こういう昔のアニメが培った声をこうやって別のところで使ってくれるの嬉しいなあ。

深夜アニメの声じゃなく、洋画の吹き替えを聴いている感じ。
すげー綺麗で、深みがあって、世界が広がっている感じ

ベテランの凄さを感じた第二話だった

2014年10月10日金曜日

俺、ツインテールになります。 アニメ 第一話 感想



もう最高。ギャグアニメ

ツインテールをー守るために、変身して男子高校生が女の子に変身して

この世からツインテールを排除しようと企む変態な悪の組織と戦うアニメ

テーマは、もうバカなのに、バカすぎるのに・・・

人間の感情はツッコミやら、手首に変身ブレスレットつけられるまでの逡巡や、

幼馴染の反応やら、突っ込み含め、心の動きはマトモなんだ。

ただただ、ツインテールを愛するための思考、それのみが突き抜けていて、

最高すぎた。



小学館ガガガ文庫は、さすがだ。設定はぶっ飛んでいても人間の心の動きは普通なんだよなあ。

だから、どんなに設定が馬鹿でも、登場人物には共感できるんだなあ、

最悪でも、登場人物の感情や行動の目的が追えなくなってしまって、イライラすることはない。


逆に難聴キャラクターや感情が不明なキャラクターたちは、観ていてきつい。

それに、、変身後のバトルシーンがめちゃかっこいいという。



ああ、技術が無駄に高く作っている真面目な馬鹿アニメ。

今クール最高に面白いかも。

つまらなくなったら見るの止めればいいという気楽さも ある。



2014年9月21日日曜日

アルドノアゼロ 12話終わっちまった・

アルドノアゼロ最終回 12話 childhood's end たとえ天が堕ちるとも。

映画の最後みたいな終わり方。
セブン(ブラッドピット)のようなどうしようもなさ。
でも、この後味の悪さが癖になりそうな感覚。


音楽は最高だった。進撃の巨人の音楽を担当した澤野弘之

ロボットアニメが、人工知能もったり、人造人間だったり、感情をやり取りできたりするなか、

マジンガーZ コンバトラーV ロケットパンチ それを今の日本の最新CGでやってみた。

敵はトランスフォーマー、味方はパシフィックリム
テレビと映画では、画面の大きさの違いと予算の差はあるけれど、
テレビで見る分には映画と遜色ない素晴らしいロボットCG


それに出てくる主人公は、アニメらしい登場人物。
高校生の日本人の男の子、(メイン主人公)
地球人でありながら火星で姫に忠誠を誓った銀髪の報われない男の子
平和を祈る火星帝国の金髪のプリンセス
の3人というアニメらしいアニメ(それを志村貴子の絵で!!)

アニメらしい主人公たちが、洋画のロボット映画らしい素晴らしいCGロボットで
それに澤野弘之の疾走する音楽のなかで繰り広げられる
勢いあふれる戦闘シーン

それが楽しみだったのに、、、

物語のほうが前半クール最終回でショッキングに動いた。

物語は3人の主人公のうち、2人が殺されて前半クールが終わるという展開。
どうしろっちゅうんだ。これをみて。3ヶ月引っ張られるのはキツイ。

結局はストーリー中盤に主人公2人いなくなる作品はみたことない。

作品のラストシーンで主人公が死ぬならわかるけれど。

この結末で、確かに衝撃で面白いと思ったけれど、

だれに感情移入して観れるのか、わからなくなってきてしまったよ。。。


2015年1月に後半クール12話がテレビ放送開始。


澤野音楽とロボットCGと新しい主人公がでてきてくれて、
下手に生き返らせるようなストーリーのご都合主義を使わないでほしい。

せっかくストーリーを正当派から異端に振ったのだから、きちんとした結末を
プロの脚本の技を魅せてほしいです。
主人公2人を失って物語を盛り上げるという難題にチャレンジする姿が見てみたい。

そのあと、チャンネルそのままで流れていた 魔法科高校の劣等生
さすがお兄様 スーパーお兄様の安心感が心地よかった。

2014年7月24日木曜日

2014年夏クール 最大の発見は月刊少女野崎くん




http://www.nozakikun.tv

月刊少女野崎くん

日曜日深夜1:05から テレビ東京系列で

今クールまったく観ようとも思わなくて知らなかったアニメが一番の楽しみになっている。

ギャグ少女漫画家が、少女漫画のネタを使って、出てくる主要メンバー男子4名、女子3名の学園ギャグ漫画(若干のラブあり)

まずもって、主人公千代ちゃんの表情の豊かさがたまらん。







どんどん顔の変化が変わっていく。
こんな風に顔の表情がころころ変わる人物って大好き。
そして、邪悪な顔や突っ込み顔、無気力顔、恋する乙女顔
なんでもござれ。
でも、基本線は無骨な少年野崎くんが少女漫画家で
その彼に恋をしている少女佐倉千代ってことは変わらない。

もう、可愛くて笑えていい作品です。
漫画を一気に揃えた(5巻まで)
増刷したのかAmazonも復活したので、買いやすくなった・

5巻までいくと、どうしても千代ちゃんの恋の話が進まなくなってきて
もどかしくなってくるのだけれども

そこはサブキャラ男子3人、女子2人のギャグ&ラブで回していく。
性別の役割が男女が逆転しているんだよね

それがいい感じで突っ込みネタになっていい。
めちゃめちゃ明るい作品

夏クールで面白いのは、アルドノア・ゼロだと思うけれど。
そのシリアスさとは真逆のとても明るい作品。

6巻が楽しみ

アドバイス

アニメを楽しみたいなら漫画はアニメ終わってから買った方がいい。
ギャグなので、一度読んじゃうと展開わかって面白さは半減。
漫画買って最高に面白かったけれど、買って読んだ事にはちょっと後悔もある


2014年7月19日土曜日

ふつうの女子高生がロコドルやってみた 地域振興として、より踏み込んだ地域振興策

http://www.tbs.co.jp/anime/locodol/

普通の女子校生が{ろこどる}やってみた ♯3 まで観た




流山市という架空の街(どう考えても千葉県流山市)の地域振興のため
女子校生がロコドル(ローカルアイドル)になって活動するお話

ロコドルも、ゆるキャラもブームが去り、くまもん、ふなっしー位しか認知度がなく
http://iso-labo.com/labo/mascot/Chiba_Nagareyama-shi_character.html

そんななか2013年ゆるキャラグランプリには1580体のゆるキャラ参加
もう有名になるのは無理な状況(先行者利益)

ゆるキャラ作るのにも着ぐるみ作るのにも安くて30万からかかり、なかに入ってくれるバイトを考えたりすると100万以上かかってしまう結構なコストがかかる政策でもある。

で、上位10体くらいしか(ひこにゃん、くまモン、ふなっしー、せんとくん等)自分は知らない。

そんななか、財政危機に危機を持っている総務省がこの無駄なゆるキャラ乱立を辞めさせるため、安易なゆるキャラ作成や効果が全くないゆるキャラの作成を止めるように指導始めたらしい。そこまで総務省は細かく自治体の財政を監査しているのは驚き。

また、地域振興を狙っている自治体や商工会などは、アニメの背景や舞台を地方に設定したアニメがヒットしたことで(成功例は、らき☆すた、大洗のガールズ&パンツァーなど)その二匹目のドジョウを狙いにいったが、ヒットの下に死屍累々の屍が眠っている。。。

そんな中、成功しているのかわからないが、千葉県流山市の取り組みは挑戦的

映画百瀬、こっちをむいて 映画感想http://yasu0312.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html

の恋届http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/09/koitodoke_n_4932419.html だったり

まんま舞台を流山市の地域振興を舞台にしたアニメを作ったりと

より踏み込んだ施策を打ってきた。

それは恋届のときは鼻についたけれど、その第二弾として、ロコドルあにめ作るくらいまでなってくると、この突き抜け具合に応援したくなる。

アニメ自体は、ゆるいアニメ 女子高生が可愛くドジしながらも、ちょっとづつ成長していく話。超王道で、かわいい絵柄、重苦しくない作品、

昨今のロボットアニメやファンタジーアニメは設定が難しくて、観るまで気合いいれないと話はわからないなか、こっちは登場人物少なくて、めちゃめちゃ簡単に入れるアニメ

おれこのアニメ好きだな。単純で、、規模は違うけれどアイドルもの、成長ものとしてはラブライブ難民になった自分の引き受け先になった。

がんばれ、アニメ、そして流山市地域振興課! ラブライブが蟹(Klab)を救ったように流山市にも発展のチャンスを手にしてほしい!



2014年5月21日水曜日

エスカ&ロジーのアトリエ 黄昏の空の錬金術士 少女漫画的な癒しを得られる良作

原作はゲーム アトリエシリーズの最新作らしい。

http://atelier-ps3.jp/escha-logy/anime/








アトリエシリーズがアニメ化したのは本作がはじめてと知って驚いた。
きんいろモザイクのスタジオ五組が制作

一番気楽に観れて、内容にも安心できる作品

物語観ていると こんな仕事したいなあ。
なにも考えず、ただただ仕事の喜びてこうだよねを感じるアニメ。
癒しをもとめるために存在する。

それとマリーのアトリエ1997の世界観からそんなに変わっていなくて、
懐古する気持ちも次いでに味わえる。


物語で主人公の就いている辺境の錬金術士てとってもいい仕事。
人の役にたち、なおかつ自分自身の探究心の赴くままに研究する時間的余裕もある。
けっこうな自己裁量を認められている。

錬金術士の扱いは、役人ではあるけれど、
自由に時間をやりくりできる職人、研究者扱いになってる。


そんななか、主人公が悩みはあまり表に出さず、けなげで真っ直ぐでいい
自意識とか難しい事抜きにして、頑張っている。
なんというか、少女漫画の主人公だよな。このまっすぐな精神て。
とっても眩しさをちりばめたような主人公。

氷菓の千代反田えるを思い出す。
あと、ARIAのような、登場人物は増えていくけれど、基本的には穏やかな生活。


マリーのアトリエだけやったことあるけれど、もう15シリーズまで行っていたとは。



2014年5月13日火曜日

棺姫のチャイカ ゲームRPGに似ている。

http://chaika-anime.jp



棺姫のチャイカ
まるでドラクエのようにRPG的に物語が進んでいった印象。

今季のアニメが多いのかわからないが、中世ヨーロッパをモチーフのファンタジーが多い気がする。
チャイカや、アトリエシリーズに、それでも世界は美しい等等 全部見てないからわからないが、日常系は減って、ファンタジー系増えて、現代風ファンタジーか、中世ファンタジーに分かれた印象 

チャイカの物語を観ていても、
旅する目的は、曖昧なまま、進んでいく。
一話を進める毎に、徐々に謎が解けていって旅の目的がわかる。
その謎に興味が引っかかったらアニメをけっこう楽しく観れる。

好敵手が味方になったり、物語が進むとドラクエが船を手に入れられるように
チャイカも車を手に入れられる。
町と町は、畑でも何でもなくて、単なる草原だったり森だったり。


政治体制と文明発展度はヨーロッパ近世レベルの封建領主

主人公が被差別側の忍び(サバター)出身、
戦争が集結したことで仕事が無くなって無職に。。

物語でどうしても納得がいかないのは、一大帝国が崩壊して、
分割統治されているはずのだが、
戦争からたった5年で随分と町は普通で、
領主間同士で共同政府を作れている。
暴君であり賢帝と呼ばれた皇帝の500年の治世が一体なんなのか、
いまいち5話まで観てもよくわからないので、そろそろ旅の目的を教えてほしい。
せっかくドラクエみたいな世界観なのだから。



2014年5月4日日曜日

それでも世界は美しい 古典的な少女漫画

それでも世界は回っている
http://www.ntv.co.jp/soreseka/



5話まで視聴 流し観だが。。。

舞台が砂漠のヘレニズム文化と絶対王政のペルシア文化の政体を元に、
まるで古代ローマかのような雰囲気。

王女と王様の出会いは心の底にある女子の憧れなんだろう。

白泉社、花と夢の王道に近い作品

対象者は、女子小学生から、中学生前半までかな。

あらすじは

晴れの大国、子供でありながら、王座に君臨し、政敵を粛正しつつ、

善政をひいている。性格は俺様系、そしてうちに孤独を抱えている。

その王様のもとに快活でさっぱりした小国雨の公国の第四王女様が、

婚約者として現れ、結婚して愛を深めて行き、王女の愛で王様と王女が成長していく。

二人の育む相手をおもいやる心を育み、世界を素晴らしいものにしていく

きわめて古典的な物語

たぶん、今流行っているアナと雪の女王のような驚きはない。


ワンイシューのものがたり

愛され、愛した関係の素晴らしさをこれでもかと唄う

売りは毎回組み込まれる王女の雨降しの歌。

この物語において、王国や王様、王女というのは、たんなる装飾品

主人公のヒロインが、王様とゆっくりと進めばいいと思う。

2014年5月1日木曜日

魔法科高校の劣等生 妄想すべて詰め込みましたという作品

http://mahouka.jp/


基本的に厨二アニメ
中学生が観たら面白いんじゃなかろうか。
子供から青年になるとき、いままで持っていた万能感を喪う時、
そういうエンターテイメントでの慰めも必要だったし、子供のときは楽しめた。

一応4話まで観た。
妹役の早見沙織の声が凄い好きだ。
こういう静かな声が好き。「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」の 雪ノ下雪乃のような声

設定が沢山ある。
とある魔術の禁止目録と同一レーベル
世界観的に魔法開発が進み、魔法が実際の戦争兵器として、組み込まれた世界
国家が魔法使いを育成するために国立高校を何校も設立。
その第一高校の高校生活のはなし


主人公が最高の力を持っているが、
既存の魔法検査では検出されないので劣等生になっている

主人公は最初からチート能力持っていて、頭も切れる

だから、そのなかでの人間関係が楽しいよりも、設定の面白さ、主人公が最高の能力や知性を持っているので、全能感を楽しむというはなし(このままの話では終わらないで、主人公兄妹はたぶんそのうち苦難に巻き込まれるのだろうな。)
まだ、導入部分 入学編だから

2014年4月29日火曜日

今年いちばん心理描写が心地いい青春ラブコメ アニメ  僕らはみんな河合荘

http://www.tbs.co.jp/anime/kawaisou/

僕らはみんな河合荘


女性作者が描く男性雑誌への漫画
なので、心理描写は、すんなりと腑に落ちて、おかしいとか引っかかるところはない。
花澤香菜の声は良いなあと思って見始めたアニメが、内容が結構好きで楽しみになってる。




麻弓の、友達が彼氏と分かれて、友達が上から目線で設定して暮れた合コンが別れて流れたとき、
友達の不幸を喜ぶような女にはなりたくない、でも喜べばいいのか、惜しめばいいのか、どうすれば良いか悩むという4話の冒頭のシーンなんか、
お婆ちゃんが、その友達、本当は嫌いでしょ、だったら他人みたいなものじゃない。とスパッと切ってくれる。
こういうのが心地いい。
その合コンセッティングした経緯をはなしているときののとき、女子ヒロインの青ざめている顔と男子主人公の能天気さの聞いている顔の違いも芸が細かい。






設定は、憧れの先輩美少女、男運のない巨乳OLや、サークルクラッシャーな腹黒悪魔女子大生、元小説家のドMな無職男性、それに管理人のお婆ちゃん、で暮らす 河合荘という賄い付きのシェアハウスみたいなもの。
舞台は、作家の故郷、岐阜市。

はじめは妄想を具現化したような設定。
でも、設定には馴れる。フィクションの物語なので、異空間に行こうがタイムトラベルしようが、
見る気さえあれば慣れて気にしなくなる。

ただ、世界観を構築したあと、登場人物の心理や行動が構築された世界観のルールに則って無かったり、
あまりに現実と離れている心理描写だと、イラっとする。不快感を持つ。

だって、実際に人間はその人間とのあいだで日々経験しているもので、その人間の機微などずっと気にしながら行動している。人は人間関係については、どんな人も凄く詳しい専門家。
そこに間違えが出てくると、観ても違和感が残り、見なくなる。

物語は、そもそも自分で出来ない、出来なかった経験を伝えるために存在した。
昔の人が、子供達に物語へ伝承を伝えるとき、過去と現代ではまわりの環境は変わっていただろう。
でも、そこに動く人間自体は変わらないから、後世でも伝わっていったんだ。

河合荘はその辺の人間心理描写にズレが感じない。
登場人物のあり方などは、アニメなのでデフォルメされていても、うんうんと共感しつつ、主人公とヒロインへにやにやしながら、この河合荘を眺めて観ていることができる。

どう振り返っても、高校生男子を主人公にして、女子への好意に鈍感な主人公というのは、存在し得ないと思う。河合荘のように舞い上がって、勘違いしていき、転けながら、距離を縮めていく方がすんなりとはいる。

律ちゃんのショートカットは可愛い。


2014年4月15日火曜日

新海誠監督 ストーリーの稚拙さと映像作品としてアニメ表現の心地よさ 大仕事をする時の心得

http://yasu0312.blogspot.jp/2014/01/blog-post_1874.html

新海誠監督といえば、ほしのこえで、人と人の距離を示している。
このひとの作品はいつもすれ違いばかりだ。
直線的に、好意を抱くが、気持ちの違いから疎遠・喧嘩になる。
そのまま悩むエンドか 又は 解決に動くエンドかに分類される。

このパターンで示されている。ストーリーで魅せるところよりも超絶的な画のクオリティ

そしてカット割りの映像を動かすときの心地よさ、ああ、奇麗だ、すごいという表現で魅せてくれる。

もちろん、スポンサーに恵まれた幸運(実力が認められて)もあるが、地道にエロゲーのオープンングを作ってきたというのもあり、虚淵玄のようなインディーズからのし上がってきた人間。


最新作 言の葉の庭(2013)


            ヒット作 秒速5センチメートル(2007)

いいのだ。音楽と映像をあわせるところが壮快でこころをうごかされるのだ・

新海監督がおっしゃっていた言葉がずっと人生の言葉になっている。

秒速は20000枚の原画・動画を描かなくてはならなかった。
人パワーは足りない。364日働いている。
そうなるとやりたくない日もでてくる。
そのときは、一日たった一枚でいいからやる。
それで後退しないで、一枚でも確実に前に進んだ。
そうしていれば、必ずゴールにたどり着ける。

これはうちの祖母も言っていた・沢山の洗濯物にうんざりしていたとき、
落ち込む事なく、やっていればいつか終わるよとすぐに手を動かす精神。

それこそが新海監督から学んだことだった。
一日一歩でも進む
http://yasu0312.blogspot.jp/2010/01/blog-post_303.html



2014年4月4日金曜日

創造的人生10年のあいだに創られたシュナの旅


シュナの旅 宮崎駿 

サイズは文庫本なのだが、中身はフルカラーで書かれている。
1983年作。宮崎駿自身が絵を描き、水彩画で絵にいろをつけている。

とても良い作品だった。

貧しい谷の集落の王子が貧しさを嘆き、ある死にかけた旅人が教えてくれた
豊かな実りをもたらしてくれる黄金の穀物の種を探しに旅に出る話。

この黄金の穀物の種を探しにいく、その事自体が命をかけて行うことになる

旅をすること、そして主人公の純粋な精神と勇敢さが心地いい。

ヒロインは途中で出会った奴隷に売られそうになった少女とその妹

そして、ようやく黄金の穀物を生み出すところにいった時に起こる大事件

そしてエンディング


たった150pくらいの中にいろんなものを詰め込んでくれている。
こういう旅の物語はどうしても人の一生と照らし合わせて読んでしまう。

旅をすることの辛さ、危険さを存分に感じさせてくれる。
そして若者という存在の力強さ、無鉄砲さ、勇敢さ
旅をするごとに黄金の穀物を探すことよりも命を保つことへの困難さが増してくる。
生きながらえる為に命を殺し、他者が生きながらえる為に殺されそうになる。
旅は、無謀なものにも思えてくる。伝説、伝承を信じて旅をしていくのだから、
読んでいる側は、この困難さを一緒に連れて行ってくれる。
そして、人間の残酷さも見せてくれる。
そして人の気高さも。人の愛情も。
ひとつの物を追い求め続ける辛さ。死地へ飛び込む勇気。他者を助ける精神。

この黄金の穀物は、それ自体素晴らしいものだが、罪深いものでもある。

物語の世界全体自体、絵本のような形で淡々と進んでいくのだが、
読んでいる側はドキドキしながら読み進めていく。


宮崎駿の創造的人生の10年間の時に作られた作品だと思う。
また、金額的にもフルカラーで500円という破格すぎる値段

地味すぎて映画化困難と自身は言っている。
1983年当時では厳しかったのだろう。
自分の創りたいものを作れるようになるような時期ではなかったんだな。
作りたいように作れるようになったら、自身の人生の終わりが近づいている。

2014年1月5日日曜日

いつ読んでも、ほしのこえの、漫画版は、いい!


いつ読んでも、ほしのこえの、漫画版は、いい!

佐原ミズの透明感あふれる絵柄に、

もう感傷的いっぱいの、一途すぎる妄想ともいえるほどの、永遠の恋を描く新海誠の原作

映画版では、こんなにメールで開いていく距離感というものが、見えてこなかった。

映画版では、この戦闘シーンを個人一人で作り上げたのかという驚きの方が優ってしまう。

新しい時代、資金援助は、大手から入ってたとはいえ、ほぼ個人製作で、ここまで出来るという2000年前半から続く、誰でも作品を創造することはでき、それを商業ベースに乗せられることを知らしめた金字塔的作品の一つ

この漫画は、映画であまり強調されなかった、メールの届く距離の、長さ、

はじめは一週間で届いたものが、半年かかる距離に出征して、

最後は8年間かかる距離までのメールが届く距離まで来てしまった。

この電話はいつでも繋がれる世界の、その状況で、恋愛のすれ違いは、壊滅したが、

宇宙船からのメール送信ということで、時間と離れ離れになることへの発生する疎遠さとすれ違いを本当によく描いている。

いまの新海誠作品は、映像はとても綺麗であることは、間違いないし、映像の気持ちよさも、一級品。

でも、ここまで時代を捉えきった作品は、やはりほしのこえなんだなと漫画版読んで実感した

2013年11月17日日曜日

風立ちぬ 鑑賞してきた まどマギパンフ購入

前売り券買っておいて、観る機会を逃していた風立ちぬ

宮崎アニメで最もわかりやすく、美しいアニメでした。

耳をすませば、海が聞こえる のようなジブリが作る青春物語が好きだったので、自分のなかではド直球でした。

どこをどう観ても宮﨑駿とオーバーラップして二郎を観るしかできないので、私小説の映画版?でしたか。

主人公とヒロインの顔はナウシカから一切変わってないのがぶれないで凄いです。

サナトリウム文学にゼロ戦主任設計者の青春とNHKのプロジェクトX、

昔のディズニーのミッキーたちの演技をドッキングさせたようなお話でした。

牛車で戦闘機試作機を引っ張るシーン、牛が実写に見えました。

車輪の回転がすごく綺麗でした。二郎の歩き方とムスカ大佐の歩き方がそっくりで、面白かったです。

最後の宮﨑駿のクレジット見た時は、ちょっとばかし涙ぐみました。

もう宮崎駿の作品は観ることはできないこの寂しさは堪らなかったです。

創造できる10年間がもう尽きてしまったんですね。

新海誠のプロデューサーがおっしゃっていた、天才に作らせられる作品は、死から逆算しても30作が限界

そのなかでどういう作品を作らせる環境を作っていくのか、

それが周りの人の役割だという言葉が思い出しました。


この風立ちぬ、わかりやすくそして本当に美しい作品でした。



それと違う続きの目を残してくれた 魔法少女まどか☆マギカ

完璧までに完結したテレビシリーズにどうやって内容を加えるかが楽しみであり不安でしたが

奇麗じゃない終わり方でしたが、作品全体、皆が楽しみにしていた通りのことをしてくれました。

きゅうべえ達は、今後どうやって宇宙の均衡を保っていくための力を手に入れていくのか、説明が欲しいです。



まどか☆マギカと、風立ちぬの映画パンフレット購入。まどマギ1000円、風立ちぬは600円

パンフ自体の出来は、まどマギが分量が多いが、薄いながらも内容の的確さは風立ちぬと思います。

まどマギのパンフはインタビューで多くて、思ったよりもネタバレはなかったです。

風立ちぬはページ数自体は少ないけれど、その分この映画への想いが厳選されて載っていました。

鈴木プロデューサーと庵野秀明のインタビューは心に響きました。

両方とも良い映画でした。


何年ぶりに映画のパンフレットを購入したんだろう位、方向性は違う二つの名作に出会うことができました。


2013年9月16日月曜日

あの花劇場版 (あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)

あの花劇場版見終えた。

ネタバレこみます

うーむ。。。
とりあえず、
長井龍雪監督×岡田磨里脚本
テレビ版と同じ
とらドラコンビ。

気になった事、あなる役の戸松遥の声がキンキンし過ぎてテレビ版だと気にならなかったが、音量調整できない劇場だと、気に障る。ポッポ役の人も演技が劇場だときついか…

とりあえずグスンとはくる。
うるうるとする。
泣けるのは間違いない。
だって、テレビ版名作だもの。

今回の劇場版、舞台は一年後だけど、基本的には、テレビ版の総集編だもの。

これに前売り1500円はきついでしょ。

一年後の残された超平和バスターズの今後を観たかったら、見る価値はない。

あの花自体が初見の人だと、内容を理解するのは厳しくないか。。

一体どこをターゲットにしていたのかよくわからない作りになってしまった。

この映画自体にかけるような気合にはかける映画であった。

テレビ版は超名作。
絶対に泣く。
ちょうど東日本大震災あとの放送ということもあったし、
あの時の盛り上がりの熱量は
残念ながら、この映画には求められない。。

2011年5月23日月曜日

2011年1月から4月まで リアルタイムではまりまくったアニメ


観てないひとは読まないで欲しいです。


           絵柄は萌えアニメとも、少女向けアニメともいえるが 中身はどぎつい。




一つのアニメ主人公の名前の変遷


まどか→まどっち→まどまど(ほむほむ)→まどかさん→まどか△→
まどか様→まど神樣→まどか様マジGOD→概念化(名前消滅)→因果律の一つになる 



アニメのキャラクター原案者の名前の変遷

蒼樹うめ→うめ先生→うめせんせい→うめせんせー→うめてんてー
→うめ天帝(RKGKMDK発売時:読み方はらくがきまどか)と為られた。

1月スタートからどんどんと名前が変わっていき、すげー変換と言葉遊びに意味が加わる楽しい状況でした。


放送終了したらやはり哀しいものだな。。。




神END作品でした。

ガンダム富野皆殺しENDか、

エヴァ庵野投げっ放しENDか、 


どちらかというよりも、

綺麗に風呂敷をタタミきってハッピーエンドで完結。

天使になった姿で数多のところに飛んでいく所が鳥肌

神の恵みを アーメン 

リアル教会で説教聞いたくらいだと

概念として数多のところに天の恵みと愛があるといわれても理解できなかったんですが、

この作品ですげー理解できた。

神の名はは問うべからず

そこにいるのだから、

神は認識することはできない

ただただ、そこにいるものを信じよ。

とね。 

    2010年1月7日木曜日

    一日一枚でもいいから書く

    秒速5センチメートル
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm5549990
    調子の出ない日は、新海誠監督のことばを思い出します。

    「どんなに調子悪くても一枚でもいいから書く」
    一歩でもいいから前日より前に進むこと

    今日は最低な体調

    だからヘアカットしにいく

    年賀状を書く

    そんなだれでもやれることをやる日でした

    そういうことを積み重ねていけばそのうち終わる。