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2015年1月24日土曜日

mustしなければならない。したら必ずなる系の 自己啓発本を否定した 現実的な昔からの知恵が大事だと言っている本



最強知的お助け本




この本は従来のポジティブすぎる自己啓発本を否定している。



科学的な心理学を引用して単純にもっと穏やかな生きやすさを語った本

単純に一言  must しなさい must not してはいけない  
という風に強いタイトルは人の注目は集めるが、

人がいきているってことは人生や置かれている環境は違いすぎて
単純化して人生、人間を語れるものではない。

同じ人間でも時間や状況、天気によっても刻々と変化するので

人間とは心も完璧のものでもなく、行動も完璧ではない存在。

そんな人間を一つの原則で縛ることは辛くなるし、逆に有害だ。

こんな風に自己啓発本をぶった切っていく。


だが、自己啓発本の唯一と言っていい利点は、人生をよくしよう、変化をして良い人生を歩もうとする決意を生むところ。


その方法論があまりに間違っている。


例えば、たった一言、積極思考、ポジティブ思考すれば願いは叶う、

各人の現実はあなたの思考によって決まる。という一文がある。

人によってうまくいくのかもしれないし、うまくいかないかもしれない。

うまくいかないとき、著者は信心が足りない信者にたいしてのごとく

それはあなたの努力不足に起因する。もっとポジティブ思考になりなさいと説く。

これってずるいじゃん。自己啓発本の著者は、

自分の意見の正しさ間違いに向き合ってないじゃん。


基本的には、最初の数ページ読んで意見は出尽くしている。

それ以降はこの人の読んだ科学者の知見を援用しながら自説を展開していくのが続く。

人生、いろいろ考え方や意見があるから、一つのみの考えに拘泥しないで。




面白かった箇所は

他人に何かお願いするとき、

「無理目でも言ってみる文化」と、「相手の合意を探ってみる文化」の二つがある。

日本は相手の合意を探る文化で、英米人が日本人と話すとその煮え切らなさにイライラする。

ただその英米人も、ロシア人のなんでも「無理目でも言ってみる」という文化には厚かましいと辟易するという。

その辺の英米と他国の文化差の話は面白かった。

また

エドガーアランポーの天邪鬼を引用して

衝動的なままに行動したらそこに破滅が待っている。しかしその事実があるからこそ、その行動がすごく魅力的になる。


車の運転をしていて、いきなり対向車線にハンドルを切ったらと思うことはだれでもあるだろう。

それを魅力的に思うのは、魅力があるからこそ危険だから避けるようになるという話になる。


こういうネタはおもしろい。
















2014年12月3日水曜日

自衛隊メンタル教官の心の疲れを取る方法論 まとめ読書メモ

心の疲れを取る技術読了



本は一貫したテーマ

無理をしない

自衛隊というのは最終ライン。
ここが崩れることは許されない。

そこからできる限り部隊を長く展開するために隊員の精神力はどうしたら保てるか?

答えは、無理はしない。

書いてあることは、基本的にはこれのみ。

それを経験談から語ってくれる(面白い)また独自理論(裏付けがなく眉唾)

本としては展開している理論については説明はなく経験から得た知見で話が進む。

なのだが、自衛官のメンタルヘルス対応教官、最前線で戦っていた人のケアをしていたので、
説得力もあり、また自衛隊の舞台裏を垣間見れる半沢直樹や金融小説、仕事小説のような面白さがある。


無理は、始めのうちはできるが、無理がたたると途中からできなくなる。
症状は感情的になったり、イライラしたり、逆にハイになったりする。

その段階を過ぎると、
別人かと思うような性格や言動、自分を責め、自信低下になる。


無理の説明が面白い

子供の無理

子供の無理とは、我慢する、あきらめない、頑張る、
子供は毎日知力、体力は大きく伸びていく

だからその無理して成長した成功体験を引きずって子供のころと同じような無理をする。

しかし大人にはその体力、知力の伸びはない。
その中でー自分の力量を認めて
状況に応じて柔軟にバランスをとって、協調して行動することが
大人の心の強さ


疲労の質も面白い。

肉体的疲労は、身体が動かない、痛いなどで限界がわかりやすいので
無理しないで止めることができる

しかし、メンタルヘルス精神的疲労はどうしても見えない為
無理を僕然としか感じられない。

感知しにくいからそこで無理してしまう。

無理をすることによって起こる負のスパイラルも説明している。

疲れているときは行動自体にも疲労がたまるので、リカバリーするまでに無理をしなかった隊員よりも2倍から3倍の時間がかかるというのは経験則から

疲れた状態(失敗する確率が高い状態)でありながら無理してできなかった時、
失敗する自分から自己嫌悪が生まれてしまう。
視野狭窄から、人に頼れなくなり

社会性の喪失をしてしまい、社会からの援助がなくなってしまう。

その自己嫌悪から、さらにエネルギー低下
感情の揺れ幅が大きくなり、別人化と思うようになる。
そして自己嫌悪、自己を責めるようになる。

そのスパイラルにならないためには、最初から無理をしない

無理をしない事の基準とは、体力、精神力、時間は7割くらいで留めておく

これ以上はやらない。

バッファをもたせておく。精神的にできたとしても休ませる。
休むことは、身体も休ませることも含まれる。


読んでいて、意志力の科学と通じるところがある。


自衛隊メンタル教官の本を読んで、
より理解を深めたいと思ったら意志力の科学を読むと勉強になる

そのなかには、我慢するだったり、無理をする例もたくさん書かれている
それの心理学的研究成果も一緒にくっついているので、
経験則だけではない信頼感はだいぶある



組織が無理しているとき

教官本は個人だけではなく、自衛隊組織自体の無理についても語っている。
ここは自衛隊の経験則なので、小説のように面白い。

無理している人は戦線離脱させる

潰れる方が怖いし、潰れたらリカバリーに時間がかかるので長期的な戦力低下につながる。

ただ、作戦上どうしても無理や無駄はどうしても発生する。

サプライチェーンでも軍事理論でも最も弱兵を基準に作戦を考えよというが、
そういうわけにもいかないので、
組織は最もできる人ではなく、中間レベルの人を基準に設定する。

もちろん集団行動が絶対の自衛隊だからこそだろうが、
最高の人には、自分の能力以下の行動の為、無駄が生まれるが、

組織としてムラはなくなる

無理を推奨する時、どうしても成功本やらを読んでしまい感化されている時がある。
なので成功論やリーダーシップ論などに気持ちを煽られないことが大事になる。
本で書かれている他人の成功体験にすぎないし、
自分の状況に照らし合わせていかなくてはならない。
だいたいの本には無理が美徳として書かれることが多いので、
読んでいて気持ちを高ぶって無理を生む。

冗長性を食いつぶしてしまう。

そうなると、いざの時、無理をしなくてならない時、
突発的戦争、大規模災害、それに割けるパワーがなくなる。
戦争で例えていたが、チンギスハンの部隊の指揮官は最も優秀なものではなく、
最も平均的な体力を持っているものに設定した。


軍隊では二段階の目標を設定する。

最低限、ここまでという目標と、ここまでできたら御の字素晴らしいという二つにわけ、
無理をせず、また失敗したということでの自信喪失や、そこから生まれる取り戻すという過剰な無理をさせないようにしている。


この本はもう何から何まで無理をしないというテーマ

愚痴をいったり、弱音を吐くというのは、自衛官のイメージではなく屈強な人間というイメージがあるが、
自衛隊のレンジャー訓練などでは、愚痴や不平を言っている方が完遂することが多い。
弱音を吐かない人間はある時ぽっきと折れてしまう。
そもそも弱音とは悪いことなのだろうか、
リーダーにとっては、その人の心の中を聞けるいいタイミングではないだろうか


感情というのは、エネルギーを使う。

怒りや不安、喜び、  それらのエネルギーを無駄使いしない
これも意志力の科学でもエネルギーは有限性という考え方と似ている。


ムラを減らす

ムラの悪い点
安定しないことでの信頼感を失う
エネルギーコントロールしないと、ガス欠を起こす
そのためムラが生まれ、ムラのある仕事をする人には信頼を寄せることは少ない。
他人の信頼が失われ、自信の喪失になる。
だから無理はしないほうがいいのだ。
休めばいいのだ。
休めなければ、逃げるか周りの協力を仰ぐほうが無理をするよりよっぽど良い。


ムラを無くすためには、

自衛隊での取り組みでは、業務スケジュールを立てる。
そこには絶対に動かさない休息時間を入れる
そしてそれを必ず記録を取り、レビューして、大丈夫かどうか改善していく。
ストレスのかかる作業をできるだけ分散化して、無理をかからないようにする
そういった自分のストレスや疲労を分散させ、長期戦を戦えるものを自衛隊では計画表と呼んでいるのだ。

すべては無理をしないためのものなのだ。そしてその結果生まれるムラを発生させない。

一貫して、無理をしないこと、これのみを様々な例をとって説明している。

これプラス、意志力の科学のような科学的な成果が書いてある本と組み合わせて読んだので、より深い理解ができるようになった。

新書はこういった素晴らしいことが200ページくらいで理解できて素晴らしい書物
ただ、残念ながら短さゆえに端折るところが多く、その分野の一般的な入門書と合わせて読む方がより理解ができて、ほんの内容を深くわかることができると思う。













2014年3月30日日曜日

特定の人としかうまく付き合えないのは、結局あなたの心が冷めているからだ 読了



タイトル通りだ。
そうかもしれない。

この本自体は書いている事は、心理学の知見を雑学風味にまとめたもの
だから、ひとつひとつは良いのだが、心に入ってくる、血肉にまで馴染ませられる
ことは、この本の書いている事、ひとつも出来なかった。

ただ、この本で書いてある堀田先生のゼミで、
飲み会は這ってでも行け
人とたくさん会え、
あとでやるかはばかやろう
すべてのゼミ生に役割を与えて傍観者をなくす

こういうゼミの生な実況は面白かった。

さいごに、結局ひとはひとりでは生きられない。だからこそ自分以外のひとを
大事にしてほしい。それが強いては自分自身を生かす事になる。

そんなことばで締められていた。
雑学本で、心理学を体系的には学べないが、ゼミでの生き生きとした部分は
とても面白かった。






2014年1月25日土曜日

決弾 を 購入後三年ぶりに読み終えた



2009年発売の小飼弾の二冊目の本。

Kindle版は2013年には100円になっているという、この価格戦略が小気味良い。

2009年だと4年前の本だから、すでにブックオフでは100円コーナーに行っている。

だから、半額とかにして小金を得るよりは、読んでもらえる経験をえることを重視。

2010年にはアプリ版として350円で販売 2014年時点では100円アプリに

http://www.binword.com/blog/archives/dankogai_ketsudan_iphone.html

2010年頃には、Kindleはなかったので、各おのおのが電子書籍の可能性を模索していた時期だった。一つの答えとしてアプリ化した方法として販売された。

2014年時点でも、電子書籍にはまだDRMデジタル著作権管理がかかっていて、

http://it.slashdot.jp/story/14/01/07/0222216/ローソンの電子書籍サービスがサービス終了。ユーザーにはポイントで返金

のように、電子書籍を所有することはできないし、Kindleで購入したものは、永遠にKindleでしか今のところ動かせないという過渡期の真っ最中でもあると思う。

内容は、ブログの内容と同一。

でも100円で読める小飼弾の一問一答形式で人生の悩みに対してこの人自身がどう考えているのか

また考え方(経済合理性と、人間は有限で時間も有限で限られたリソースをどう配分するか、それをこえる愛する存在がいる場合は、その愛に殉ずる覚悟)

それに従って書かれている。

思考プロセスも書いてくれるから、わかりやすい本。100円だったら買いな本だと思う。

購入して3年ほったらかしにしていたのは、iPhone3S時代だと解像度や画面が小さくて

読む気にならなかったんだな。ipadでようやく読みやすくなった。

iPhoneだと500ページ超えていたが iPadだと190ページなので、読みやすさは段違い


2013年5月1日水曜日

人生にプライオリティをつけろ






残念な人の思考法読了

人生のプライオリティはまず仕事である
残念な人とは働いても働いても結果が今ひとつの人をいう

残念な人とはバカな人ではなく、ちょっとした詰めの誤りを繰り返し、うまくいかない持ったいない人の事である。

それは、物事を捉える時の前提条件を間違えて捉えているからだ。

プライオリティという言葉ですべてを表現できる。その時の選択が正しかったかどうかの明確性を計る正否、その時の状況にマッチしているかの適否である。
これを見誤る人が残念な人である。

残念ではない人は、

論理的に明晰に話す

結論を示し、理由を述べ、具体例を述べ相手の納得を導き、再度結論を示す。
そして、仕事において図々しさは善である。
多少強引でも仕事の早いできる人は、そうやって人脈を広げて行く


残念な人には仕事を任せられない

前提条件→ロジック→結論

どれかが破綻しているからだ。

ロジカルに話しなさいよりも、まずは、前提条件の共有化というのがどうしても必要になってくる。
ロジカルな考え方と前提条件が同じならば、同じ結論がでてくる。
だから、ロジカルシンキングを学ぶのも必要だが、ロジカルは道具にすぎず、仕事の場合、人によって違う前提条件の擦り合わせが必要になる。

仕事というのは、相手の立場になって考えること。それはすべてにおいて共通する考え方になる

ビジネスも若い人に負ける時がくる。そのさい、美容室なら、髪を切る技術ではなく、どうしたら人がついてくるかを考えよ!どうやったら好かれるか?人に任せるか?
商売とはどう人を使うが肝になる


やりたいことはやりたくないことから見えてくる

残念な人というのは、人生において相手の立場に立つことが考えられず、プライオリティ思考ができない人のことなんだ!

雑多な本であちこちに事例が飛ぶのでまとめるという本ではないが、読んでわかったのは、プライオリティを常に意識するということだ。それができない人のことを残念な人という。

残念な人の仕事の習慣

2013年4月18日木曜日

夢は諦めない。諦めない理由がある限り





福島正伸の仕事が夢と感動てであふれる5つの物語

夢しか叶わないという、福島さんでも、夢を忘れてしまったり、他人から夢について気づかされてしまうことがでてくるのだ、


夢とは、一体どんなものでしょうか?
どうしたら自分らしい夢を見つけることができるのでしょうか?
その夢には大きい、小さいは関係なく、それまで夢と思ってなかったことも夢にすることもできるのです。




一部 馬車のパレード

閉鎖した牧場で唯一売れ残った馬を買い取った従業員の奮闘記

ビジネス小噺なのだが、涙腺が緩む。福島さんの講演を聴けば確実にほぼ泣く。そんなひとが書いている本でもある。

夢は実現できるかで考えるのではなく、実現したいかで決めるもの
そして、やると決めたらあとはどうしたらできるかだけを考え続ければ良い。
夢を避難したり、理解してくれないひとがいても、不満をいってはいけません。
なぜなら夢は諦めないじぶんの姿勢でいれば
将来の良き理解者に変わって行く可能性だってあるんです。

みんな、待っているのです。こちらが諦めない姿勢を見せるまで。

二部 日本一のパパ

ラーメン屋の経営と家族について

自分たちは思い通りにならないことを他人のせい、環境のせいにしてしまいます。そしてまわりに期待して裏切られ、不満を言います。不満をいってもなにも解決しないことはわかっていても。
ひとは夢がなく本気になれない時、他人のせいにするのです。限界を作るのは自分だけです。夢を諦めることができるのも自分だけです。私達が諦めなければ夢は私達がやってくるのをまってます。

三部 今日の言葉

組織活性化の企業においてのお話

ひとは一人では弱い生き物です、
でも信頼できる仲間が周りにいればどんな苦しみでも耐え抜くことができます。
夢を持ったらできるかできないかを考えるのではなく、どうできるかだけを考える。


四部 初めての神輿担ぎ


地域のためにあろうとした居酒屋店長のお話

わかってくれないひとはいない。わかってくれる前に努力をやめてしまうひとがいるだけだ。
本当の失敗とは、自分が諦めた時だけなのだから。


五部 菜の花鉄道

会社の三代目になった人間の夢を叶えた物語

周りのひとは夢の種をまいてくれるひとを待っているのです。夢の花が咲いた時みんな一緒になって夢の種をまき始めます


以降福島さんの文章になる。

人生を変える夢の力


私達の人生は自分たちで素晴らしいものにすることができます。自分がどんな夢を持つか、で意識がかわり、行動が変わり、生き方がかわり得られるものまで変わります。
環境は自由にすぐに変えられないけれど、どう捉えるかによって全然変わってきます。たとえ、どんなに不遇と思える環境でも捉え方次第で必要と思える環境に帰ることができるのです。

夢の見つけ方

夢はひょんなところで見つかることが多いという。感性や経験がきっかけになり、自分の周りに常に夢の種は転がっているのです。
そしてそれを諦めない理由を見付け出す必要が出てきます。諦めない理由のある夢は必ず実現することができます。

一度選択したらうまく行くかどうかは関係ない。うまく行ってもやるし、うまくいかなくてもやるのです。


自分にとって悩んだことが、苦しんだことが事業のテーマになっている。
だから自分が悩んだことや苦しんだことだから諦める理由がないのです。

辛くてもやりたいことは天職です。
うまくいくかどうかはじぶんの感性を信じること

夢の叶え方

新しいことに経験する時、できるかできないかで考えてしまうが、やるかやらないかであらかじめ決めておく。
やると決めたら次にどうしたらできるかを決める。

私達は無意識に正解を求めてしまいます。そして、それが見えない時、運が見えない時行動することができなくなってしまいます。
ただ、新しいことをやる時は事前にはわからないことばかりで、予期せぬ事柄にであったりします。予測することは大切ですが、もっと大切なのは創造すること、道を切り開くこと、

それはいまできることからやることにほかありません。

夢は相互支援です。
自分が持ってないものは他人が持ってます。一人で夢を叶えようとしないで、十人でお互いの夢の支援をしていくことで実現するスピードが3分の1になります。

そこで大事なのは、じぶんから他人を支援することです。

もし、周りのひとが自分を応援してくれないとすれば、自分がまわりのひとを信頼し、応援してこなかったからです。


夢を持つと変わること

1景色が変わる
自分の意識が変わると気づくことが変わります
2苦手なひとも必要なひとに変わる
いまより成長しようとすれば苦手なひとがとてもありがたい存在になる
3経営資源が集まる
夢はそこに向かうひとだけにエネルギーを与え続けます
4時間が増える
本当にやりたいことだけをやるようになる
5勇気が出る
厳しい状況におかれても動揺することなくひたすら前進できる
6すべての過去が意義のあったものになる
どんなに辛い過去も夢を持てば必要な過去になる。過去の価値はどんな夢を持ったかによって決まるからです。
7能力を引き出す
自分の能力が開花する実感が持てる


夢は諦めない。諦めない理由がある限り。
夢の中にたぶん、その人が生まれてきた理由があるのだろう。そしてそれは世界にとって必要だったから生まれてきた。そこまで考えると、夢を持つことの意義や、諦めない理由など、本気になって考えたい。
ちょっとしたことかもしれない。
かわるかもしれないけれど、やると決めたらやるということなのだ。


福島さんの本はだいぶ読んでいて。


ビジネスの最期は、自分自身との戦いになるってことを簡単な物語にまとめたビジネス書


理想の上司と呼ばれる瞬間 福島正伸 読了



これで3冊め 何度読んでも心から涙が止まらなくなるコンサルタント話術士

2013年4月16日火曜日

人生を変えられるのは30代まで


30代にしておきたい17のこと読了

この本は、ジャストに世代にハマっているくせに自分が全然できていなくて、
読んでいて心が痛くなってきた。
でも、この水準が30代に求められているものなのだ。
あと数年、この水準に向かって努力をしていくしかない。

30代を迎えて、思った通りにいかなかったな、今さら何も変えられない

という パターンと

とりあえずまあまあかな 今年三歳になる娘がかわいい

30代は人生がダイナミックに動くとき。

最も嬉しいことも悲しいこともすべてこの年代に重なってくる(親の死や子供・結婚)

この本を読んで30代の課題をうまくクリアしていきましょうという趣旨の本

本を読み込んで、自分はその課題に挑戦していきたいと思う。


1 すべてを手に入れることは不可能だと知る。 

人生の時間は有限
ほしいもの、実現したいとおもったものが手に入らないという事実に直面し
ほしかったものを手に入れることもできるのもこの30代だったりする

人生の90%は三十代できまる。パートナー、仕事、住居、人生で最も大事なものを選ぶ時期

どんなライフ・ワークをえらぶのかどんな人と付き合うのか、40までに親友を持てなかったら

人生で親友をもつのは無理でしょう、40までにお金に恵まれなかったら一生そのままの可能性が

大です。

人生を変えられるのは30代まで

新しい命を迎え入れる時期でもあり、また親、親族の命を送り出す時期でもある。


2 変えられることと、変えられないことの違いを知る

若いころのように身体はうごかないけれど、それでも諦める前にトライしてみたら一気に花開く可能性もある。

3 自分の勝ち(負け)パターンを知る

どんなときにうまくいき、どんなときに失敗したか

自分の場合は、ひとにたくさん会っている時期、ある程度目標をもって行動できている時期は
調子が良い

文章をこうやって書いて、本の内容をできるだけ自分のものにしようとしているときは調子がいい。

調子は、一日によって変動はするけれど、独りで晩御飯を惣菜を買って食べるような
生活としてなっていない行動をしているときは気分が悪い。

まわりがカップル、家族連れのなか、ひとりぼっちでいるときというのがどうしても寂しさがこみあげてくるのだ。この時はほんとうに調子がわるく、人生失敗したなという気持ちになる。

新しいことにzeroから飛び込める最後のチャンス

自分のいままでのパターンを使って、最後のチャンスをつかみにいくことができる機会

自分の必勝パターンを作っておく。自分の場合は「人に会って話をすること」

これが出来た日は気分が乗っている。

自分が悪い方向に行っているなという時は、どうかこれを思い出して、必勝パターンを

頑張ってやれるようにすることが大事になってくる。

4 セルフイメージを定期的にチェックする

セルフイメージとは、自分はいったい誰なのかというイメージです。
いくら稼いで、どんなひとと付き合って、どんなところに住んでいるのか、じぶんのセルフイメージ
を再度チェックしてみよう。そこで違いがあったら、日々固定している人生をちょっとだけ新しいこと
をするようにしてふだんやらないことをやってみようとしたりすることが大事になってくる。

そうすることで、凝り固まったセルフイメージを新しいものに作りなおすことが出来る。

5 お金と真剣に向き合う

若かったころはみんなお金がなかったが、段々と差がでてくるようになってくる
ここで、じぶんがいくら稼ぎたいつもりなのか、いくら使うつもりなのかをきちんと考えて
置く必要がある。まあこんなもんでいいやと思った時点があなたの人生のお金の上限です。

35歳を過ぎて 急にお金持ちになるひとはいない。
30代の時に一生食べていける資産を作れる自信がなかったら将来経済的自由を得ること
はむずかしいと考えるべきでしょう。

この言葉はぐさりとくる、、、

6 パートナーや子供をもつかどうか決める

30代の決断で人生は全く違うものになる、家庭が欲しいひとは積極的にパートナー探しをしなくてはなりません。

じぶんは本当に子供が欲しい。子供と一緒に暮らせたらならば、本当に幸せなんだろうと
まわりのひとたちをみて思う。だから、積極的に探さなくてはならないのだ。

7 自分の居場所を決める

自分の居場所を探すの20代だとしたら居場所を決めるのが30代
自分自身、いまだにどこに決められていない。居場所とは仕事の分野のことなのだが
なかなかうまくやれない。これで食っていこうと思っていても、おぼろげに他人の芝生が青く見えたり
組織のなかにいるために、やりたいことをやらせてもらえるわけではないのだ。
そうなると、実力をつけて外にでて働くという道を考える必要もあるのだな。

自分の分野はファッションビジネスだともうここで規定してしまおう。
そのほうがいいのかもしれない。そこでキャリアを積み上げていく。

8 両親とお別れをしておく

親が自分を生んでくれた時にどんなことをおもったのか、それをきちんと体験してみたい、
だから子供、結婚がすごくしたい。
なんにせよ、10代20代のころほどギスギスしていないで、両親をひとりの大人として
客観的にみることができるようになってくる歳になる。
そして、はやいひとで30代から両親が亡くなってくることがでてきます。
元気なうちにきちんとお別れをしていくべきです。

親とはいったい何なんだろうと考えることで、自分が誰なのかというヒントを見つけることができます

たいていおやの駄目なところは子供は受け継いでいるからです。

9 年齢の離れた友人を持つ

20歳、30歳年上の方との付き合いは自分が未来のシュミレーションになります。
様々なひとにあってみようと心がけてみて下さい。
そして、じぶんがなりたい40代を想定しておいて下さい。

逆に年下の友人をもつことは忘れかけていた情熱を思い出させてくれます。

10 運を味方につける

運について学ぶのは、回りのひとの運気を観察することです、運の良い人の生活習慣
悪い人の習慣などがみえてくるとおもいます。運の良い人の生活習慣を真似る。


11 自分のなかにあるダークサイドを癒す

20代で不摂生をしているひとは30代で身体を壊すようになっています。
そして。38,39歳という40歳の切れ目になる瞬間絶望を感じます。
もう40になるのになにをしているんだ、という切迫感がじぶんを抹殺したくなる
行動に追い込みかねません。

12 メンターから学び、教えを次に回す

メンターというか二人尊敬する男性には出会うことができた。これがメンターなのかもしれない。
より理想の生き方をしているひとをさがし、その人を探していく。

先生はひとりじゃなくていい。複数でいい。

教えは誰かに教えることでその学びを深めることができます。

教えるメリットは30代はもうすでにいつまでも学ぶ側にいられなくなっていることです。

13 人脈を金脈に変える

人生の豊かさをもたらすのは人 家族や親しい友人をあわせても20人もいるかいないかくらいしか親しく付き合うことはできないだろう。どの20人と親しく付き合うかで人生の幸福度が決まる。

自分主催のパーティーを開催する
人との付き合いや新しいことを学ぶのにお金を惜しんではなりません。

14 才能の掛け算で勝負する

あなたができる最大のことにエネルギーを集中させる必要があります。それでも才能は中途半端なものでしかないです。 ひとつの才能で成果を出している人はほとんどいなくて、

まわりとの掛け算で才能を開花させているひとがほとんど。
ついひとりで頑張ろうと思ってもたいした成果はでないのではないだろうか。
じぶんにはないものは、他人のもっている才能で組み合わせて借りてくれば良いのだ。

15 大好きなことを仕事にする

30代は大好きなことを仕事にしてほしい。幸せになりたければ大好きなこと以外仕事にしては
いけません。30代以降も嫌いな仕事をしていたら精神が齲まわれていくでしょう。
仕事に100%愛情を注げない人が其の仕事をする資格はありません。
一生のあいだ、目の前の選択肢からいつもわくわくするもの、怖いけれど楽しそうなものを選ぶだけでいい。
30代がラストチャンス


16 人生の目的を知る

なんのためにいきているのか?じぶんは、苦しんできた若い自分のようなひとを救うことを
目標にいきている。おなじような苦しみを味わいさせたくない。

朝起きて、心からやりたいことがあるのは幸せなことです、世界じゅうの人がドウ考えようと
あなたがほんとうに大事にしているものをみつけてください

役割ベースの生き方、モチベーションベースの生き方、インスピレーションベースの生き方

それぞれあるが、深い所から静かな情熱を出しているような生き方というのはインスピレーションベース
落ち着いた岩をみているように動じないし、ここにあることが正当だという気持ちにさせられる

役割は 部下だったり、上司だったりの役割 モチベーションは上がっているときはいいがさがったりするときあげるために努力しなくてはならない

最終的には、じぶんはだれであるか、自分らしくあること、そのままでひととつながること

そのためには、何度も「自分はだれか」を思い出すこと、自分がなにをやりたいのか、なにをやっていると幸せなのか、

目の前の選択肢で一番ワクワクするものを選びそれを毎日実行することで、自分はだれかはわかってくる

ライフワークを始めよう
ライフワークとはあなたがそれをやっているだけで深い満足感を得られたり自由な感じがする活動です

自分の生まれてきた目的はたいていあなたが一番苦しかったことつらかったことに関係しています。
20代で諦めていたことがひょっこり現れてくるのが30代
じぶんの才能らしきものに見つけられたらそれをどうか磨いてみて下さい。

17 自分のお葬式の弔辞を書いてみる

じぶんが死ぬ所をイメージする
じんせいは有限だ!

すこし歳はとっていますが、やりたいことだったらすべてやれるような時間はいまだ残されています。ほぼだんでも可能です。やらなかったら後悔するということをなんでもしてみてください。


なにも行動しなければ変わりません。



ブログというか読書メモ  30代として、ラストチャンスだということ、本当に好きな事を掘り下げる
勇気をもつことをこの本ではなんども謳っていた。書くことが好き?レディースの服が好き?
パーティーのひとつなぎが好き?それぜんぶ自分が若いころ苦しんできたことの裏返しだったりするのだ。その辺がじぶんのキーワードだったりするのかもしれない、


人生をどう幸せに生きるかを考える基盤作りが20代


http://yasu0312.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html

こっちのほうが若い世代だけあって、まだ優しい。30代はラストチャンス

2013年4月3日水曜日

残念な人シリーズ読み始め~



残念な人の仕事の習慣


結構すきな本だったりする。
事例がたくさん載っていて小話のネタ帳になるのだ


ゴルフ場の朝食無料にすると、遅刻客が激減してスタッフ、キャディーの時間調整がすごく楽になる。

ビジネスホテルの大浴場は、個室個室のお風呂の掃除の手間を省くため

餃子の王将のキャンペーンは、調理師が同じメニューを作る機会が増えるためひとつひとつ
教え込むより技量がはやくあがらせるため


こういうビジネスのクリエイティブな小話は、受けるのでネタ帳にとっておけるのだ。


あとは、平凡なことで

相手の立場にたって行動しましょうということが具体例とともに書かれている。
自分の行動がどうまわりのひとに影響をあたえているのか。
遅れるなら、すぐに報告・連絡・相談

どんなに本を読んで理解してもこれを実践するのはむずかしいい。
どうやってできているのか、ぜひ知りたい。

そこまでこの本では踏み込まない。そういうのは大事で体験、体感していくしかないよに収まってしまう。そこが残念。

本のなかでも、自分で経験したことを本を通じて整理することは可能だが、本で読んだことを経験として活かすのは難しい

と述べている。

小ネタ部分では大活躍

MKタクシーは一度予約で使うと電話番号を登録、自宅も一度送り届けてもらうとインプットされて
わざわざ住所をいう必要もなければ、名乗る必要すらないという徹底ぶり。

こうやって他業種のことを細かくネタとしてしっておくと、今後自分の分野でなにかしら役にたつ
ベンチマークになるかもしれない。

181Pでそもそも本屋にレジは必要か?のところで、ここはそうだと思ったのは2013年ではツタヤではセルフレジを導入をし始めているのだ。

万引き対策などの方法さえ考えられれば、付加価値の小さいレジ打ちがなくせるのかもしれない。


このひとのスタンスは大好きだ。 出発点は遊び 楽しく遊ぶためにはお金がいる。時間もいる。

だから正確で効率的に働くことを考える

もっと楽しく遊ぶにはもっとお金が必要だ。そのためには収益性を高い事業をしなくてはならないし

そのために、高い人間性も求められる。仲間も必要になってくる。仲間と喜びを分かち合える仕組みつくり

高い人間性が必要になってくる


原点はたのしく遊びたいがために仕事をするのだ! 






2013年4月1日月曜日

人生をどう幸せに生きるかを考える基盤作りが20代



20代にしておきたい17のこと読了

この手の本は読んでくれる読者を褒める。
文章のレベル的には中学生向けだが、 
内容は実際にやるとなるとさすがに大変なものがある。
世間ですごくガンバった人がものすごくなめらか優しく噛み砕いてくれて仕上げてくれたのが
こういう自己啓発本

だから読んだだけでは自分の知力はあがらない。ただ、実行をすれば効果がある。

1 人生最大の失敗をする
人生において一番若く一番歳と取っているときはいつ⇒今! このやり取りはずっとつかわせてもらっている。

2 大好きなことを見つける
いまのうちに死ぬ間際のことを振り返ってどういきたかを考えておいたらいい

3一流のものに触れる
いろんなひとと出会える機会はそうそうないよ

4人生を100%楽しむ。
これは自分はできなかった。すべて100%出しきれなかった後悔がある。

5死ぬほどの恋をする
自分もできなかったな。これからでもやりたい

6一生付き合える親友を見つける
これは、学生時代に作らないと間に合わなかった。無事にこの人のためにというのはできた。

7両親と和解する
父と和解できるとキャリアを積むときに感情的な抵抗がなくなり、母と和解していると
今の自分を受け入れるようになる。

これこそがこの本の白眉の章だったと思う。 いまだ生きている両親と和解する、心を通じ合わせるのは本当に難しい、テレもある、反発心も残っている。そんななかこの努力はタイムリミットが決まっているだけに急がなくてはならないと思った。

8自分のルーツを知る
なぜ自分は生まれたのか そのビジョンを明確にするためのひとつの方法としてルーツを知る

9じぶんの才能の形を知る
好き・嫌いをベースに考えればいいと思う。

10専門分野を持つ
8番9番と繋がるが、自分にはなにができるのか、なにを社会に貢献できるのかを作っておく

11メンターを探す
人生を導いてくれる人 一人ではなく何人でも問題ない

12人生が変わる本と出会う
自分のこころに刺さる本は人生をかえる

13質問力を鍛える
つねにどうしたら解決できるか?をかんがえられるような質問を自分自身にしていく

14お金と時間の管理を学ぶ
このふたつの消費と投資の割合をきめること。お金の奴隷か主人かパートナーかになるは、ユダヤ人の教えでのテーマでもある。

15 没頭できる趣味を持つ
人生は楽しむためにある

16異文化に触れるたびに出る
自分が動いた範囲だけ意識が広がってくる

17運について学ぶ
人生には不幸なことは起こる。そのとき、どうして自分は運が悪いんだろうと思うか
ここからどうやって跳ね返してやろうかと思うと運がよくなる。
これは一生を通じて役立つ質問。どう捉えるかが人生の生き方になってくるのだ。



2013年3月20日水曜日

たった一人で組織を動かす新・プラットフォーム思考 読了


たった一人で組織を動かす新プラットフォーム思考 


プラットフォーム戦略とは、様々なグループが集まる、場や舞台を提供する。
そこに多くの人をや企業を集めその場を拡大させ、
一社だけで多くの人のニーズに対応して行くのではなく、
多くの企業とのアライランスによって場や舞台を拡大して行く方法である


確かにこれができたらよかった。
ここにあげられている
任天堂やソニープレイステーションは、すでにもっと巨大なプラットフォームであるGoogleやアップルにシェアを奪われ、課金ソーシャルゲームに人は流れ、据え置きゲーム機という市場自体がほぼなくなってしまった。

この巨大なプラットフォームにどう対応していくかはこの本では解明はされていかない。それは残念だし、四年前の古い本でもある。

ただ、プラットフォーマーの役割としては、
参加企業すべてにメリットを与えられるか、
グループ間の交流が活発か
プラットフォーム内のルールを作り悪貨が良貨を駆逐しないようにする
キラーコンテンツとなる存在をつくる、例えばマリオだったり検索エンジンだったり、iPhoneだったりそれがないところには人々は集まらない。

プラットフォーム自体はできる限りニッチな分野に絞ることを勧めている。例えば三十代女性に関係する美容や結婚の悩み、子育てなど。

ただ、絞るとプラットフォームは作りやすくなるが、やはりビジネス的な旨味はなくなってしまうのではないだろか?著者が作り上げたお財布ケータイのような大きいビジネスに結び付けられるのかが不明瞭だった。しかし大きいコンテンツを作る資本力もない以上、大きいプラットフォームに飲み込まれる前に、多数作り上げる機動力、数の勝負が大事なのかもしれない。 まったくのzeroの状態だったら小さくともプラットフォームはあったほうがいい。



どういう人間がプラットフォームビジネスに求めているのか?

「一人で一億のビジネスを作るのではなく十人で百億のビジネスを作りましょう」
と考えることのできる人

ひととひとのアライアンス提携をつくるのがこの人のストロングポイントでもある。

あとは、人間の育て方と人生訓が本の後半を占めてくる

若手の育て方とは、
若い人間を一人の人間として認め、リスペクトする
まずは会社のミッションビジョンを理解する
ランチで雑談して仲良くなる
相手にその人自身の強みを発見してもらう
失敗したら尻拭いは上司の責任
三ヶ月以内に成功体験を作らせる
苦手な部下、上司にこそ話しかける

おれはこれができなくて、部署から飛ばされたので言うはやすし、行うはがたし、
この辺は著者の方にメールして聞いてみたい。


ここからは仕事相手とのアライアンスについて

自分の主張より相手の主張
相手を出世させるように仕事する


まとめに、サラリーマン根性をすて、リスクを取り一つの行動に責任を持つこと、自分自身を知ること、グローバルの視点を持つこと


どんな戦略を考えるにしても最後に問われるのは人間力

あった瞬間にひとを引きつけ、好きになってしまう
常に相手の立場に立って考えられる
ひとのアドバイスを素直に受け入れられる
自分の間違いをすぐに認めて謝る事ができる
一緒にいるとやる気に溢れている
嘘をついたりしっとしたりしない
挨拶や返事など日常的なマナーを守っている


嘘をつかない
勇気を持つ
時間を守る
他人を褒め感謝する
嫉妬しない
きちんと謝る
素直な気持ちで物事に臨む
謙虚さを忘れないわからない事はわからないと正直にいう


こういう人間的な道徳をきちんと守れる人が人から信頼され大きな仕事をすることができるのだ。

あたりまえすぎる結論なだけあって、説得力の強力な結論だったりする。

2013年2月25日月曜日

レバレッジシリーズ勉強法編


本田直之氏レバレッジシリーズの勉強法編
おおまかに勉強する意義を問う

⇒勉強というのは、自分資産をつくる最良の投資

勉強を投資と考え、なにを勉強するか
どうやれば効率的に勉強できるのか?

本全体に勉強=時間を投入する投資という考えかたで統一されている


そのために、まず最初に目標を設置する

目標や向けて効率よく、
目標達成に必要な勉強だけをする。

経営者になりたく、そのための勉強をしたかったら、
簿記や金融の基礎からやるのではなく、
実際のマネジメント資料の作り方からやる。

近い将来、どんな自分になりたいのか、
そのために今の自分の現状を把握することをしなくてはならない。

~なにを勉強したらよいのか漠然としてわからない場合~

なにを勉強したら良いのか?

1・どんな自分になりたいか?
2・自分の性格にあってるか?
3・継続的にリターンをとれるか?
4・知らないと損をするか?
5・希少性はあるか?
6・実情をしっているか?
7・時流にあってるか?

特に良いのは、語学、金融、IT
すぐにできる方法は家計簿、ローコストハイリターンの勉強
予算管理、目標達成、投資資金、ひと通りのことをすべて学べる最良の勉強法


すべては、俯瞰逆算して行動、お金管理を決めていく

この本に書いてはいなかったが、
勉強の仕組みづくりでは、サポタhttp://sapota.jp/が良いと思う。
勉強推進、習慣化させるためのサイト

単純なサイトだけれども、強力なツール

はじめに目標を決めて、(例えば毎日ランニング30分11時まで)
毎日のタイムリミットまでにやらなかったら
強制的にFacebookにさぼったーとポストされてしまう。
きちんとこなしたらがんばったーとお褒めの言葉が自動的につく。
ただそれだけのサイトなのに、このサイトのおかげで年初からの勉強の目標が
3月になろうとしている今でもずっと続けられている。

本のほうでは「型にはめる方法」
最初にスケジューリングをして、数値化目標をたてる。
そうなると、やるために頑張るぞという気合をいれなくてもやらざるえない気持ちになってくる。
時間についても、怠け者にはスケジューリングが効果的。小学校の時間割のようなものを作り、一日の行動の型を作ってしまう。
パターン化するのが楽にやれるための一番の方法
上記のsapotaは本に書かれているスケジュール化に加えて他人の目というのが最も強制的に自発性を生んでくれる。ただ、自分のpostがsapotaで埋もれてしまうのが難点


勉強する時間がなかったら朝型にせよ!
池田千恵さんも



この本で薦めていて、自分もやってみるが
早起きがどうやってもできない。
どんな風にやったらできるのだろう?


そして目標は体のメンテナンスのようにたまに見返してあげる


この簡単な本が言いたいことはただひとつ、勉強は最高の投資

どれだけ効率的にリターン(お金・満足)を得られるか追求したいと書かれたビジネス本

個人の経験で書かれているから汎用性はあるか微妙だが、
「勉強ばっかりして、仕事しない」という罪悪感を薄めてくれ、
なおかつ勉強を賛美してくれるから
読んでいてメンタルが気持ちよくなる本だった。


2013年2月2日土曜日

ひとを責めない 自分も責めない



僕はこうして、苦しい働き方から抜けだした 読了

2012年の12月にお会いし 本にサインを頂いた時、書いてもらった言葉
この本のコンセプトはこれですよ!と言ってくれた。
見た目はラガーマンのようなガタイの良さと雰囲気がある経営者然とした方
その方がこんなに悩まれて過ごされてきたのかと実際にお会いしてイメージのギャップが凄かった。
生きている著者の方には出来る限りお会いできると、本の内容と実際の人間のイメージの違いが楽しめてより本が面白くなってくる。

小倉さんは、リクルートのサラリーマン時代、30歳で課長に昇格したが、
うまく部下がついてきてくれず、課長の責を自ら降りた経験がある。

その時は他人(部下)を責めて、総スカンを喰らい、次に自分を責めた。
うつ病になるくらい苦しんだが、それでもうまくいかなかった。
そんなサラリーマン生活で辛い時
自分を責めても他人を責めてもうまくいかない。
それではなくて未来だけを見て、今できることに100%全力投球する。

「今」を懸命に頑張ることで、未来に対して「責任」を取る続けることが
辛い働き方をどうにかぬけだした秘訣だったとのこと。


ただ、小倉さんも僧侶でも菩薩でもなんでもないから、
会社経営という現実世界を生きているうちに、
どんどん間違っていき、
うまくいかない現実にぶつかっては考えかたを改めていった模様が
ちょっとした小話みたいにこの本には実例が何個も書つらねられている。
 

P148からの両親が注いでくれた無条件の愛情 の項で
老人介護ホームに入所した老母が、食事時、自分も好きなハンバーグなのに息子が来たからといってそのハンバーグを息子に食べさすために残して、「兄ちゃん、食べな」というところ小倉さんの母親が特別じゃなく、 多分どの母親でもそうするだろうけれど
その普通さが、母親という存在の偉大さ、愛情の深さを感じさせてくれた。
小倉さんは、その愛情に泣き崩れたそうだが、自分も両親のことを想像してちょっとうるっときた項だった。



現実に向きあうとき、「志」を基準にどう行動するかを決めているのだが、そこまではよくある話だ。志、夢、希望がない人間なんてそんなにはいない。
どうやって自分の志を見つけて行ったか



10年前、会社で創業メンバーの大量集団辞職があった。
小倉さんの一番最初の挫折、リクルートで課長職になりながら部下のマネジメントができず逃げてしまったことそれが跳ね返って、より大きな問題として、会社経営というステージで集団辞職という形で起こってきたと痛感した。

神様が最初にリクルート時代に与えた試練を解かなかったので、より大きな試練問題として再度ぶつけてきた。

この集団辞職を解決していくにあたって、自己内省も繰り返し、生きていく上で「個人個人特有の試練にぶつかる」その試練の内容こそが、人生で解かなくちゃならない問題でありその内容こそが「自分の志」だったと気が付かれる。

志というのは、個人個人生きている上で無意識にあるはずだが、それを無意識下から可視化させるこの考えかたは使えると思った。


読み終わって、小倉広さんに書いてもらった「ひとを責めない、じぶんも責めない」  とくに自分を責めないことは大事な心の有り様だと思う。

2013年1月31日木曜日

踊る人間よりも踊る仕組みを作る人間になりたい



 会社が放り出したい人 一億積んでもほしい人 堀紘一


2004年当時から見た今後20年間のサラリーマン像を書いた本
 
この当時は1億円プレーヤーと500万で留まる人の両極端に収斂していくという
現在から考えるとちょっと甘い見通しで書かれている。

それにしても未来を知りたければ、過去の歴史を知らねばならぬ。

戦前には北里柴三郎がテルモの発起人だったり、
福沢諭吉が稚内に酪農に投資していたり、
渋沢栄一は官民の両方に足を突っ込みながら、
会社を次々と設立して行っていた。
戦前は業界を横断した奔流があったわかりやすい資本主義だった。

戦後、戦争に負けてアメリカきら民主主義が本格的に持ち込まれたが、
血の革命ではなかったので、そんなに大事にする土壌が生まれなかった。

またアメリカに対して反発した人々は反米としての共産主義者へなっていった。

結果として共産主義と民主主義は対立するものではなく、融合して資本主義社会を作る、

日本独自の社会主義的な社会ができた。

戦後日本では大企業という組織限定だが
個人の人生を丸抱えして、共産主義のように平等だった。

戦後の日本ではこうだったらしいという与太話的な本だが、空気感は伝わる。

戦後サラリーマンの出世ゲームはゲームが途中で変わるので相当に難しかった。
部長になるまで、仕事をバリバリこなさなくてならない。そこから一転ゲームが変わり、どれだけ他人批判されないで過ごすかで社長への出世のコースが決まる。
なぜなら大企業で役員になる為には、取締役全員の賛成が必要な為、やっかみをもたれないよう大仕事はしてはならない。また大きなミスをしてはならない。

でも取締役になる為に部長にならなくてはならないので、部長になるまで大きな仕事をしなくてはならない。
役員は取締役会で何も決めてはならない。意見を述べてはならない。

なので、実際の大企業の運営は課長クラスが現場単位で物事を決めていた。

ほんとうかなというくらい牧歌的でこの状況で発展できたのだろうか。。

真ん中あたりから具体的な話

リクルート出身は成功しやすいが、そのなかでも、営業よりも企画部隊出身が成功すると!

営業が仕事をしやすいように、人事制度を企画したり、戦略をたてたりする踊るひとではなく、社員を踊らせるひとが成功しやすい。

営業だと踊る立場だと仕組みを作ったことがないので、会社を経営する能力が未知数

ここは気に入ったところだった。実行部隊に留まるのではなく、企画部門へ行かなくては!という気持ちにさせられる。

踊るよりも、踊る舞台、装置を作る側に回ることは相当に難しいのだけれども、

会社の規模や事業内容はどれだけ小さくても踊る舞台装置を作る側に立つことが大事なんだ。
そうありたいものだな。


SONYが廃れたのは、学歴不問にしたら面接で優秀な人材とは、頭は優秀であり、努力家でありつつ一番の大学ではない若干の劣等感をもっている早慶出身ばかりになってしまって、逆に多様な人材を逆に取れなくなってしまったという合成の誤謬になっているという分析が面白い。

東大は挫折知らず、旧帝大は地域ナンバーワンの為傲慢になりやすく面接では落とされやすい。
なので、優秀でありつつも劣等感も適度にあり、人当たりも良い早慶ばかりになってしまった。

人を取る事の難しさ 先着順で採用していく企業にも多様性の確保という一理があったのだね。

昔みたいなキャリアは歩めないので今後は新しいキャリアの立て方をしていかなくてはならない。(2004年では転職は稀だった?)

まず、二十代で二回三回も転職しているようなら会社勤めは向かないから独立の道を探った方がよい
転職は希望の仕事と技を磨けるかどうかに絞った方がよい。
中途半端な技で何社も動き回ると負けが確定する

転職の際、採用側として欲しい人材


一 仮説が構築できるひと
いまの商品ではダメだ、こうした方がより売れるという仮説を立てられる人

二 その仮説を実際に検証して現場で実践できる人 営業を出来る人

三力を合わせて一生懸命力を合わせる事 

一から三までできることがベスト

普通は三ができて二、一が出来るようになってくる

☆逆に経営者がいらないひと

マイナス思考のひと
仕事は怖い、その恐怖感を克服しなくてはならないのにそれを煽るのはいない方がよい

デマを飛ばすひと

やる気のないひと

☆どうしても必要な為人材

決して嘘をつかない真実を話せるひと


目標として一億円プレーヤーになることをあげていて、その際に必要な条件を上げている

1・何か一芸に秀でている
得意技術があること

2・強烈な目的意識があること
どういきたいか、三十年計画、長期目標は立てるべきだ
そして五カ年に落とし込む

3・常に自分が原因論で生きている
他人のせいにして前に進めなくなら、全部自分のせいにしてほしい
障害の前で立ち止まっても撤退はしないでほしい

4・絶対に諦めない

5・表現力が見についている
  企画力、発想力、提案力

6・信用がある
  守るべき約束はお金と時間に集約される、この二つだけは絶対に守ること、それが信  用の基本

  そのためには、できない事はできないと気持ちを堪えて言わなくてはならない

7.真の仲間がいる
  志を同じくするモノたち


リーダーになる人に心がけてほしい事

大きな夢と中長期の夢を両方掲げて整合性をとる
夢こそ多様性の存在をつなぎ合わせる糊になる

部下はリーダーの言葉は聞かないがリーダーの行動はみている
リーダーが遊べばそれを真似する

ひとが集まることが商売繁盛の秘訣

そのためには、徳があること  人間的魅力
得があること そこに行けば何かしら得をして帰って来れる

そのふたつのトクを身についていれば人は集まってくる。


前半は、戦後日本会社組織での出世話 後半から自己啓発書へ変わっていった
今更読んで面白いかといえば微妙だが、自己啓発書特有の前向き感は得ることができる