2011年5月3日火曜日
私は黒人奴隷だった フレデリックダグラスの物語 を読み終えて
人間が人間を奴隷として支配していた時代があったことを痛烈に思い出させる。
言葉を選びながら、そこの部分はけっこう残酷に書かれている。
フレデリックこと フレディー が 人生を切り開いていったのは、文字を学んだ、学んだことにはじまった
勉強することがどれだけ彼の人生を開拓し、広げって行ったのか
この伝記を読むと幸せな気持ちになる。
1987年に書かれた本で 1960年代の公民権運動、キング牧師を引用して
いまだに達成されていない自由と平等についても見解が述べられている。
2011年から振り返って、黒人が大統領になっているアメリカという国は、問題はあっても着々と解決するために動いている。
このフレデリックダグラスという一人の元黒人奴隷の生涯を通じて
南北戦争がアメリカにどんな影響を及ぼしたのかを知ることもできる。
勉強することの意義を見出す為に読むのも可能
一人の徒手空拳、逃げ出した黒人奴隷(つまりは犯罪人)だった人間がどうやって
自分の意志を社会で成し遂げて行ったのか
社会に訴えることの意義、その方法、最大の恩師との決別、誕生日も親も確かなことはわからない人がどうやって自分のアイデンティティを確立していったか。折れそうになる心と救いの手、幸運。
アメリカ合衆国の為という大義をどうやって自分の元に引き寄せたか
命をかけての旅路など、、、最高の物語として読むことも可能だった。
読んでいてワクワクし、生きることの問題を考えさせられる伝記物語。
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