2014年1月17日金曜日

俺のイタリアン、俺のフレンチ 坂本孝の利他の精神と不屈の起業家魂の本

  

俺のイタリアン 俺のフレンチ

この会社がブックオフの創業者だとこの本で知りました。



この一冊に、これこそがビジネスいうことを勉強させられる。

全ての基本は値付け

ここをどれだけ明確にできるか、お客と企業の最適な価値を見出せるのか


本当にそこに限ると、この本を読んで感じる


例えば、ファッションブランド ザラは、値付けはパンツ6900
ジャケット11900というように、

値段が品目によって決まっている。

お客が大体の目処がつくようにブランディングしている。

おれのフレンチ、おれのイタリアンも値段の統一化を計っている。

ここが、俺たちの強みだ!というところを明確にしている。

お客が、だいたいこれくらい使うと、サービスが受けられるという予測を

はるかに上に設定している。そこが競争の競争優位になる。

ビジネスとしてもすごいが、動機がまたいい!力をつけた一流のシェフに

できるだけの創意工夫や給与を与えたい。

仕事をしていて、不満な点を

解消できる、すべてがハッピーになる方法を経営者として考えている。



もうひとつ一番、感動したことは、坂本孝という著名な人が、従業員の名前を頻繁に書いてくれるところだ。

名前をこれから売って行きたい、自分の事業を確立したいとおもっているひとにとって

こういう風に雑誌や、著書でとりあげてもらえることが、どれだけ助けになるか、

そういう面が、とても感動した。

稲盛和夫の利他の精神のこのひとなりの表現の仕方をみて、

そこが一番イイなと思った所だった。

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