http://www.aozora.gr.jp/cards/000025/files/206_20463.html
iPadのアプリiHD文庫に収録されていたので、
久しぶりに白樺派の有島武郎の、小さき者へ。再読
たった、30ページにも満たないこの文章は、19世紀の大正デモクラシーの中で、上流階級の自由キリスト主義者のムードのなか、
なんともロマンチック、
親から母を亡くした子供への手紙形式の私小説
子供がいる人が、結婚している人のことを、とても尊敬する。
有島武郎は、最後は不倫の末の心中という結末
あまりに繊細すぎた。
正義の心に、そして、愛がテーマ
子供が生まれた時、天の光というものを心から感じた。
母親は結核に斃れた。
幼少期、母親を亡くす事は不幸だ。
不幸のために、子供達は傷つくだろう。しかし、その為に人生の深淵を臨むことが出来るようになった。
子は親を乗り越えなくてはいけない。親の屍のうえに子達が羽ばたくことが親として子供達へ、臨むことである。さあ、行け!小さき者よ
という内容。
息子は名優森雅之
0 件のコメント:
コメントを投稿