2014年1月3日金曜日

有島武郎の19世紀キリスト教人道主義のロマンチックさの頂点となる親から子への手紙

http://www.aozora.gr.jp/cards/000025/files/206_20463.html

iPadのアプリiHD文庫に収録されていたので、

久しぶりに白樺派の有島武郎の、小さき者へ。再読

たった、30ページにも満たないこの文章は、19世紀の大正デモクラシーの中で、上流階級の自由キリスト主義者のムードのなか、

なんともロマンチック、

親から母を亡くした子供への手紙形式の私小説

子供がいる人が、結婚している人のことを、とても尊敬する。



有島武郎は、最後は不倫の末の心中という結末

あまりに繊細すぎた。

正義の心に、そして、愛がテーマ

子供が生まれた時、天の光というものを心から感じた。
母親は結核に斃れた。

幼少期、母親を亡くす事は不幸だ。
不幸のために、子供達は傷つくだろう。しかし、その為に人生の深淵を臨むことが出来るようになった。
子は親を乗り越えなくてはいけない。親の屍のうえに子達が羽ばたくことが親として子供達へ、臨むことである。さあ、行け!小さき者よ

という内容。




息子は名優森雅之

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