小泉八雲の耳無芳一の話。
こういう小話を、話単位で読めるようになった青空文庫はありがたい。
檀家のところに坊主が行かなくてはならないので、という下りがあるので、
この民話の元ネタはどこからきたのかわからないが、
小泉八雲が翻訳したときは、江戸時代の檀家制度確立後に作られたものだったんだろうと推測。
そして、この話の教訓とググって調べると、異界との関わりを持たない事。
日本特有の無念の死ということから平氏の怨霊という概念がある。
それが、たぶん靖国神社がもつ他国に伝わりにくい価値観
死んだら人はすべからず神になり、鎮魂、お参りしなくてはならない
という宗教観に繋がっているように思う。
靖国神社のふたつの側面 戦争肯定の場所と鎮魂の場所の二重の意味を持つ場所
http://www.newsweekjapan.jp/newsroom/2014/01/post-276.php
というところの二重性を外国の人間達にどう説明していくかに繋がっているように思う。
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