2014年1月24日金曜日

置かれた場所で咲きなさい 良い本でとてもよみやすい、だれでも98パーセントまでの信用しかしないでおく




日本のキリスト教会のなかできちんと出世してきた女性の本
宗教の団体といえども人間の集合体なので団体内での政治活動とは切り離されないことを教えてくれる本。

内容はとても素晴らしいものです。人間的な愛に満ちあふれている。そして85歳の高齢になった今時点の気持ちを書いてくださっている。
幻冬舎が出しているだけあって、読者が読みやすいようにきちんとした編集も加えられている。

ただ一点、衝撃的だったのは、渡辺和子氏は、2.26事件で亡くなった渡辺錠太郎の娘さんであり、その事件のときに皇軍派によって、自分の父親が目の前で殺害された瞬間を見るという幼いときにものすごい経験をされているということ。

戦前の大事件の生き証人の一人であられたこと、

リベラル派だった渡辺錠太郎の娘という事で、
当然ながら西洋思想の素養があり、
どういう経緯だったかはわからないが、米国に留学
そして35歳にて学長に就任というエリートコースに乗られた人であったこと。


日本におけるキリスト教には旧勢力の宗教である仏教とちがい、渡欧、渡米経験をつんできたリベラル派のエリート階層が信者というイメージが強い。

押田成人神父の講演のテープを聞き、押田神父がカトリックの修道士だった為、大病を患った時、戦後の貧しい時代でもたくさんの薬の投与を頂き、命を保つ事ができたこと、
そこからキリスト教会は貧しい者とともに有り続ける事が大事と思うのに、カトリック教会はどうしても上流階級の人向けになってしまっているということで、栄達の道を考えず、神学博士なども断り続け、高森草庵で生活された神父様の講演の言葉がずっとこの本を読んでいて響いていた。


こういう宗教関係者の発言は文面で追うよりも
肉声やお顔を見ながら感じ入るもののほうが大事なんだとおもう。
それだけのメディアはそろっている時代なのだし。

あと、

こころに残ったところは、渡辺錠太郎が常々言っていたという「軍隊は強いほうがいいが、戦争は勝っても負けても国力を疲弊するだけだ」という言葉

こういうことを言っていた人が殺されてしまった世の中。
どうしても昭和史は怖くて読む事を避けていたが、
そういう歴史を積んできた日本の歴史を見直したくなった本。

昭和天皇の実録が公開されるので
http://www.asahi.com/articles/ASG1B4307G1BUTIL010.html

そのタイミングで、数々の昭和史が更新されていかれるのだろうな。



なれるSE9巻 新サービス開発編 いろんなIT職種ネタを拾ってくる

なれるSE9巻



このライトノベルははずれがなくて良い。
いつも楽しみながら、ITビジネス業界を垣間見ることができる。

こういうビジネス系ライトノベルというジャンルを今後とも切り開いていって欲しい。

今回は、サービス開発系のお仕事、
8巻の後日談だと、スルガシステムの危機はある程度解決したと思ったが、
9巻になると、その危機が、思ったよりも大きいものだという風に描かれて、
そのために受注生産ではない、レディメイドの商品を販売するサービス開発責任者になっていた!

9巻も続けば、だんだんと工兵が戦績を重ねてきて、仕事大好きな人間になっていく。
技術者としても、ビジネスマンとしても熱度が帯びてくるようになった。
純粋に成長物語として描かれているが、だんだんと工兵と共感を持てる部分がなくなってきて手の届かない世界に飛び出してしまっているようにも思える。
対戦相手もゲストヒロインも今回は出てこない巻。

いろんな仕事を抱えて、既存の仕事で手一杯で回らないということは、文章だと書かれるのだが、その心理描写はほとんど書かれないから工兵の抱えている仕事量の見積もりや仕事に追われている焦燥感がよく見えないという欠点がこの巻にはある。

また今回の既製品サービス開発の種が、ライバルのいない世界を見つけ出しそこに先行投資をすることなのでライバルは描きようがない。ライバルがいないことはゲストヒロインもいない。若干IT人材派遣業のひどさを描いているが、そこを書くなら一巻丸々使ってほしいなと思う。。

そして、このライトノベルが日本の会社のもつ不条理さに物語でタンカを切るというところに痛快さがある。

今回の不条理さを切りたおしていく工兵、立華、梢たち技術者たちの敵は、
身内にいる六本松社長そのものだったという話。

この巻で読んでいて痛快だったのは社長の新サービスの責任を従業員に追わせて心理的に逃げようとするところを言葉の会話できちんと閉じ込めた点。
新サービスの開発に社の運命を掛けられるかを工兵が社長に問われて、工兵が逃げ出すところを、立華が社長に向かって、新サービスの開発に社の運命を掛けるかどうか決めるのは、サービス開発担当者じゃなくて、社長あなたですと迫るところは物語の山場。
社長の肚のくくり方もかっこよかったし。

で、すべてが幸せになり、次巻が短編集、温泉旅行ということで、
ライトノベル的な全方位ラブコメで気持ちをリフレッシュできそう。

11巻まで手に入れ、9巻まで読了。


なれるSE8巻 ちょっとゲストヒロインの登場形式がかわった

 




なれるSE8巻
あの地獄の客先常駐編を終えて、
つまらなくなるかと思ったが、杞憂だった。

この物語のフォーマットは、マンガチックな、スーパーな上司に、新卒一年目で閃きと会社の人脈とゲストヒロインの助けによって、問題を解決して行くという物語
ライトノベルの基本ともいえる物語の形式
このフォーマットに弄りを加えて、ゲストヒロインが、商流のなかにいないプロジェクトルームにいる政治的存在になった7巻

今度のゲストヒロインは、外資系ベンチャーの新卒一年目の女子SE
今までのイケイケで攻めていたスルガシステムが、顧客を奪われる防衛戦が舞台
ライトノベル、漫画の基本の基本、ヒロインは美人であり、主人公に少なからずの好意を持っている。此処だけは外していない。

なかなか、防衛戦線を書くことはないだろう。ビジネス書では、成長していく事を是としていくなかで、
既存顧客をどう守っていくか、ここはあまり書かれることはない。
でも実際のビジネスて、顧客取られたり、顧客取ったりして、ビジネス領域をどんどんと変えていっているもの。

それを描く今回は、出来る限りわかりやすくインターネットシステム業界を説明していく。

読んでいて、最後のあとがきの

陣地の拡大と安定した統治の説明は超絶わかりやすい。

最精鋭の部隊を投入して顧客を確保したあと、その最精鋭は、次の案件に投入されて、その顧客へのサービス、陣地の維持は二軍が行う。最精鋭が新規顧客獲得という戦線の拡大に邁進するなか、サービス維持という防衛戦線が広くなり、行う人員の練度が低く防衛戦線を維持していけなくなり、ライバル企業の最精鋭の部隊の前に散る




2014年1月18日土曜日

なれるSE7巻 戦場からの帰還




 なれるSE7巻 ライトノベルという中高生オタク向け小説。 漫画と小説の間くらいに位置する書き下ろしがメインの文学形態。
基本的に高校生が主人公で可愛い女の子に囲まれてキャッキャウフフで、主人公が問題、または、敵に打ち勝っていく物語。

その形式のなかで、うまれた なれるSEシリーズ ライトノベルに珍しく新社会人を主人公に30人くらいの中小Slerが舞台。そこに凄腕だけれども、コミュニケーション不全の中学生にしか見えない美少女上司がいたり、天才的なシステム構築の運営管理する女の子がいたりして、数々の問題が降り注ぐなか、天才美少女上司と組んで、数々のベンダーと対決したり、会社の売り上げを勝ち取っていくという話。

その話は、前触れでしかなく、この7巻がこのなれるSEシリーズの第一巻だったそうな。
あまりに悲惨、壮絶すぎたため、没をくらい、シリーズの人気もでたので、
ようやく発行された。

スルガシステムのエンジニア 美少女上司立華と主人公工兵が
大手システム会社のネットワーク部門が手がけている、大手ECサイトの大規模リニューアルプロジェクトのちょっとした部分に二人月で客先常駐することになったという話。

客先常駐て言葉がこんなにも重いものだとは初めて知りました。
大規模プロジェクトだと、ひとをまとめた方が便利だが、
大手ECサイト側がプロジェクトルーム、仕事場などの家賃を出さなくてはならない為、
狭いところにぎゅうぎゅう詰めに押し込まれて、なかのひとは憂鬱になって行くところ
大手システム会社にとって赤字案件で、
デスマーチで、どんどん人が倒れていく、発狂していく、
発狂していく音、ものを壊していく音を聞き、すぐにキーボードをカタカタと打つ請負業者のエンジニアたち
すべての私物を取り上げられて、ソフトのダウンロード、ネットワーク仕様変更とか、詳しくはわからないけれど、仕事ひとつひとつに申請書と許可が必要になる様。

途中、美少女エンジニアは倒れるのだけれども、請負だから、倒れるんだったら、会社内で倒れないで、会社外で倒れろと言われたり、、

夜3時でも呼び出しがあったりと、本当なのかよ??と思うくらいの地獄絵図を描いていく。

呼びだされても、また障害をいじくるには、申請が必要になったりと

どこにも救いがない。

最後、主人公がばっくれるかどうかというところで、漫画並みの救済は与えられるが、、、


これが描きたかったのか、この経験を小説にしたかったのかという作者の細かな描写がこれでもかと書かれていて、この巻がこのラノベシリーズのピーク

涼宮ハルヒの憂鬱でいうところの消失 にあたる 超大事な、そして面白い巻

ラストの新卒3年目の彼女の言葉が血塗られた戦場から帰還した兵士の言葉でした。

2014年1月17日金曜日

なれるSE6巻 中短編集 骨休め巻 


なれるSE6巻

短編集
うん、社会人として、たしかに成り立ての時って、学生時代との友人の貸し借りとか、全く違うよね。でも、なかなかその違いに気がつかないという話。

その他、転職希望者の面接官編。

このあたりは、憂鬱になってくる。。。

ああ、このライトノベルは、いつもこうあるあるという所を突いてくるのだろう。

自分の場合、求職者側としてだが。

この6巻は骨休めみたいな巻。

7巻が地獄絵図のまえの骨休め。

骨折日記 VOL4

家に帰宅してから

風呂に入り、びびったこと。両手でシャンプーできない!!
シャンプー時の手首の返しで引っかかる。
人体ていうのは、本当に難しい動きを簡単に並行的に行っているなあ。
スパッツが両手使って履けたのも感動した。
左手の可動域を物凄く注意して行動してることに気がつく。

普段やってることが出来なくなって、また出来るようになっていく過程は、面白いものが沢山ある。

あと、手首に負荷をかけると血圧が急速に下がる感覚が、まだある。これがメンタルなのか、フィジカル的な問題なのかは、よくわからないが、現時点での活動時間の制限になっている。

それと同時に、リハビリの瞬間は、がんばっても動かないことがおおく、だいぶ孤独になる。

そしてすごく弱気になる瞬間が必ず訪れる。

この瞬間のときにまわりのサポート、もしくは愚痴をこぼせる友人、家族、恋人、などなどいると

本当にいいと思う。

骨折日記 VOL3

リハビリに役立ったもの

手首の怪我は、痛くても指を動かし続ける事をしないと、手が固まってしまうということになり、その後のリハビリがきつくなる。

そこで役立ったものは、ipad 

こいつは、骨折によってなくなった握力も必要なし、リハビリにも使え、病室でも暇つぶしに使える最高のアイテム

とくにリハビリに最適だったのは、

http://lovelive.bushimo.jp
ラブライブ スクール&フェスティバルというリズムゲーム



ふってくるアイコンを女の子の顔のところにきたらボタンを押すだけ

これが思ったよりも面白い!そして、マジで骨折で固まりまくった指を使うので

すごく動かすようになった。

これのおかげでだいぶ楽しみながらリハビリをできるようになった。

ipadは 片手操作できる分、



本当に重宝した。

おなじように重宝したのが、

http://nagisaworks.com/ibunkohd/

iHD文庫 800円もするアプリだが、ページめくりも楽だし、

なにより読みやすい。

自炊した漫画をここに放り込んで、暇みて読んだり、青空文庫に収録されている

吉川英治をたくさん読む事ができる。

もし、手首を骨折したら、指を動かさないといけないので、どうか楽しみながら

手を動かせる方法を考えなくてはならないです。

そのなかで自分では、ラブライブ スクフェスは 簡単なリズムゲームであり、

両手を使うゲームで、徐々にレベルあげができるので良いリハビリゲームになりました。

骨折日記VOL2

骨折日記 2014年1月7日

年末年始に怪我するもんではないですね。



こんな状態で2週間過ごす事に。。。

骨折の場合、2週間以上放置しておくのは危険だということで、ぎりぎりに手術に間に合った。



ずいぶんと腫れてしまった左手。


全身麻酔の手術は生まれて初めて。

そのときって、漏らしてもいいように紙おむつを履くんですね。

入り口で名前と手術箇所を自分で言ってから、オペ台に。

心電図などをつけているうちに、酸素マスクで一発で落ちる。

起きたら手術は終了。

そこから、全身麻酔で弱った体内の運動を蘇らせることになる。

お小水がでればOKなんだが、なかなかでなかった。

立つと血圧がいきなり30くらい下がるという事で、麻酔を抜く作業には手間取った。

およそ12時間ぶりにお小水でた。

これで一安心。




骨折日記 VOL1

骨折日記 骨折日2013年12月23日


好事魔多し。調子乗りすぎていた。

年末に自転車で転倒 左手首の粉砕骨折

本当に人生は一瞬で変わる。やりたい事はやっておいた方が良い。

あと、健康は宝。ダイエットはした方が良い。

あと、救急車について、
二次緊急の受け入れは、なかなか厳しい。5件断られた。

住んでる街の住民比の医者数は、長く住む街なら考慮必要。受け入れ先決まらずに現場で待つ時間は、

だいぶ不安20分くらい待ったかな。

救急車は想像以上に揺れる。

応急処置で添え木を作ってくれてその場はおしまい


なれるSE5巻 この本を読んで面白そうだがSEにはなりたくなくなるなあ。



読んでいて、一番楽しいライトノベル

第五巻 こんどはCE カスタマーエンジニアが舞台。

全然IT業界のことは、わからないのだが、

ちょっとは、このラノベで見えてきた。

この業界の人々は、なんてハードな仕事をしているのだという事と、

いろんなレイヤーに分かれていて、仕事をしているのだということ

とかく上流過程のほうが偉くて、現場に直接でむき、ラック設置などは

簡単な仕事に思っていたのだが、仕事に上下はないということを

この本は、何度もそれを強調する。

桜坂工兵と一緒にIT業界を旅するのは、心地いい。

こんな職業ライトノベルが、ぜひともアニメ化してほしい。

包み隠さず、実体験を加えて描く事が、心打たれるんだ。

恋愛の要素は、ライトノベルお約束の鈍感さを発揮

でも、そこをすすめてしまうとこの職業体験ラノベの軸がずれてしまう気がする。

無理難題が押し迫って、月月火水木金金という生活、

そして最後は大逆転で勝利!スカッとする。

11巻まででているので、読み進めるのが楽しみ。

なれるSE1巻
http://yasu0312.blogspot.jp/2011/01/se.html

なれるSE2巻
http://yasu0312.blogspot.jp/2011/02/se.html

なれるSE3巻
http://yasu0312.blogspot.jp/2011/07/se.html

なれるSE4巻
http://yasu0312.blogspot.jp/2013/12/se.html

世界の名作 イワンの馬鹿 






http://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html
イワンの馬鹿

トルストイの民話風童話

筋は簡単明瞭、手を動かすものが、大事で、

頭などで、上前を掻っ攫う人々には悪魔のささやきで身を滅ぼすというはなし。

このイワンのこころの広さは、聖人君主というのに、匹敵する。

子供がいたら読ませたい。

まだ世界がコマーシャリズムに染まっていなくて、

ロシヤ含め、ヨーロッパの辺境、アメリカでも、奴隷解放、農奴解放令、

自由民権運動の発展、そんな時代に生まれた、その時代の精神をわかりやすく表現している。

そして、人間の正直さ、平等さ、に、価値を置いている理想像を感じる。

19世紀こそが、人権をもっとも推し進めて、世界各地の政策に変更が生まれたというのが、

マクニールの世界史下巻にも書かれていた。

そんな世界だったんだな

そして、20世紀にはいり、コマーシャリズムの時代に入っていく。


俺のイタリアン、俺のフレンチ 坂本孝の利他の精神と不屈の起業家魂の本

  

俺のイタリアン 俺のフレンチ

この会社がブックオフの創業者だとこの本で知りました。



この一冊に、これこそがビジネスいうことを勉強させられる。

全ての基本は値付け

ここをどれだけ明確にできるか、お客と企業の最適な価値を見出せるのか


本当にそこに限ると、この本を読んで感じる


例えば、ファッションブランド ザラは、値付けはパンツ6900
ジャケット11900というように、

値段が品目によって決まっている。

お客が大体の目処がつくようにブランディングしている。

おれのフレンチ、おれのイタリアンも値段の統一化を計っている。

ここが、俺たちの強みだ!というところを明確にしている。

お客が、だいたいこれくらい使うと、サービスが受けられるという予測を

はるかに上に設定している。そこが競争の競争優位になる。

ビジネスとしてもすごいが、動機がまたいい!力をつけた一流のシェフに

できるだけの創意工夫や給与を与えたい。

仕事をしていて、不満な点を

解消できる、すべてがハッピーになる方法を経営者として考えている。



もうひとつ一番、感動したことは、坂本孝という著名な人が、従業員の名前を頻繁に書いてくれるところだ。

名前をこれから売って行きたい、自分の事業を確立したいとおもっているひとにとって

こういう風に雑誌や、著書でとりあげてもらえることが、どれだけ助けになるか、

そういう面が、とても感動した。

稲盛和夫の利他の精神のこのひとなりの表現の仕方をみて、

そこが一番イイなと思った所だった。

さすが、きづきあきら+サトウナンキ オタク人間の弱さを描かせたら一品





メイド諸君!

きづきあきら+サトウナンキ

この人達の作品は、ゲスい。

心の奥底にあるものや、人間の、特にオタクの酷いところを

これでもかと描いてくる。

人との繋がりを求めているくせに、

自分から動こうとしない人間だったり、

ある役割を演じることでしか、人との接点を見出せない人達

その中で、普通の世界の住人だった主人公のヒロインが紛れ込んだという

それで擦った揉んだやって、

このメイド喫茶というものが、一時の魔法のような居場所だったんだなあ

この鳥かごから抜け出ざるえなくなる。

個人個人はしっかりとした道筋を立てて、万々歳という

円満にはならないところが、リアルっぽくて良い。

人は変われないものだと、


最後の膝枕のシーンだけは、読者がこうあって欲しいと願った、

妄想のような付け加え

少しだけの救いをくれる。

ヨイコノミライが、救われない終わりだったので、

ここでは、救済はしてくれる。

それは、物語としては蛇足だけど、

漫画としてのファンタジーをくれたので、

そのラストシーンは、良かったと思う。

マニアックな漫画なので、万人受けはしないが、良作だと思う。

2014年1月13日月曜日

吉川英治の赤穂浪士を吉良側の援軍、上杉藩の浪人のはなし

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無宿人国記

吉川英治の青空文庫

読みやすい。このくらいの長さというのがいい。

ほぼヤクザな道に走り、愛人を殺害し、

尚且つ、その愛人の妹までを自身の手にかて殺めた元上杉藩武士

こういう人が赤穂浪士の吉良上野介側にいたのか、知らない。

創作なのかもしれない。

忠臣蔵という物語の番外編、作家の想像力を働かせたなかなか面白い作品。

とくに、浪人の身を崩していく姿というのは、心に迫ってくるもにがある。

さすがだと思う。

そして、ラストの赤穂浪士討ち入りを受けた際の武者ぶりが、

このひとが、戦国中期に生まれていたのなら、

江戸も武士から官僚侍の時代に変わったなか、生きる場所を見出せない物語を描いてくれた。

このひとの作品は時流に乗れなかった人にも最後の華を与えてくれるのがいいのだ。

はなたれ浪人では赤穂側から、無宿人日記では吉良上野介側から描いている。

吉川英治の大岡越前

 


http://www.aozora.gr.jp/cards/001562/card56072.html
  

大岡裁きというものが舞台ではなく、この高名な江戸南町奉行が、

どんな精神を持って、人を裁いていたか、吉川英治の手によって、みごとに創作して書いた本。


この大岡越前は、最初期のころは、手の付けられない悪の道に染まり、

どうしようもなく、  養子の身でありながら、他所に女と子供を持ってしまう。

悪党にも慣れきれず、かと言って、正義の道へ復帰するでもなく、

ズルズルとこのまま人生を終わらせてしまうのではないかというとき、

出会った老師、そして、自分の為に足を負傷してまで探し求めた兄の元に戻ってくる。


話は、できすぎているのだが、あまりの法理への厳格さ、そして、その法によって

自らも裁かれようと死地をきめたなか、

将軍吉宗に、悪政ほどの罪は世の中にない、それを箴言していく、

このすべての人々が幸せにあるべし、人権思考などは、19世紀から20世紀のものだとしても、

物語として、導入があり、盛り上げ、山場をつけ、きちんとオチをつけて、最後にほろっとさせる

まるで映画のような感じのする講談本。


こういう大岡越前、好きだな。

2014年1月5日日曜日

アイドルってかわいい。

俺の藤井2014 前橋グリーンドーム 1月4日
http://official.stardust.co.jp/3Bjunior/







http://news.livedoor.com/lite/article_detail/8399947/
個人的な備忘録

コールも一切できなかったので、残念ながら地蔵として音楽と踊りとアイドルを楽しんできた。
基本的にアイドルは、客の盛り上がりがあって、その一体感が一番楽しくて現場にいく所。

今日、アイドル音楽を四時間聴くスターダストプロモーションのイベントあった。計八組四時間のライブ

アイドルグループを舞台にしたアニメは沢山あるが、流石に本物のアイドルは絵では表現出来ない魅力が詰まっている。アニメ絵よりもみんな可愛いというのが凄い。

ももクロ
最初期は、普通のアイドルソング
ヒャダインが入ってからは、高速化。転調。盛り上がる曲はここに集中している。
ヒャダインを切ってから、有名人へ作曲を依頼。
高速化をやめる。一般向けに舵を切った。
と同時に、踊りも殆ど踊らなくなった。
歌は上手くなった。
会場は一番盛り上げたが、嵐ではなく、SMAPが出てきたみたいな感覚

私立恵比寿中学
ヒャダインがこちらに入った。
ももクロが、忘れていた青春を思い出させてくれる存在だとしたら、こちらは、純粋なティーン文化の中で培われてきたものに感じる。ダンス部門と、歌手部門がわかれてる?ダンスのキレは、ここが一番あった。
高速化、高密度の音楽。
歌も全力。がなっている気もするが。
ただ、主力が脱退する。どうなることやら。

たこやきレインボー
ももクロの純粋な後継グループ
ほのかという赤が異常に可愛い。
まだコミックソング系を歌っている。2年前のアイドルフェスのYouTubeだと、十人もいるかというファンが、四千人集客出来るようになってきた。
秋元康のいうアイドルの物語をこのレベルまでのヒットだと共有できる。まだ、売れきってはないが、売れ始めている勢いが一番感じた。


結成年代が低くなればなるほど、顔のレベルがすごく上がっていく。

あとは、これからのグループ
チームホタルイカだったり、
チーム大王イカ 解散予定 ひとりすごい、天然どじっこがいたなあ。
たこやきレインボー
みにちあベアーズ
KAGAJO☆4s 2月解散

ホタルイカとベアーズは、キッズ部門で小学生のグループ
ここから、上位に選抜されていく。

スターダストが、アイドル部門を立ち上げ、それが3Bjuniorという、まるでモー娘。のハロープロジェクトみたいな形で新しい部署を立ち上げているみたい。

ももクロしかみていなかったからわからなかったが、AKBが売れた理由は、今回ようやくわかった。
若くて可愛い女の子が100人規模で踊るというのは、それだけで絵になる。

それに加えて、女優の芸能事務所であるスターダストで、アイドルやってる人というのは、普通の生活じゃちょっと見ることの出来ない突き抜けている美少女ばかり。

なんにせよ、10m先で観ることのできたアイドルは、どんなグループもキラキラしている。美しかった。


いつ読んでも、ほしのこえの、漫画版は、いい!


いつ読んでも、ほしのこえの、漫画版は、いい!

佐原ミズの透明感あふれる絵柄に、

もう感傷的いっぱいの、一途すぎる妄想ともいえるほどの、永遠の恋を描く新海誠の原作

映画版では、こんなにメールで開いていく距離感というものが、見えてこなかった。

映画版では、この戦闘シーンを個人一人で作り上げたのかという驚きの方が優ってしまう。

新しい時代、資金援助は、大手から入ってたとはいえ、ほぼ個人製作で、ここまで出来るという2000年前半から続く、誰でも作品を創造することはでき、それを商業ベースに乗せられることを知らしめた金字塔的作品の一つ

この漫画は、映画であまり強調されなかった、メールの届く距離の、長さ、

はじめは一週間で届いたものが、半年かかる距離に出征して、

最後は8年間かかる距離までのメールが届く距離まで来てしまった。

この電話はいつでも繋がれる世界の、その状況で、恋愛のすれ違いは、壊滅したが、

宇宙船からのメール送信ということで、時間と離れ離れになることへの発生する疎遠さとすれ違いを本当によく描いている。

いまの新海誠作品は、映像はとても綺麗であることは、間違いないし、映像の気持ちよさも、一級品。

でも、ここまで時代を捉えきった作品は、やはりほしのこえなんだなと漫画版読んで実感した

はなかみ浪人 吉川英治

はなかみ浪人

http://www.aozora.gr.jp/cards/001562/card56067.html


忠臣蔵、赤穂浪士47士のなかで、

討ち入り時に最も活躍したとされる

不破数右衛門正種の話

あまりの武骨物であったために、

赤穂藩でも馴染めず、江戸詰めになったりしたが、そこでも田舎者の武骨者として都会に馴染めずにいる、純粋な人間として描かれている。

浅野内匠頭も、短気という設定ではなく、名君として描かれている。

小山田一家の末娘に恋を抱いてしまい、

その恋が実らないまま、終わってしまった。という話。

ほぼ、史実に沿っているのは、大きな事件、浅野内匠頭の存在だったり、小山田一閃隠居や、小山田庄左衛門だったりするくらい。

講談ものとして描かれているので、
結構な部分で改竄している。

そして、純粋な勧善懲悪ものとして描かれている。

だから、超読んでいてスッキリとする。

どちらにも正義があるという小難しくなった世界ではなく、

もっと原始的な、此方が正義、

正義は勝つとは限らないが、お金に目がくらんでしまうよりも、

どれほど純粋な義の心や精神の優しさは、大事であるか

最終的には死ぬかもしれないが、自分の命をかけて義を貫き通す、それこそが正義であるという

もう単純明快、最高にスッキリとする講談もの。

短くてなお良い。

吉川英治は、本当にすっきりとする大衆文学の大御所だったのだと、

改めて感じさせてくれた。

それプラス、歴史小説は、決して論文、レポートの参照資料に加えてはならない。それだけでD-になるのも、歴史小説自体が、改竄多すぎるから、小説としての価値では高くても、歴史の講座では、使っては行けないのが、ここまで明確にわかる作者なので、とても腑に落ちた。

2014年1月3日金曜日

有島武郎の19世紀キリスト教人道主義のロマンチックさの頂点となる親から子への手紙

http://www.aozora.gr.jp/cards/000025/files/206_20463.html

iPadのアプリiHD文庫に収録されていたので、

久しぶりに白樺派の有島武郎の、小さき者へ。再読

たった、30ページにも満たないこの文章は、19世紀の大正デモクラシーの中で、上流階級の自由キリスト主義者のムードのなか、

なんともロマンチック、

親から母を亡くした子供への手紙形式の私小説

子供がいる人が、結婚している人のことを、とても尊敬する。



有島武郎は、最後は不倫の末の心中という結末

あまりに繊細すぎた。

正義の心に、そして、愛がテーマ

子供が生まれた時、天の光というものを心から感じた。
母親は結核に斃れた。

幼少期、母親を亡くす事は不幸だ。
不幸のために、子供達は傷つくだろう。しかし、その為に人生の深淵を臨むことが出来るようになった。
子は親を乗り越えなくてはいけない。親の屍のうえに子達が羽ばたくことが親として子供達へ、臨むことである。さあ、行け!小さき者よ

という内容。




息子は名優森雅之

日本代表GK西川、レッズにくる!

http://sankei.jp.msn.com/smp/sports/news/140102/scr14010222130004-s.htm
西川来る!大宮の青木、広島の日本代表ゴールキーパー、西川と.ライバルの主力を引き抜いた!!
http://www.football-lab.jp/column/entry/477/
ここを見ると、2013年セーブ率76%で3位
80%を越えると、リーグレベルは違うが、超一流ゴールキーパーの叩き出す数値。

レッズの途中までのレギュラー加藤順大が、セーブ率61%16位だったことを考えると15%上昇
浦和の一試合当たりのゴールマウスに打たれたシュートが3.8本打たれているので、単純に一試合0.5点防いでくれる価値がある。計算間違っていたらすみません。単純に17点防いでくれたとして、総失点が56から39まで下がり、リーグ三位の失点数になる,
尚且つ、セーブだけではなく、足技が上手い!ということはディフェンスラインを高めに取り、ゴールキーパー、センターバック、ボランチの四人でボール回せる。センターバックも、那須に、阿部、森脇、槙野、坪井、濱田で回せる。濱田の機動力が不安だが、本当に水輝にとって、ここが正念場。頑張って、浦和に欠ける高さをもたらして欲しい。
中盤は、阿部に鈴木啓太、柏木、青木、那須、もし可能ならば濱田がここで高さ対策で気の利いたプレーが出来れば、すごく嬉しい。
シャドーは原口、柏木、マルシオ、梅崎、山田直輝、

サイドが、もっと単独突破や裏抜けできる選手がいればと思うが、平川、宇賀神、関口、梅崎、守備が軽い槙野をここに持ってきても面白そう。

トップが悩みどころで、興梠は絶対エースだが、サイドを抉っても、高さが無いから弾かれる。グランダーオンリーだということは、ちょっとキツイ。あとは、カットインするか。
前プレスを引き剥がされないように、攻撃失敗、即守備のプレスがかけられて、両サイドが余りに高い位置立てず、どちらかは下がり、中盤に数的有利を作らせないで、やって欲しいな。最高の山田直輝というリンクマンがいるのだから。

ミシャペトロビッチ監督のサッカー観、いつ死ぬかわからないこの身ならば、多くの人が好きな攻撃に重点を置くのが良いという心情は、内戦を経験のなかから浮かび上がった人生観で尊敬するが、今季タイトルを取れなければ、首も視野に入ってくる。

それにしても、キムジンヒョンというセレッソのキーパーは、凄いな。今のベストキーパーだと思う。