宮崎アニメで最もわかりやすく、美しいアニメでした。
耳をすませば、海が聞こえる のようなジブリが作る青春物語が好きだったので、自分のなかではド直球でした。
どこをどう観ても宮﨑駿とオーバーラップして二郎を観るしかできないので、私小説の映画版?でしたか。
主人公とヒロインの顔はナウシカから一切変わってないのがぶれないで凄いです。
サナトリウム文学にゼロ戦主任設計者の青春とNHKのプロジェクトX、
昔のディズニーのミッキーたちの演技をドッキングさせたようなお話でした。
牛車で戦闘機試作機を引っ張るシーン、牛が実写に見えました。
車輪の回転がすごく綺麗でした。二郎の歩き方とムスカ大佐の歩き方がそっくりで、面白かったです。
最後の宮﨑駿のクレジット見た時は、ちょっとばかし涙ぐみました。
もう宮崎駿の作品は観ることはできないこの寂しさは堪らなかったです。
創造できる10年間がもう尽きてしまったんですね。
新海誠のプロデューサーがおっしゃっていた、天才に作らせられる作品は、死から逆算しても30作が限界
そのなかでどういう作品を作らせる環境を作っていくのか、
それが周りの人の役割だという言葉が思い出しました。
この風立ちぬ、わかりやすくそして本当に美しい作品でした。
それと違う続きの目を残してくれた 魔法少女まどか☆マギカ
完璧までに完結したテレビシリーズにどうやって内容を加えるかが楽しみであり不安でしたが
奇麗じゃない終わり方でしたが、作品全体、皆が楽しみにしていた通りのことをしてくれました。
きゅうべえ達は、今後どうやって宇宙の均衡を保っていくための力を手に入れていくのか、説明が欲しいです。
まどか☆マギカと、風立ちぬの映画パンフレット購入。まどマギ1000円、風立ちぬは600円
パンフ自体の出来は、まどマギが分量が多いが、薄いながらも内容の的確さは風立ちぬと思います。
まどマギのパンフはインタビューで多くて、思ったよりもネタバレはなかったです。
風立ちぬはページ数自体は少ないけれど、その分この映画への想いが厳選されて載っていました。
鈴木プロデューサーと庵野秀明のインタビューは心に響きました。
両方とも良い映画でした。
何年ぶりに映画のパンフレットを購入したんだろう位、方向性は違う二つの名作に出会うことができました。
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