2013年4月16日火曜日
偏差値40から偏差値60の間の人向けの就活本
偏差値40からよい会社にはいる方法読了
自分も良い大学をでているわけではないので、こういう本はけっこう心に迫る所がある。
失敗しながら、80社くらいエントリーをしてがんばってやったという思い出があったりする。
就職には学歴差別はある!
ただ、その学歴差別というのは、旧帝大や早慶上智のような上位大学
だいたい2万人をターゲットにしている。
そのほかの何十万人に対してはとくに就職活動に置いては差をつけるようなことはしていない
ただ、コア層は引っ張りだこだこだが、それ以外の非コア層は、自分から頑張らなくちゃならないのに就活をはじめるのが遅い
それプラスのんびりしすぎている、一社受けて合否がでてから再度はじめるという非効率的な
活動が目立つ。
そもそも良い会社とは?
商人道型の企業
武士のように組織に準じて個人を犠牲にするのではなく、個と個のつながりで企業が存在している。
組織が合って企業があるのではなく、 個人が合って企業があるという会社
残業時間が30時間以下の会社
3年後の離職率が30%以下
年齢構成比や男女比が歪な会社をさける
有給消化率は高いほどいい
偏差値60から採用があれば40からも採用がある。
面接はコミュニケーション能力が決め手
学生は自分の経験をアピールしようとするが、、、
企業が求めているのは、きちんと挨拶をする、自分の名前を言う。質問されたことにきちんと答えっる。会話のキャッチボールができる。
そんな単純明快なコミュニケーション力を見極めている。
また尊敬語、丁寧語、中学生レベルの漢字など、きちんとしたレベルに達しているか見極めたい。
それらを上げるためには、どんなに模擬面接をうけてもそこそこのレベルしかいかず、
やはり何十社と実際に面接を受けることをおすすめする。
これは自分の経験上でもその通りで、受けるうちに慣れてくる。そもそも大のおとなが
真剣に自分の話を聞いてくれる機会をまとめてくれるのはこの就職活動時期しかない。
就職活動はほんとうに楽しく貴重な時期で成長というものを実感できる存在だった。
ただ、就職活動は、ドツボにはまる時期がある
深く考えても、どんなに自分で考えてもわからなくなる時期がある。
そのときは、ゼミの先生や、就職課の先生や、自分の両親、先輩などにきちんと相談すること
そして、大量採用、大量切りのブラック企業も世の中にはたくさんあるから
それについても、決まった段階で色んな人に相談したほうがいい。
普通は、就職活動本というのは、エントリーシートや、面接の受け方、考えかた、企業の絞り方
そういったことを書いていて、それが実際にできるコア2万人層にむけての本が多いのに
この本は40-60の偏差値という日本で一番多い大学生ながら、なかなか就職活動にうまく
行っていない人向けに書かれている本
いい本だった。自分が就職活動で成長できた分、多くの人も就職活動を通じて
自分を客観視して、面接してコミュニケーションして職を勝ち取って欲しいという気持ちになれた
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