2013年4月3日水曜日

スピーチ力と話す力は人の魅力の根幹

人を10分ひきつける話す力 読了


斉藤孝はこう新書のような簡単な本を何冊も出してネタがつきてこないんだろうか。

今回は話す力についての文庫本を読んだ。


10分人を惹きつけながら話すということはすごく難しい。
(話すとは、少人数にむけて話すのではなく、多人数にむけて話すことを言う。)

人前でしゃべるのは、プレッシャーが凄いから、ぜひ慣れとエネルギッシュにやって欲しい。

人を10分惹きつけるには
話す内容が大事になる
声の張りや視線など聞く人にむかう身体の能力が必要になる
場の雰囲気を感知して冷静に対処するライブな能力が求められる

10分人前で話すことで、人間としての総合力がわかってしまうのだ。

だからこそトレーニングが必要だ。

良い話とはなにか 

意味の含有率が多い話だ。 他人に話して面白いと思ってもらえるきちんと内容を加えられてる
かきちんと自己チェックをしていく必要がある。

15秒の話に意味を加えられるか?この15秒プレゼンテーションは意味ある話をするうえで有効なトレーニングになる。

まず話す力でひとは評価される。 アメリカ大統領のスピーチには、莫大なエネルギーを投入している。

いま、この場で、なぜこの話を、他人と差別化して、伝えたいメッセージをひとつにして
きちんと話すことができたら評価される。

同じようなことを
社団法人 日本プレゼン・スピーチ能力検定協会でもいわれたことがあり、ここの一回きりのお試し講義に参加したことがある。そのときに、自分の話すための姿勢だったり、内容をどれだけストックしておけるかなど、スピーチすることの重要性をすごくよく話された。自分もお金ができたらここで訓練していこうかと思う。

そもそも面白い話とは?
共感と発見がある

スピーチ検定で言われたことは、スピーチとは相手へのプレゼントなんだということだ。
この相手の人生に共感があたえられ、発見があるというものは最高のプレゼントになると思う。

けっしてやってはいけないことは、原稿を読み上げるということだ。これをやるとライブ感が失われ、いまここにいる聴衆にむけてはなしているという感覚がゼロになってしまう。

だからライブ感が必要になってくる

話すときは、中心となるテーマは何度も何度も出さなくては書きことばとはちがって、逃げられて
しまう。

そして、はなすときは、既知の内容から未知の内容へ話を進めていってあげる必要がある。

そうすると、聴衆は理解することができる。

何事も聴衆がこのスピーチを聞いてよかったなあと思えるようにするのだ。

これはスピーチ検定で何度もスピーチは相手へのプレゼントだという言葉で何度も言われた。

スピーチをうまく成りたければ、何度も練習するしかない。



人間として根本的なものは 知性、 感情、 意志 の三つだ

これを知情意という

本を読み、知を研き、情をもって相手の感情、場の雰囲気を読みとり、 意志をもってこれを伝えたいんだという強いメッセージを送る。

それに加えて、話すための身体ができているか、声の調子、ジェスチャー、顔の表情

この知情意を鍛えることこそがスピーチのうまくなるコツなのだ。


話すネタは、落ちがあって、 そして同じネタを何度も研くほうが良い。そしてうまくなってから
別のネタに進むほうがスピーチ力は上がる。

話す内容については、そのひとが本当に伝えたい考え抜いて話すのが必要になる。

お客さんの雰囲気をつかむライブ感を身につけるためには今話している内容のほかに
べつの頭で次になにを話すかを考えておくほうが良い。




それでは具体的なトレーニング方法は、いま一時間話した内容を3分に要約して、隣のひとに話してください。

そのとき、要約内容に自分の経験を加えたりすると、共感や発見を相手に与えられてスピーチ力はアップする。

録音して、自分のスピーチを見るとあるが、スピーチ検定では、スピーチしていたところを録画していた、そして客観視させ、どこがまずくてどうしたらよくなるのかを訓練させていた。

そのビデオを見ると、ほんとう5回くらいのトレーニングでだいぶかわるのだとわかる。



まとめると
 
話にどれだけ意味があるかを考えて話せているか
実際の聴衆を前にどれだけライブ感を持って話せているか
ネタをどれだけ豊富にもっていて、その場に適切なものを選べるか
そして、声の張りなど身体性をもっているか



もし、スピーチ力を身に付けたかったら


ここに行くといいと思う。自分も近いうちに行きたいと思っている。












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