2012年8月6日月曜日

ももクロライブ初参戦 8月5日西武ドーム

西武ドーム、ももクロライブ初参加。
人生初のアイドルのライブ。
雰囲気は浦和レッズのゴール裏が360度ある感じ。

驚きの元同僚と現地で出会う!

2chのドームの中は相当蒸すという情報を信じて水2L持って行ったが、騙された。
2ちゃんを信じたほうが負けだった。。。





アリーナ席はずいぶんと涼しかった。



初参戦で一番好きなdna狂詩曲が聴けて、走れ、オレンジノート、聴きたかったの殆ど聴けた大満足のセットリスト

ココナツのココナツサークルに混ざろうとしたら、警備員に止められてしまった。





ココナツサークルも止められてた。

労働讃歌の働こう働こう のところが 一体感すごかった。

途中途中MCで繋ぐのではなく、告知VTRで繋ぐのは若干興ざめするところはあったが。。





舞台で踊っているももクロをみると、あんなに頑張っている子達が世の中にいるのだから、夢を叶えている子達がいるのだから、自分も頑張らなくちゃ!











http://natalie.mu/music/news/74162 よりセットリスト


ももいろクローバーZ「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour 〜最終戦〜 8.5 西武ドーム大会」セットリスト

オープニングゲスト:吉田兄弟
01. ワニとシャンプー
02. PUSH
03. Z女戦争
04. DNA狂詩曲
05. CONTRADICTION
06. D'の純情
07. キミノアト
08. ミライボウル
09. もリフだョ!全員集合 / もリフ
10. 天手力男
11. キミとセカイ
12. BIONIC CHERRY
13. ニッポン笑顔百景 / 桃黒亭一門
14. ピンキージョーンズ
15. 労働讃歌
16. Chai Maxx
17. サンタさん
18. 行くぜっ!怪盗少女
19. スターダストセレナーデ
20. ココ☆ナツ
21. ももクロのニッポン万歳!
22. コノウタ
<アンコール>
23. 走れ!
24. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
25. オレンジノート
26. あの空へ向かって

2012年7月24日火曜日

一億人に伝えたい働き方 紹介会社HPリンク集



サトーカメラ
http://www.satocame.com/

非効率、でも真のお客様第一企業がわかる

角上魚類
http://www.kakujoe.com/

超絶新鮮な大型魚屋

コッコファーム
http://cocco-farm.co.jp/

産みたて卵の販売

前田工織
http://www.maedakosen.jp/

繊維から土木へ

ミヤジマ
http://www.miyajima-jp.com/

3代目社長の経営記録

ともえ精工
http://www.joho-nagasaki.or.jp/kigyou_db/kigyou.php?id=426

一点 ピストンのみ製造で世界一

齊藤金型製作所
http://www.saitomold.co.jp/

山形の物作り企業

ハードロック工業
http://www.hardlock.co.jp/index.php

ぜったいに緩まないボルト

望月製紙
http://www.habutae.net/

贈答品になるトイレットペーパーを作るメーカー

日本理化学工業
http://www.rikagaku.co.jp/

全従業員74名中 知的障害者が55名

菓匠 shimizu
http://www.kasho-shimizu.com/

夢ケーキの日

会社を形作るルールに書かれた本




転職したばかりだったので、、、仕事についてのやり方やルールを作る本かと思って買ってみた。

読んでみたら、employeeの自分に対してではなく

employer だった社長さん、会社を作る側へ向けて書かれた本だった。

社労士、行政書士の先生が書いているから当然か。

企業は、法律のルールだったり、 雇用契約だったり、就業規則だったり、 社内ルールだったり 定款だったり

様々なルールを持っている。

「ルール」とは、どう会社を進みたい方向に進ませるか!を決める道しるべ。

実際の企業にコンサルティングしているひとなので、実際の企業で起こった事柄の参考事例が多い。

どうルールを設定していって会社を導いていくのかを考えさせてくれる、

経営者ビギナーには参考になりそうな本だった。 

自分は転職したばっかりだったから、ちょっとまだ必要ないな。

将来はこんな本が必要になるような仕事をしてみたい!

2012年7月14日土曜日

ビジネスの最期は、自分自身との戦いになるってことを簡単な物語にまとめたビジネス書




3年前に参加した福島正伸の講演会では、講演会とは思えない光景を目の当たりに。

話が面白すぎてあまりの感動で会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてくる。

まごうことなく、本物のエンターテナー。

「あきらめなければ夢は叶う」 

ポジティブ成功哲学のメンター

福島正伸さんの本は栄養ドリンク剤のようなもの。

一時的にすぎないかもしれないけれど、ものすごく自分自身を前向きにしてくれた。

わかりやすい成長譚をビジネス書フィールドで書いてくれるからかなあ。

胡散臭くても、話がエキサイティングで、登場人物たちに感情移入せざるえなくなる。

まずは物語のはじまりは意気揚々としていた登場人物に、苦難が訪れる。

悩み苦しむ登場人物のもとに、師匠であるメンターの経営コンサルタントが現れ、

これが貴方のぶつかっている壁なのだ。これを乗り越えたら違う世界が見えてくることを教えてくれる。

でも、最初のうちはその言葉の真意までは到達できない。

そんなこんなしているうちに、状況は悪化していき、生命の危機まで起こって、

そこで物語が新しいフェーズにいく。

そして破滅のギリギリ一歩手前で大逆転勝利で解決してカタルシス。

登場人物と一緒に難関を突破できたことに感動して、

自分も出来るんだ!すごく前向きになって、心のドーピングを打って本の世界から帰って来れる。



自分も転職したばかりで、仕事が失敗続きで毎日怒られまくっていたときに、この本を読んで救われました。

自分がやりたい仕事にようやく就けたけれど、うまくいかなくて本当に正しかったのかと悩んでいて。

仕事とは自分が感動し、相手を感動させ、共感してもらうことに至高の喜びがあるんだ!

ってところに

立ち返ってくることができて、自分のやりたい仕事につけているのだからと、

いまの仕事をできることを楽しもう、

そんな原点に帰らせてくれる本でした。

2012年5月5日土曜日

青年ルターを読み終えて




青年ルター1 難しい本だった。
自分の力量では半分もわからない。
精神医学とルターの宗教改革を理解しないとこの本が言いたいことにはリーチ出来ないのかも。

本自体は宗教改革を行うマルチン・ルターが 少年だった頃、青年だった頃 
彼がどういう精神的な危機に直面し、それがどう作用して偉大な宗教改革者を形作っていったのか、
伝記を紐解いて彼の分析をしていく本。

エリクソンの臨床事例を引用して、マルチン・ルター自体は普通の人間であることを強調している。
かれがどう精神的な危機を乗り越え、偉大な宗教改革者マルチン・ルターになっていったのかを書いている。

自分たちとマルチン・ルターの地平線は繋がっている感覚を読んでいて感じる。できるかぎり神の啓示という言葉を使わず、彼がどうやって宗教改革という大仕事にとりかかったのかを説明しようとする。
おおきな仕事をするひとはどこかしら正常では無い所を持っていて、多くのひとがモラトリアム期間をへて、新しいアイデンティティを確立し、そこに飛び込んでいくのだが。

マルチン・ルターはそのモラトリアム期間をどう過ごしたのか、どうしてあんな大事業を起こせたのか
それを執拗に追っていく。モラトリアムを延長して、何度も決断したことが間違ってしまったりしてやり直しの日々を過ごしている。

そんなマルチン・ルターのサイコヒストリードキュメンタリーだった。

さあ、二巻に取り掛かろう。

2012年3月14日水曜日

遊牧国家の誕生 読了



紀元前1000年ちかくのスキタイと 紀元前2世紀の匈奴のお話がメイン

文字も文献もない世界

発掘された美術品で、どこの影響下にあったのかを推測するしかないのですね。

ロシアのエルミタージュ美術館所蔵のものが多く、ロシアはヨーロッパでありつつも、

やはりモンゴルなど遊牧民国家の後継国家だったというのがよくわかります。

高校の世界教師の副読本として、マニアックな分野をどんどんと本にしてくれるのはありがたいです。

2012年3月5日月曜日

あなたが子どもだったころ 河合隼雄 読了




2007年に死去した河合隼雄の本

1991年に出版された本なのでおよそ20年前の本でした。

おおくの著名人の子供のころ、どうだったかをインタビュー形式で拾っています。

鶴見俊輔 谷川俊太郎 武満徹 井上ひさし等 もう鬼籍した方もでてきたり

生きていらしても、もう社会になにかを発表することを止めていらしたりするかたがいたりと

平成初期の文化人が多数出てきます。

いまから20年前に生きていた人々というのは 昭和初期に子供時代をすごしていた方々がおおいわけで

やはり戦争体験とその後の民主化を思春期という時代に過ごした方が多い。

思春期というのはとかく危うい時期で、すべてのことが混乱するだろうに、権威となる国家や父親まで

混乱していた時期というのは大変な時代だったのだなあと思いを馳せるしかありませんでした。

それでも、いまは大人になった子供たちの小さいころは、思春期特有の生き死にを体験し

危機を乗り越えて大きくなられたことがわかり、 社会の混乱よりも人間が大人になるほうが

強いことなんだとも感じ取ることが出来ました。

いま読み返すと、平成初期から昭和初期を振り返るというなかなかない経験ができて

新書にはない魅力があった本でした。

「結果を出す人」の仕事のすすめ方 読了





自己投資の読書とは仕事の道具である。

書籍の価値とは先人の知恵の結集

それをたった1500円で読めることは、まるで知のハイウェイに乗るかの如く。

それを活かしましょう。どう活かしていったのか実演してくれる本。

本を読んで1つだけでも読んだことを活かしましょうというのは、よく言われることですが、

なかなか実践しつづけることってのは難しいです。


たった一冊でもそうなのに、それを200冊分の本を読み、その内容を実際の行動にどう活かしたのかを公表する内容です。

ちょっと文章が断片的にはなるので読みやすくはないのですが、

小説のように文章を読まれる本ではなく、でてきたアイデアをどう使ったを報告する本なので、そのうち慣れてきます。

「書籍を書き起こす人は読者よりもその分野では長けているひとなので、

先人にどれだけ近づけれるか、それはどれだけ愚直に真似ることができるか」

200冊の本を著者の方が読み込んで、何度も何度も教えてくれます。

この本で学ぶことは、読んだ本を実践することは大事で、行動しなければ結果は残せないということでした。

わかりきっていることなのに、実践するのは難しい内容です。

iPhoneから送信

一瞬の風になれ 読了










高校陸上がテーマの青春小説

本屋大賞は 現代ものの青春ものが多いっすね。

2007年の小説で、文体はものすごく口語表現。本の厚さの割には会話文がおおいのですんなり読めました。

陸上のなかでも花形種目、100m200m400mリレー、ショートスプリントの空気がすごい伝わります。

最後のエンディングがちょっとばかり好きじゃなかったのが残念でしたが、

青春小説として、こんな風に高校時代過ごしたかったと思わせてくれる小説でした。

2012年2月22日水曜日

古書店が舞台のライトノベル風小説





古本屋を舞台にしている点では金魚屋古書店という漫画に近い




あとライトノベル「文学少女」と同じように本のなかで本を紹介し、それが物語とリンクしている。



どこかで読んだことのある設定が続く。

それでもライトノベルらしくヒロインは主人公とちょっとだけいい雰囲気になりながらも、付き合うなどのように先には一切進まない。主人公の視点にたって可愛いヒロインの手助けをできる楽しさと、ヒロインが古本一冊から広げていく謎解きの面白さが混在している。スイスイと読める本だった。

2012年2月10日金曜日

美の破滅 金閣寺 読了。




かれはなんでここまで金閣寺に振り回されたのだろう?

そこがわからない。

金閣は美の結晶であり、悪の権化でもあり、

世間と自分を隔てる壁でもあったのだが、

なんでここまで。。。

破滅を目指しているようで、

理解されたいという救いを求めていて

相反するものを共有したがっているようだ。

金閣寺は美しいゆえに永遠を誇っていて、それを蹂躙する暗い喜びと救いを描いている。

それがまるで青春の暗さを描いてあるから、怖くなって読めないのかも。

人間の淵をみるような怖い小説ではある。


金閣寺が燃える瞬間、金閣の美の本質が連続した虚無だとわかり、

死のうとするのだが、金閣寺から拒否されて、逃げてタバコを吸って生きようとするシーンは心打つ。

宮本亜門のミュージカルで、金閣寺が人間として表現されていたが、小説の最後の金閣寺は確かに人格をもっていた。

MISHIMA という映画での石岡瑛子のぱかっと開く金閣寺の絢爛さとは違ったものがある。こちらは不安にさせ金閣に飲み込まれるさまを明確に表現していた。

金閣寺 宮本亜門演出 舞台では人間が金閣を表現している。



石岡瑛子映画Mishima 芸術監督時 金閣寺 金閣が真ん中から二つに割れる 




ポケットに名言を 寺山修司



名言集

アメトークの読書芸人でスピードワゴンの小沢さんが20冊~30冊配るって言っていた本です。



文脈から切り離された言葉そのものを、それを愛でることで、いっとき陶酔できます。

これで人生は変わるような本ではないけれど、名言集の心地よさは半端ない。


そして、数々の名言を読み、原本を読んでいない自分に焦ったりする。

そんな心地よい教養を貰えました。

2012年1月19日木曜日

人が人を好きになるメカニズム

単純接触効果  たくさん触れていると好意をもつ
熟知接触効果  深くふれると好意を持つ
初頭接触の心理効果 最初に好印象を与えなくては 単純接触効果は発動しない
生理的興奮 ドキドキしている時、悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい。
類似意識の効果 似ているひとを好きになる
同調ダンス 相手の仕草を真似ると好意をもつ
親和欲求 不安時には人といたくなる
自己評価 自己評価が下がっている時、相手に好意をもつ
住居近接 住む場所が近いと好意をもつ
対人距離 そばにいるから好意を持つ
凝視 視線は距離を縮める
密接距離 物理的距離が近いと相手に好意を持つ
特定化 相手だからと特定させると好意を持つ
自己開示の心理効果 秘密の打ち明けで心理的距離を縮める
好意の返報性 好意を示せば相手も好意を返してくれる
自我関与 私は〇〇です。私が〇〇だ。私が、どれだけ入っているか
マイナスからプラスへ評価を変更>ずっとプラス評価>終始マイナス評価>プラスからマイナス評価
フットインザドアテクニック ささやかなお願いをしてから面倒なお願いをする
フェイスインザドアテクニック 大きな要求を拒否させておいて、罪悪感から小さな要求を通す
スマイル、スキンシップ、視線
緊張緩和 ものを食べている時は気持ちが受け入れやすくなっている
感覚遮断の心理効果 感覚遮断時は錯覚を起こしやすい






こんな風にどうしたら相手に好意を持たせるかのテクニックがふんだんに書いていました。

感情というのは、身体やまわりの環境によってどんなふうにでも左右されてしまう存在であると心理学では考えられているのだなと改めて感じました。

頭で考えてから身体が動くのではない。 
身体が置かれているまわりの環境に従って、
最適な感情の答えを探しだして当てはめているかのようです。

脳みそは自分自身のオーナーではなく、身体の奴隷だったんですね。

恋愛という最もメジャーな行為を例にして、

心理学の基本的考えかたを学ぶことの出来る本でした。

受験脳の作り方 読了



これいい本でした。

2010年までの脳科学や記憶に関する知見で、こう勉強したら脳にとって有益だということを教えてくれる、ものすごいライトな本でした。

ライトすぎて、多くの雑多な脳科学本に埋もれてしまいそうなんですが、記憶という観点から文章を書いているので、読んでいて迷子にならなくてすみました。

本書のテーマはどうやって勉強した内容を記憶していけるか?

そもそも有限な脳は覚えるよりも覚えないないようにできているので、そこをどうこじ開けて覚えさせるかということをテーマにしています。

どうやって脳みそを騙すか?

答えはなんども反復すること 反復すると、脳がこれは重要だなと騙され覚えてくれる。

脳みそにシータ波の波が出ているときに覚えこませてしまう。

シータ波がでるのは、感情が高ぶっている時、初めてのものに出会ったり未知のものに出会ったりしたときにでるそうです。

また、感情は記憶されやすいので、感情をこめて記憶していくこと。

夕食前の空腹時には記憶しやすい。

もろもろのやり方が書いてあるライトな本でした。脳科学本を期待するとちょっと違うけれども、

池谷裕二の軽快な文章は楽しめました。

2011年11月17日木曜日

比べない生き方 望めど欲せず、こだわらない。生き方




人生がつらい それは 他人 や なにか と比べて生きているからです。

理想的には、欲を失くすこと、因われをなくすこと それはとても難しい。

それではどうしようかという本でした。

失敗を人のせいにすれば気持ちは楽になります。しかし、そういう人はイヤな人です。

嫌な人からは人が逃げていきます。そうするともっと苦しくなってしまいます。

それを払拭しようと逆転を狙い失敗し自信がなくなり、今度は自分で自分を責めるようになります。

この他責と自責のループで精神を壊して仕舞います。

ひとは社会のなかでいきていかざるえない生き物です。社会で居場所がないと苦しくてたまらない。

求めて求めて得られない苦しみで死ぬことすら考えてしまう。

そのなかで、全ては自分に与えられた課題なのではないかと考えたそうです。

そして、すべて比べることを止めたそうです。自分自身と比べることも他人と比べることも。


仮にタバコを禁煙しようと決めたとします。 おとといはできたけれど、昨日は吸ってしまった。おれは駄目だと思うのではなくて、 禁煙とは一生するものだから、今日はできた、明日はできないかもしれないが、一生禁煙する努力を続けると 心に決めたそうです。 一生諦めなければ実現できるという言葉を実地されている方、これが諦めなければ実現できることの本質なのだと感動しました。

一度や二度の失敗でイヤになって諦めるのではなく、一生涯かけてやり遂げる覚悟。
すごい考えかたの転換だと思います。オールオアナッシングでは失敗した際、放り投げて仕舞いがちです。一生涯やるならば、放り投げることはしない。


欲を捨てることはできませんが、それに振り回されることは出来る限り減らさなくてはなりません。

欲をもった自分自身を受け入れ認めてやること。欲を捨て去ることはできませんが、

それに向かっている姿勢こそが欲を捨て去る行為だと言います。


比べることは、物足りないということを意識させます。 でも、企業で働く自分たちは、比べないで生きていくことはとても難しいことです。

その矛盾を解決したのは、孔子の修養して徳をつみ、この世を押さえていく考えかたと 老子の無為自然 ありのままでいる という考えかたです。

うまくいっているときは、修養する論語的考えかたで自らを高める、うまく行かないときは老荘思想で、足るを知る。

そのふたつを使い分けるそうです。

それと「望めど欲せず、こだわらず」 

目標や志は孔子的思想で高く掲げる。 そしてその理想に向かって頑張る。しかし、結果については老荘思想でこだわらない。うまくいっても喜ばず、失敗しても落ち込まず。

目標のために最大限努力する、それでも結果にはこだわらない。 すごい考えかただと思います。


志と欲の違いとは 志は ある方向に目指す信念だから、手にはいるかどうかは関係ない。
欲は、手に入ったら嬉しい、手に入らなかったら哀しいというもので、一喜一憂するものだということです。

望むが、欲せず、結果にはこだわらない。 これならば、現実的な比べない生き方ができると説いてます。

新書で、タイトルからして、あまり期待はしていない本でしたが、だれにでも適用できるひとつの人生哲学を創りだしてしまってます。

この本は本当に読めてよかったです。

はだかの自分を見せられる人ほどカッコイイ。

塩野七生処女作 ルネサンスの女たち



塩野七生の処女作。 1969年に発行されているので、塩野七生32歳のときの作品。

処女作からして面白い。すごい。歴史物であり、それもイタリアルネサンスの芸術側ではなく

政治側を舞台にした歴史小説を書いた第一人者。

この人の本は、登場人物になり切らず、著者の天からの視点で書くが、

20世紀から振り返っているのではなく、同じルネサンスのイタリアにいる感覚にさせてくれる。

ボルジア家の一員になった気持ちにはしないが、

当時の外交官になった気分にさせてくれる。これが心地良い。


当時のイタリアの外交官というのがどういうのかも、塩野七生はイメージを与えてくれる。

各地の宮廷の動きを追い、各地の大使館で働き、諜報活動をして、本国と連絡を取り合う人物。

塩野七生がイタリアルネサンス時代の外交官として、当時の世情を報告を読んでいる感覚。

処女作で、ほぼ塩野七生のスタイルは完成されていたことに感激した。


ルネサンスの女たちでは

一章 イザベッラ・デステ 1474-1539 フェラーラ公国の姫で、マントヴァ王妃になった女性がどう国を護り、美術と芸術を愛でるサロンを作ったか、その意義の説明と一生。

二章 ルクレツィア・ボルジア 1480-1519 ボルジア家 チェーザレ・ボルジアの妹、教皇アレクサンドル六世の娘として、ボルジア家に翻弄された人生。 兄が死んでからの平穏な人生に涙。

三章 カテリーナ・スフォルツァ 1463-1509 フォルリの女傑で、人質に取られた子供を殺すと脅されて、女性器を差しながらいくらでもここから産めると言い放った。またミラノのスフォルツァ家の説明も描いてくれる。

四章 カテリーナ・コルネール 1454-1510イタリア半島ではなくキプロス王国の王妃として生きたベネツィア人と王国が併合されるまで。ベネツィアの外交戦略も含めて。

塩野七生のルネサンス本は、チェーザレ・ボルジアを中心に幸運と力量の話が盛りだくさんだ!

日本の戦国時代なみの魅力あふれる世界を提示してくれた。


チェーザレ・ボルジアがヴァレンティーノ公がふびんすぎる

人たらしのブラック謝罪術 人たらしシリーズ第二作目




人たらしのブラック謝罪術

人たらしとは⇒相手を気分よく持ち上げる技術 相手に喜んでもらうサービス精神のことだ。

そうすると、こんな成果がもらえる。
「あいつはなかなかやるな。」「見所がある」「心に残るやつだ」

効果的な評価が得られる。人間関係にビクビクしなくなる。

そんな成果を求めるために技法を書いた本の第二弾

1章 相手の怒りを鎮める予防線の張り方

2章 困った状況を脱するための回避テクニック

3章 もっと人に好かれる為の仕事術

4章 クレーム処理でどうしても覚えておきたいポイント

5章 社内生活を楽しく 円滑にするために

6章 人間関係に悩まなくてもすむ 魔法の裏技

面白かったのはやられたらやり返す。 自分のミスを責めずに他の原因のせいにする。

反応をはやくして頭をよく見せる。わざとキレるふりをする。相手にカフェインを飲ます。

相手に貸しを作っておく。サービスはやりすぎるくらいやる。


ずいぶんと利己的な方法論を勧めている。

人たらしになるというのは自分の利益を最大限にあげるために相手の心をコントロールすることなので、

世間一般の倫理観とは別の価値観なのだな。

使用方法がとても難しいが、利用箇所さえきちんとしておけば、ちょっとしたトクになるやもしれない雑学本だった。


人たらしのブラック交渉術 第三弾

2011年11月6日日曜日

儲けるってなんて素晴らしい言葉なんだ! イケア創業者 カンプラート 貧窮国家スウェーデンが福祉国家になるまでとイケアの成長

H&Mなどと同じスウェーデン企業。(売上はドイツが最大) 
SPA業態 小売店が製造をもつ。 

この本は前半がスウェーデンの歴史とIKEAの成長の歴史を書く。後半がIKEAの成功した理由が書かれている。



白眉は前半。もっていた北欧スウェーデンのイメージを見事にぶっこわして最貧国とナチと戦後の工業化という歴史を感じさせてくれる。ドイツ人の書いた本なので、日本人からみた印象とはだいぶ違うところに焦点が当てられていて満足した本だった。

スウェーデンとは、 
19世紀の欧州最貧国 
アメリカに人口流出していた。 
この国は、国中がアルコール依存症患者で溢れてしまった。 
その中で、1910年代に社会主義政党が政権を握る。 
福祉政策を進める。またアルコール依存症追放運動も始まった。 
そして、50年代に社会主義の理想郷として名声をもつ。 
70年のオイルショックでダメになる。 
90年代にクローネ危機 
00年代に再度脚光 

政治的に平等が進められた流れで 
郊外都市の発達 
安価なものが発達 

そこで誰でも使える家具や洋服が求められ発達していった。 

スウェーデン人とは自分たちを、美を生み出すものだと思っていない。ただ、何もないところに流れてきた美を集めているうちに、それがローカル的なものではなくグローバル的な普遍性を帯びてしまったという。 

イケアの本だった。


スウェーデン郊外から出発 
パクリ上等精神。 東側のポーランドから家具の密輸。
スウェーデンイメージを大事にする 

家長制度、家族的経営をモットーとする。 

メディアのPRが上手い。 
俺はダメだ。不安だ。なぜ決断ができない。何千回として不安感に襲われる」創業者カンプラード。世界第六位の富豪にして世界一のケチの名声。自由と平等のイメージを持ちながら、ナチス賛美の極右出身。世界中のデザインを生みながらデザインを不要という。北欧イメージを持ちながら、タックスヘイブンを駆使する秘密裏の団体。面白い伝記だった。


http://cruel.org/economist/ikea.html ここにイケアの節税方式が書かれているが、内情は未だにわからないという。

2011年11月3日木曜日

死ぬことと見つけたり   花の慶次原作者 隆慶一郎著







隆慶一郎

「死ぬことと見つけたり」

種本として、佐賀藩の山本常朝「葉隠」

「花の慶次」の原作本を書いた隆慶一郎の本らしく、清々しい漢っぷりの主人公がでてきた。

男が憧れる漢を描く。読み途中で花の慶次みたいな奴だなと思ったりするのだが、

花の慶次よりも、佐賀藩浪人 斎藤杢之助は、もっと「生きながらにして死んでいる人」であって、

初代藩主鍋島勝茂たち 常世の権力とは別の公精神で生きている人っぽく書かれている。


それでも、浮世離れしているわけではなく、

マキャベリよろしく目的の為ならば暗殺も辞さず覚悟はあり、

武士として最高級の能力を持っている。そして、起こした事件への責任の取り方もふまえている。

決して自分の行動がどういった影響を及ぼすかわからない愚図ではなく、

広く見通し、最適の解の時躊躇せず自らを死地へ踏み出せる大人として描かれている。


その精神が「死ぬことと見つけたり」なのかなと自分自身は理解した。



主人公斎藤杢之助は、毎朝、自らを精神的に死人にすることで

藩祖鍋島直茂の時代のような武士として自分の力量と器量のみで生きてきた

侠気の精神を保っている漢として描かれる。その姿は武士として理想の姿なのだが、、、



関ヶ原の合戦後30数年たち太平の時代にはそれが不調和を呼ぶ。

そこが物語として勧善懲悪物にもしてくれて、読後感をすっきりもさせてくれる。

そして、この小説はラストのオチがすごい。葉隠の精神にぴったりの終わり方すぎて感動してしまった。