2012年1月19日木曜日
受験脳の作り方 読了
これいい本でした。
2010年までの脳科学や記憶に関する知見で、こう勉強したら脳にとって有益だということを教えてくれる、ものすごいライトな本でした。
ライトすぎて、多くの雑多な脳科学本に埋もれてしまいそうなんですが、記憶という観点から文章を書いているので、読んでいて迷子にならなくてすみました。
本書のテーマはどうやって勉強した内容を記憶していけるか?
そもそも有限な脳は覚えるよりも覚えないないようにできているので、そこをどうこじ開けて覚えさせるかということをテーマにしています。
どうやって脳みそを騙すか?
答えはなんども反復すること 反復すると、脳がこれは重要だなと騙され覚えてくれる。
脳みそにシータ波の波が出ているときに覚えこませてしまう。
シータ波がでるのは、感情が高ぶっている時、初めてのものに出会ったり未知のものに出会ったりしたときにでるそうです。
また、感情は記憶されやすいので、感情をこめて記憶していくこと。
夕食前の空腹時には記憶しやすい。
もろもろのやり方が書いてあるライトな本でした。脳科学本を期待するとちょっと違うけれども、
池谷裕二の軽快な文章は楽しめました。
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