2013年6月11日火曜日

竹宮ゆゆこの新作 ゴールデンタイム


ゴールデンタイム 1 春にしてブラックアウト

http://golden-time.jp/
ゴールデンタイムアニメ化決定

ゴールデンタイム 春にしてブラックアウト読了

とらドラの作者竹宮ゆゆこの最新作

とらドラが、高校生の親子の間の自立を描いた小説だったが、このゴールデンタイムは一体なにを表現してくれるかな?

大学時代は、確かにゴールデンタイム
普通の人だったら、本当自由で何事にも楽しみながら過ごしていくんだろうな。
自分は、大学生活を最初に躓いて大失敗したから、憧れの意味もこめて読み進めようと思う。この異様に美人でありながら、人間がめちゃめちゃ不器用に出来ているという描写、美人を表現する洋服の格好の細かく精密なこと、女性作家らしさが満載。

主人公の万里が、なにか記憶喪失というものを抱えているところが、伏線になって行くんだろうな。まだ伏線を張ったり人物紹介巻なので、めちゃめちゃ面白いかまではいかないけど、

大学を舞台にした珍しいライトノベル

六巻までノンストップで読んでしまうだろうな!







ゴールデンタイムタイム2
答えはYES

柳澤からふられた香子に、万里が告白してふられていい友達でいましょう!と言われてしまい。。

本当にいい友達でというのを過剰にまで演じ切るところがマンガチックで素敵すぎる。

この人は、なんて頭で考えてばかりで不器用なんだろうと愛しくなってくるという万里の気持ちがよくわかってしまう。それも完璧な美人で隙などなさそうに見せている分余計に際立つ。

その香子が阿波踊りに挑戦して、あまりのぎこちなさに大恥かいてしまうところなんかが、自分のできない事を方向も定まらずやろうとするまさに青春そのもので、読んでいて清々しくなってくる。

飲み会で、自分を振った完璧の柳澤が、岡ちゃんにまったく相手にされていなくて撃沈するところ、そしてそれに狼狽してしまい逃げ出してしまう香子

なにかしらみんなが始めてのことを繰り返しやってきて、それでぶつかっていく物語なんだろうな。

テーマは青春の痛さと甘さなのかな。

柳澤も完璧じゃなく、むしろへたっていた方で、二次元くん、リンダ先輩、岡ちゃんなどの人物が出揃って人間関係もしっかりと把握完了

さあ、どうなっていくのだろう

読んでいてこんな青春送りたかったという思いにさせて欲しいなあと思い3巻を読む

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