2015年1月5日月曜日

7番房の奇跡 面白い。韓国映画歴代3位の触れ込み通りの面白さだった。








良い映画に出会えた。

映画って本当にファンタジー!!
観て5分で心を掴まれたら2時間観る価値はある。
5分の内容でうーーんて感じだと合わないと思う。

予告編よりもっとコメディ寄りな作品。

冒頭はシリアス、コメディ、親娘のヒューマン、模擬裁判での冤罪の可能性、
めまぐるしく変わるのにテンポが小気味よくて自分は映画の世界に引き込まれた。

状況説明が終わり、

そっからドラマスタート


15年前、主人公ヒロインが6歳くらいの時の父親との思い出と

父親が刑務所に収監され、そこの7番房にいたみんなとの回想


親娘の愛と絆のヒューマンドラマを軸に7番房の囚人たちがコメディに喜劇を演じるんだが、


その親娘の愛を叶えようとする7番房のみんなの作戦が面白くて仕方ない。
でも、映画冒頭にこの話のエンディングはほぼ示唆されているので、

このコメディシーンが笑えるんだけれど、切ない泣き笑い状態。

でもどうにかこの観ている人がわかる結末を回避できないだろうかと
一緒に出ている出演者に共感しながら観てました。
まるで、自分も7番房の一員みたいに。

中盤あたり、娘が段ボールから出てくる場面は名シーン。



韓国映画って初めて観たけれど、映像が綺麗だな。


冤罪の可能性の事件は少女誘拐暴行殺人事件という超絶重苦しい。
そっちにドラマを振らないで徹底的に幸せな気持ちにさせてくれる。


冤罪?被害者の気持ちなんて置いてけぼり、火事はどうなった?雨が降っているシーンでなぜか晴れていたりするところもあったりするシーンもあるけれど、気にしてないみたいだ。
細かい設定の齟齬なんて吹っ飛ばしていく。


ラストはヒューマンドラマの定番、コメディから変調して泣かせに入る。
映画館で観たら、周りのすすり泣きにつられて泣くだろうなという泣かせっぷり。



このベタな感じは大好きです。

韓国映画かあ、

金大中大統領時代に、

国策で映画産業の振興を行っていたのが韓国映画の隆盛を生んでいるという

政策の成功は超絶眩しかったです。









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