2015年1月24日土曜日

mustしなければならない。したら必ずなる系の 自己啓発本を否定した 現実的な昔からの知恵が大事だと言っている本



最強知的お助け本




この本は従来のポジティブすぎる自己啓発本を否定している。



科学的な心理学を引用して単純にもっと穏やかな生きやすさを語った本

単純に一言  must しなさい must not してはいけない  
という風に強いタイトルは人の注目は集めるが、

人がいきているってことは人生や置かれている環境は違いすぎて
単純化して人生、人間を語れるものではない。

同じ人間でも時間や状況、天気によっても刻々と変化するので

人間とは心も完璧のものでもなく、行動も完璧ではない存在。

そんな人間を一つの原則で縛ることは辛くなるし、逆に有害だ。

こんな風に自己啓発本をぶった切っていく。


だが、自己啓発本の唯一と言っていい利点は、人生をよくしよう、変化をして良い人生を歩もうとする決意を生むところ。


その方法論があまりに間違っている。


例えば、たった一言、積極思考、ポジティブ思考すれば願いは叶う、

各人の現実はあなたの思考によって決まる。という一文がある。

人によってうまくいくのかもしれないし、うまくいかないかもしれない。

うまくいかないとき、著者は信心が足りない信者にたいしてのごとく

それはあなたの努力不足に起因する。もっとポジティブ思考になりなさいと説く。

これってずるいじゃん。自己啓発本の著者は、

自分の意見の正しさ間違いに向き合ってないじゃん。


基本的には、最初の数ページ読んで意見は出尽くしている。

それ以降はこの人の読んだ科学者の知見を援用しながら自説を展開していくのが続く。

人生、いろいろ考え方や意見があるから、一つのみの考えに拘泥しないで。




面白かった箇所は

他人に何かお願いするとき、

「無理目でも言ってみる文化」と、「相手の合意を探ってみる文化」の二つがある。

日本は相手の合意を探る文化で、英米人が日本人と話すとその煮え切らなさにイライラする。

ただその英米人も、ロシア人のなんでも「無理目でも言ってみる」という文化には厚かましいと辟易するという。

その辺の英米と他国の文化差の話は面白かった。

また

エドガーアランポーの天邪鬼を引用して

衝動的なままに行動したらそこに破滅が待っている。しかしその事実があるからこそ、その行動がすごく魅力的になる。


車の運転をしていて、いきなり対向車線にハンドルを切ったらと思うことはだれでもあるだろう。

それを魅力的に思うのは、魅力があるからこそ危険だから避けるようになるという話になる。


こういうネタはおもしろい。
















2015年1月22日木曜日

アイドル漫画の名著 アイドルとして成功を目指す話の逆 アイドルとして成功した少女たちの心情を描く


tokyo girl's style 東京女子流

新曲 Say long goodbye 



という映画も作られた。



2010年1月1日結成。エイベックスから誕生した、小西彩乃・山邊未夢・新井ひとみ・中江友梨・庄司芽生からなる5人組ガールズ・ダンス&ボーカルグループ。

アイドルであった。2015年1月5日にアイドル活動を停止し、
アーティスト宣言をする。



昔は、アイドルとして、ももクロと対バンしていた。3年前くらいだったかな。



女子流の勝ちだったが、話題をさらったのは、ももクロだったな。

東京女子流をモデルにした漫画 5つ数えれば君の夢


five stars という高校生のアイドルグループで成功している5人の少女のお話

アヤノ。ミユ。メイ。ユリ、ヒトミ。

彼女らは夢を叶えた人間たち。かれらの夢と現実の狭間を描く素晴らしい漫画

アイドルという存在は、ローティーンかそれ以前から訓練し、そして容姿や能力で容赦なく選別されていき、生き残ってもさらに他のアイドルと競争がありながら、
残酷にもアイドル活動としてのお終いは20代の前半には終わるという儚い存在。

そんななか漫画の彼女らは夢を叶えたことができた。
そして、夢のステージが彼女らにとって現実になり、
そして学校や普通の恋やペットを飼うこと、進学すること、
それ自体が夢になってしまった。


アイドルとして活動するために、恋をするのもままならず、友達との隔絶もある。
それでも、少女たちは、アイドルとしての偶像を作り続けることに青春を掛ける。
このファンを含めたみんなで共有している夢を完璧であり続けるために決意する。
夢を生き続けるにはどうするか、その意地と決意を示してくれる。
考え続けてそれにむかってそれぞれの方法に従って
自分に言い聞かせながら笑顔でステージに立ち、
ファンのみんなに夢と華やかさと希望をあたえてくれる。

その決意の重さが、人々の心に焼きつく。そして偶拝される。とくに同世代の人間には。

この漫画はその成功したアイドルの心について
一人一人の心情を淡いタッチの絵で十二分に表現する。


ただ、漫画より現実はもっと早い。
漫画は一箇所の時間を切り取り、ずっと残る。
でも、実際の東京女子流は、もう2015年1月5日に私たちはアイドルを卒業する。
自分たちはダンスユニットとボーカルのアーティストだと宣言した。

アイドルとしての夢を終わらせた。そしてずっと残るための歌手としての道を選んだ。



山岡荘八原作 横山光輝漫画版 徳川家康  悪魔のように魅力的な豊臣秀吉!!秀吉のファンになる作品




山岡荘八×横山光輝 という黄金コンビの漫画

横山光輝の超大河漫画。長いし、漫画の絵柄はいつもの変わらず横山光輝。三国志の戦国時代版と言っていい作品。 文庫本サイズ600ページ暑さ4cmが8冊
この長さで、途中はダレる。仕方ない。

徳川家康を中心に回っているので、側近がなんの前触れもなく変わっていくので、読むときは事前に知ってなくちゃならない。この分厚い本を読む人はそんな基礎情報は知っていて当然だが。

松平広忠(家康の父)の時から、家康が死ぬまでが物語。

この漫画いいところは、
徳川家臣団の忠義心と強力なライバルたちとの戦い。


人質時代で三河を今川義元にかすめ取られたときの家臣団の
屈辱的でありながら耐え忍ぶ三河武士家臣団の忠義
耐える人間、忠義に殉じる人間を描かせたら横山光輝は最高の漫画家だと思う。

この漫画の白眉は5巻、6巻 

信長が死んでから豊臣秀吉と徳川家康の政治的な駆け引きのやりとりは痺れた。
どちらも将棋のように相手の意図を読みつつ戦争したり、同盟を結んだりと手を打っていく様、
家康の重臣だった石川数正、それの意図を組む本多作左衛門など、家臣団が活躍する。

徳川家臣団の忠義心と家康の侠気で対抗する家康に対して、

人とは思えないほど人間の心理機微をついて政治的に家康を支配下に治めようととする秀吉。こんな怖い秀吉は初めてみた。この秀吉の描き方は三国志の曹操などよりも怖い
最高の魔物だった。

その後だらけるが、関ヶ原以後、大久保長安と大久保忠隣の改易など、家臣団の権力闘争などをきちんと書いて(いきなり大阪の冬の陣まで飛ばずに)

伊達政宗との政治的な戦いを描きつつも、国家を平和に導く偉業を成し遂げる。

この作品のライバルたちが魅力的だった。徳川家康は正義の味方として描かれるのに対して、ライバルはクセが強く、戦いを挑んでくる。武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗。

横山三国志を読める人は読み切れる大河漫画。ただ読み終えるのは一苦労する漫画・











11月29日ミューコミプラス 秋の学園祭 感想




http://newslounge.net/archives/152392

三回席は空席
なので入りは7割くらい
アリーナもポツポツと空席

吉田アナ(よっぴー、ごぼう)の仕切りはもっとミューコミプラスのように、変態音響監督だったら良かったのに。

序盤は
Lisa
身体全身が楽器みたい
でも、コールアンドレスポンスが
物凄く難しいのを放り込んでくるので、
盛り上がりにくい。
ソードアートオンラインなどのファンタジー系豪華なアニメを歌っている系統の人。
この人が一番歌手(アーティスト)だった。

松井玲奈
スタダしゃちほこ、電波組.incのホームだったので
松井玲奈の応援がなくかわいそうではあった。
ただ美人。
AKBが可愛くないなんて嘘だ。

チームしゃちほこ
ここのファンが一番多い
1月の鯱詣センターステージの予習みたいなステージ構成
周りがコールや応援ががっつり入っているので、踊りやすかった。
なにより目の前2mのところに来たメンバーたちはみんな凄い。
黄色の女の子はなんてちっこいのだろう。

電波組
ここがメイン
すごいテンポの曲ばかりで、ちゅるりとかはわかった。
純度が高い。
これが観たくてきた。
ぶっ続けにBPM(テンポ)が速すぎて、殆どなにを歌っているのかわからないが、これが今のアイドルか。年齢は関係なく、ファンタジーと成功物語を一緒に創り上げる想いを与えてくれる存在。
応援の激しさはハンパない。


全てのアーティストを聴けたのは良かったが、茶番が長かった。茶番はキツイ。そのせいで4時間のイベントでなんだか不完全燃焼になる終わり。
面白かったんだけど、ニッポン放送の企画ライブは少し行かなくてよいかな。

2015年1月14日水曜日

時代小説でコメディというのはあまり読んだことない。 のぼうの城



舞台は秀吉の小田原征伐時の不落の城 忍城

成田家の当主から家老まで説明する序盤さえ突破できればスラスラと読める。

序盤はどうもつっかかる。家老の名前をズラズラ書かれると、知らない登場人物ばかりがでてきて混乱してしまった。

物語が進むにつれて、登場人物が忍城側は、のぼう、丹波、靭負、和泉、甲斐姫

豊臣秀吉側が、石田三成、大谷吉継、長束正家。 



石田三成30歳(豊臣家奉行)と成田長親45歳(忍城城代)

という年齢差を考えると面白かった。

秀吉53歳

石田三成は若さが魅力的。

同期の大谷吉継、長束正家と共に埼玉県行田市の忍城攻略の命令を受ける。

ここで手柄上げておきたかったのだろうな、石田三成は。

その焦り具合が滲み出てくる。


のぼう様が45歳というのは信じられない。

この歳ででくのぼうと呼ばれていたのか。本当にダメな人間じゃないか。

ダメな人間たちがエリート集団に勝つという物語は単純に楽しい。



最後のシーンまでのぼう様の心理は描かれなかったな。

最後に田畑を元に戻してくれというシーンだけのぼうの気持ちが出ていた。

あとは推測でみんながのぼうを見ていた。

のぼうというブラックホールに魅せられたみんなのお話。


面白い小説。時代小説なんだけれども、コメディで真面目くさってなくてよかった。







2015年1月7日水曜日

暗い奴は暗く生きろ 感想 言葉のもつ力について




蓼科山荘物語 リクルート元常務の生嶋誠士郎氏の著書

リクルートの現場で経験してきたことをまとめた100近くのエッセイ

仕事から得た経験からその人の人間観に基づいて発せられた言葉とその顛末のエッセイ。
なにより、言葉の力、喋る力というのは自分と他人の人生にどう影響してきたのか?

多々のリクルート本があるなかで、この本の特徴は発する言葉に対しての感性が特徴的。言葉の持つ力で人の心に影響させたいと思ってたら面白い本。

基本的には、人生観のとても強いビジネス書なんだろうなあ。


人生観は至って普通。
ただし実践することは困難であり、
著者も度々できていないことを告白している。

理念として
高潔な人間であれ。
人智を超えた先にある神の存在を感じ、祈りなさい。
自分自身に固執せず、それを解き放って行動せよ。
自分のいる場所が裏方だろうが、表だろうが、一生懸命頑張ることが一番大事
士は己を知る者の為に死す 
凡人であるというじぶんの限界を知りつつ、そのうえで全力を尽くすこと

実践編として
社内政治(周りの人間関係、力関係、キーマン)を全力で頭に叩き込め。これで後々の行動がすごく楽になる。
忠誠心を求めるなら、反対給付である立場、給与、居場所などを与えなくてはならない。忠誠心は無償では得られない。
などなど

真っ当な人間の生き方を説いている。


タイトルはとても特徴的でキャッチーだが、

リクルートという明るくリア充の塊のようなイメージの会社で明るく振舞っているやつも、
あれは演じているんだ!リクルートという文化のなかで。むりやり合わせようとして。
だから暗くても明るく振舞うように無理をするな。

しかし、暗いというのと、自己中心的、己の世界に閉じこもっていることは暗いとは言わない。

人間だれしも闇はあるので、その闇に対して畏怖の念を持ち、奢らず謙譲の心をもち、
己の卑小さをわかりつつも情熱をもち、言葉少なくても高ぶる精神をもっていること

そんな意味だった。


面白い箇所は、118ページの「コミュニケーション能力 あなたにはない」

コミュニケーション能力の段階を説明していて、
基本
1 じぶんの言いたい事が言える
2 相手の言っていることが理解できる
第二段階
3 じぶんの考えをドキュメントにできる
4 反対意見を正確に述べられる
5 相手を説得できる。論理的に。さらに難易度が上がって感情的にも。
第三段階(名人芸)
6 目線で意志を伝え、相手を巻き込める
7 後ろ姿が常に説得的である。

コミュニケーション能力は伝達手段という意味ではなく、むしろ信頼関係のこと。その手段として言葉がある。その土台の上でしか、知識・スキルは生かすことができない。



そして、ラストは「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
言葉のもつ力と自分自身の限界を書いている。

1968年 江副浩正 社是 制定
1988年 リクルート事件後 生嶋誠士郎(著者)社是廃止 リクルート事件後過去全否定のなか、江副の社是は社会的規範に反する為
その後、社歌を何度も作るが、全て廃れる
現在まで、江副浩正の社訓は、廃れずに残る
そしてその言葉を心に掲げ、リクルートは動き続ける。

これこそが真に力をもつ言葉だったと。







2015年1月5日月曜日

今更ながら東野圭吾はじめてよむ(ガリレオシリーズ)

東野圭吾


容疑者xの献身

緊迫感がすごい
犯人たちの姿は冒頭に表現され、

それを解いていく刑事たちとガリレオ湯川学

刑事たち、靖子、
一つの行動によって、心理の波や、石神、靖子の心の動き、
それが愛おしくなってくる。

ミステリーも、東野圭吾の作品も何もかも初めて

こんなに面白いのか。


ガリレオの苦悩

短編集

ミステリーは面白いし、読みやすい。
ただあっけなく終わるので、あの切なくてどうしようもない犯罪者のやるせなさはない。
このキャラに会えるのは嬉しい。短編集はライトノベル風味。
短編は二番目 操縦る(あやつる)が面白い。

聖女の救済

情念て怖いです。
東野圭吾の本は分厚いけれど、さらさらっと読める。
夜通し読んで翌日寝不足。

犯人はみんな目星がついているのに、到達できない。
最後の虚数解の執念が凄かった。

草薙刑事の特別の感情というものの、最後が切ない。
草薙刑事が主役のお話。

ようやく真夏の方程式へ。

犯人が魅力的なのは、ミステリーの基本なのかな?




7番房の奇跡 面白い。韓国映画歴代3位の触れ込み通りの面白さだった。








良い映画に出会えた。

映画って本当にファンタジー!!
観て5分で心を掴まれたら2時間観る価値はある。
5分の内容でうーーんて感じだと合わないと思う。

予告編よりもっとコメディ寄りな作品。

冒頭はシリアス、コメディ、親娘のヒューマン、模擬裁判での冤罪の可能性、
めまぐるしく変わるのにテンポが小気味よくて自分は映画の世界に引き込まれた。

状況説明が終わり、

そっからドラマスタート


15年前、主人公ヒロインが6歳くらいの時の父親との思い出と

父親が刑務所に収監され、そこの7番房にいたみんなとの回想


親娘の愛と絆のヒューマンドラマを軸に7番房の囚人たちがコメディに喜劇を演じるんだが、


その親娘の愛を叶えようとする7番房のみんなの作戦が面白くて仕方ない。
でも、映画冒頭にこの話のエンディングはほぼ示唆されているので、

このコメディシーンが笑えるんだけれど、切ない泣き笑い状態。

でもどうにかこの観ている人がわかる結末を回避できないだろうかと
一緒に出ている出演者に共感しながら観てました。
まるで、自分も7番房の一員みたいに。

中盤あたり、娘が段ボールから出てくる場面は名シーン。



韓国映画って初めて観たけれど、映像が綺麗だな。


冤罪の可能性の事件は少女誘拐暴行殺人事件という超絶重苦しい。
そっちにドラマを振らないで徹底的に幸せな気持ちにさせてくれる。


冤罪?被害者の気持ちなんて置いてけぼり、火事はどうなった?雨が降っているシーンでなぜか晴れていたりするところもあったりするシーンもあるけれど、気にしてないみたいだ。
細かい設定の齟齬なんて吹っ飛ばしていく。


ラストはヒューマンドラマの定番、コメディから変調して泣かせに入る。
映画館で観たら、周りのすすり泣きにつられて泣くだろうなという泣かせっぷり。



このベタな感じは大好きです。

韓国映画かあ、

金大中大統領時代に、

国策で映画産業の振興を行っていたのが韓国映画の隆盛を生んでいるという

政策の成功は超絶眩しかったです。









仕事漫画は面白いな 夜明けの図書館 感想




珍しい図書館業界の新人職員の司書を主人公にした漫画

キラキラしている漫画


調べたいことがある。

情報が必要なのに、

自分一人では見つけられない。
それに全てが本に纏まってるわけじゃない

自分の地元の司書さんは、
その曖昧な調べたいことを本だけじゃなく雑誌まで網羅して検索してくれて、

該当箇所を教えてくれた。

そのサービスにはほんとうに感動したなああ。

一週間待ったけど、

これ、全部人力で司書の方々が探してくれたんだとこの漫画読んで感じます。

その司書さんたちの気持ちも漫画では、美しく表現されていて読んでいて楽しくなりました。

探すのに大変だったろうに、見つけてくれた図書館の方々に感謝。

まだ一巻だから

司書のキラキラした部分のみ、

こういうサービスがあるんだよ!ということのみをテーマにしている。

この仕事特有の辛い部分(本を処分したり、貸し出しノルマや人員削減やレファレンスサービスの廃止などなど)

はそのうち描いてくれるんだろうな。

やっぱり仕事漫画は面白い。



2015年1月1日木曜日

少女は自転車に乗って 感想

良い映画。



人間はどこの国でも同じような悩み抱えていて、
けれど、生活をする社会というのは多様性に富んでいる。

観るきっかけは、サウジアラビアの生活、文化を視れるから。

主人公の女の子、ワジダはお転婆で自立心の強い少女

子供達は、大人の目を欺いて、おしゃれをするし、

人間的な感情を露わにする。

それでも大人っていうものは、その国の習慣や文化に沿って生きなきゃならない。

だから、それを教えるために教育ってあるんじゃないかな。

でも、それでも大人もこっそりその国の文化の抜け道を探って人間らしく生きている。

伝統や習慣はとても大事で社会で生きていく上で団結し、他者との摩擦を減らす有益なものだけれど、

その習慣でやっぱり苦しんでいる人間も沢山いる。

習慣も不変のものではなく、時代とともに変化していくものだなあ、

変化していって欲しいものだなあと思う。

サウジアラビアの男性も二家族養わなくちゃならないのは大変。



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