http://www.aozora.gr.jp/cards/000097/card46342.html
この翻訳は1982年生まれの方が行っているので、翻訳の著作権は切れていないのに
パブリックドメインのため無償で翻訳をしてくださって、読むことができた。
自分は情けないことにO ヘンリーという作家を知らなかった。
アメリカの短編小説の名手
たった、25ページに満たない話、それでこれだけうっとするものを作るのだ。
この Oヘンリー自体も横領の罪で逮捕 海外 逃亡したが、
妻の危篤ということで戻ったところを逮捕
その経験なのか、優しさ、そして格好良さがその作者の信念に忠実でわかりやすい。
出てくる主人公は、 元銀行破りのジムと刑事のベン
独りよがりだった人間が、自分よりも家族を守るため、
自己犠牲を選びとる。
そして家族と別れざる得ない選択をする。
それを見届けた刑事は、自身のライバルの行為に敬意を持って、
その自己犠牲精神に敬意を持った行動する。
たったそれだけの話なのだ。
だが、感動する。現実にはあり得ない、ファンタジー、
罪に対する罰則を果たせずにいた人間に対して、人間の最も尊いものは、
自分のためではなく愛する人間のために人生をかけて行動した
人間はそれだけで美しい という短編小説
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