2011年7月31日日曜日

アラブの大富豪 アラビア社会の王族の歴史と国家








カタール国籍の人々の推定一人頭GDP14万ドルて!こりゃ確かにバルサは喜んで胸スポンサー契約するわ。


世界の一人あたり名目GDP(USドル)

アラブの王族たちがどうやって財を成し、いまそれをどう活用しているかが書かれた本。

アラブの国々の国家間での意識の違いが読めてとても面白い。

アラブといってイスラム教の印象で、ひとまとめで見てしまうのはとても勿体無いことだと、この本は教えてくれた。

サウジアラビア サウド家 メッカを手に入れた19世紀の新興国家 
その王子のひとり アルワリード王子

UAE 1971年イギリスの肝いりで作られた連邦国家
長兄 アブダビ 次兄 ドバイ
この二つの国家の関係性

石油マネーを元にUAEに組み込まれず独立の道を選んだカタールとバーレーン 

機を見るに敏なクウェート

ヨルダン ハシミテ王国 ムハンマドの末裔 アラブ最高の名門 でも貧しい。
イスラエルとアメリカ とヨルダンの関係性 名門だが金がないので、周旋するのに最適な国家


この地域に石油資源が与えてくれた恩恵というのはものすごい。

そのお金をつかって、20世紀は豪遊していたが、21世紀にはいってからは投資に回すようになった。

アラブの王族や国家間の関係性を知るのに最適な本だった。

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