2011年7月11日月曜日
歴史を紀行する 司馬遼太郎
新装版発売。
竜馬と酒と黒潮と (高知)
会津人の維新の傷跡(会津若松)
近江商人を創ったちの秘密 (滋賀)
体制のなかの反骨精神(佐賀)
加賀百万石の長いねむり(金沢)
”好いても惚れぬ”権力の貸座敷(京都)
独立王国薩摩の外交感覚 (鹿児島)
桃太郎の末裔たちの国 (岡山)
郷土閥を作らぬ南部気質 (盛岡)
忘れられた徳川家のふるさと (三河)
維新の起爆力・長州の遺恨 (萩)
政権を亡ぼす宿命の都 (大阪)
昭和44年刊行
日本各地の土地の風土と、土地の風土が日本史に影響を与えた時を想像する紀行文。
昭和44年というと1969年頃。
今から40年前の日本の風土、過去の金沢、三河、萩に旅をできる本。
それも旅の案内役に司馬遼太郎の解説がついて!とても楽しい。
佐賀で立ちションベンをするエピソードまでにも、歴史的な意味合いを込めてしまうのだ。
12の土地への旅をとてもロマンティシズムに彩って描く姿は魅力に溢れていた。
昭和46年から「街道をゆく」がスタートするので、その2年前に書かれた本だ。
司馬遼太郎の本はいつも楽しい。本当に楽しみながら読める。
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