2011年7月14日木曜日

結婚の条件 小倉千加子著   結婚の条件も社会階層で違う

結婚の条件


フェミニズム論のコラム集。
けっこう辛辣な本だった。

女性にとって結婚とはなんぞや?

生まれた階層を維持するためのお金を持っているかどうか。(自分かもしくは旦那が)


結婚市場に持ち込むのは、 男は財力、女は美貌
これの交換なんだよ この方針でこの本は進んでいく。

人それぞれ、男女には理想の結婚像があり、その結婚相手に対して自分の価値が足りない時、

年齢というタイム制限がある中、どうするか?

それが結婚の難しさだ。

だったら、結婚以外での出産や育児の方法があれば理想的だよね。
でも、日本社会はそこまで合理的にできていないから、悩ましい。

内田樹と真逆だなと思ったのは、教育はクライアントへ提供するサービスだと言い切っているところだ。 頭でっかちの本かもしれないが、そういう人は結婚しないんだと言っているのも面白い。

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