http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51303129.html を読み、利益第二主義 を読んだ。
利益とはそもそも株主のために再分配するために作られた会計の言葉なので、その利益を二番目にして、一番目はその地域のお客様を全体に考えているということがとても魅力的だ。
小売業の本質を考えさせられた。あまり乗り気でなかった小売業を天職と考え、今までとは違った、過疎地への超大規模店舗、それを24時間営業するという前代未聞のことをした会社だ。
しょうゆでも何十種類、生活必需品、顧客が望んだものを置くという方式。どんなに洪水のときでも
いつでも、「日々の生活のお手伝い」という理念を貫き通している会社
バイヤーがいなくて、売り場担当者が仕入れを受けもつという権限委譲がすばらしいと思う。自分も小売業なのだが、まったく許されず、トップダウンで決められる。どっちが利益を上げられるかはわからない。でも楽しいのは、自分で裁量権があるほうだ。
自分たちでレジの動きも決められる。自分のいた会社はレジに入れる人間が決まっており、
お客様よりも自分たちのルーチンを優先せざるえない。
売り場にたつひとは、お客様立場でやりたいけれども、リミテッドサービスを提供すると線引きを
することは社員も会社も守るために必要なことなのだ。
でも、それを飛び越して、全部買う立場でやってしまうという実験精神にあふれた会社にすごく魅力を感じた
いなかにとって、大きな小売店は憩いの場所。心のよりどころ。自分の近くの大きな小売店がつぶれたときは 本当にショックだった。そういった意味で最後まで小売業は逃げ出さない宣言は理想主義だが、小売業のこころの機微を知っていると感じる。
もちろんこれは、プロモーションなので、内実はわからないが、こういう会社があることはとても嬉しいと思う。
2010年7月14日水曜日
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