2010年8月18日水曜日

スリー・ベルズ~聖夜に起こった3つの不思議な事件~ を観終えました

後藤ひろひと作の演劇 初観劇。ほとんどストレートプレイは観たことないんだ。
だから、ほとんど初めての演劇がこんなに面白いものを見せられたらはまってしまうだろうな。

いやー、面白かった。
演劇は殆ど観たことないなかで、
コンテンツは今読んでいる漫画やアニメは、
どちらかというとキャラクターのカッコよさや可愛さありきで勝負をしている作品ばかり
をみていたのでストーリーで笑わせて泣かせる演出、脚本に感激。




ネタバレチックなことを書くと、お客さんを巻き込んでいき、笑わせて最後に泣かせる。
すすり泣きと笑い声が一緒くたにある演劇でした。

タイムテーブルをみていたら、120分の時間で、18時半からスタートで、きちんと20分で登場人物の紹介をして
そして、展開して、話が進み、8時ごろ、残り30分で一番悲しい状態になり、
最後のシーンで笑わせて、泣かせて、感動させて終わらす。

殆ど初めて演劇をみたけれど、すごく時間通りに創られているんだなという感動。
こういった話の進め方の構造がしっかりとあることにこの演劇の歴史の長さを感じました。

また、小学生の子供の演技が素晴らしくて、それに本当に感激でした。

三者の物語がバラバラに進んでいきながら、ドンドンと3人の世界が近づいてきてくれて
最後のシーンで一緒になる。物語のなかに入り込んで一緒に進んでいけました

最初はムカつくキャラクターがのちに愛すべきキャラクターに変わっていくのね。
あめ女の同僚とか、ストリートミュージシャンとか。

最初の20分は飽きるかなあと思ったけれど、ラスト近辺は泣くのを我慢するので精一杯です。
時たま入る細かい笑いが面白くて、良かったです。

あとは、舞台俳優さんのカッコよさはハンパない。
舞台といえばバレエかミュージカルしか観たことなかったが、舞台も面白いんだな。


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