落ちこぼれ
誕生日にプレゼントしてもらった詩集。
詩集をプレゼントするっていうのは、なかなか嬉しいものだ。
相手のことを理解していないとダメだし、それプラス その詩集の内容も知っていなくてはならない。
戦争の詩 韓国の詩
もっと強く
もっと強く願ってもいいのだ
わたしたちは明石の鯛がたべたいと
もっと強く願ってもいいのだ
わたしたちは幾種類ものジャムが
いつも食卓にあるようにと
もっと強く願っていいのだ
わたしたちは朝日の射すあかるい台所が
ほしいと
すりきれた靴はあっさりとすて
キュッと鳴る新しい靴の感触を
もっとしばしば味わいたいと
秋 旅に出たひとがあれば
ウィンクで送ってやればいいのだ
なぜだろう
萎縮することが生活なのだと
おもいこんでしまった村と町
家々のひさしは上目づかいのまぶた
おーい 小さな時計屋さん
猫背をのばし あなたは叫んでいいのだ
今年もついに土用の鰻と会わなかったと
おーい小さな釣道具さん
あなたは叫んでいいのだ
俺はまだ伊勢の海もみていないと
女がほしければ奪うのもいいのだ
男がほしければ奪うのもいいのだ
ああ わたしたちが
もっともっと貪婪にならないかぎり
なにごとも始まりはしないのだ
汲む Y.Yに
感受性を鍛える必要はなかったのだなあ、
頼りない生牡蠣のような感受性
生牡蠣の表現がびびっと来た、あのドロドロ具合にヨワヨワしさ
感受性を表現するのにこれほどぴったりなものはあるのだろうか
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
2010年8月10日火曜日
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