サッカーの上の雲
浦和レッズサポーターだからか、もうわかってしまう処が多くていい本だった。
俺らは小野伸二を小野選手と呼ばないでシンジと呼ぶなあ。会ったことないのに。
大好きなんだよ、浦和に、サッカーの馬鹿さ加減に、もうどんなに糞サッカーやっていても。
サッカーを93年のドーハの悲劇、94年のバッジョのPK失敗。Jリーグは95年の駒場改修時の
大宮スタジアムから観だした身として、本当に同時代を同じように見てきた人間なので、本当に
すべてのことがわかる。
久保竜彦への期待感。山田暢久への期待と、あきらめと、
なにより、レッズが荒っぽいディフェンスをして、ハートを全面に出すDFの選手を愛し続けていた
のを思い出させてくれた。いまのスマートさは浦和じゃない。時代は変わるから仕方ないが。
アルパイ、ネネ、トゥーリオ やギド ボリ 田口 のような凶悪なかおをしたDF陣が売りだったのにな
柳沢「イップス」説は確かにあったかも。2004年の記事で2006年のQBKを思い出すと。
日本サッカーはカズ以前と、カズ以降に分けられ、そして、中田バブルが97年から06年まであった。
その間に黄金世代が出てきて、夢を見せてもらったような、尻つぼみになったような。
でも、なにより、サッカー場で二階席から攻撃の形をみるのは大好きだ。
スタジアムには行かないと、本当に駄目だ。喜怒哀楽すべてがあそこにある。
いびつなファンタジスタ俊輔、バーサーカー川口、中田、宮本、茂庭、永井、エメルソン、
中澤、
2000年代前半は、ずっとずっと久保の覚醒に期待をしていた時代だったのだなあ。
覚醒しないからこそ、伝説のドラゴンに例えられたのだ。
サンパイオ チェヨンス グラウ ウェズレイ シジクレイ アマラオ 懐かしい。
2000年代前半を全盛期だった選手へのファン目線の期待感、これが本当にマッチしていて
なおかつ浦和レッズの黄金期だったりした。読み物として最高だったな。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ラベル
自己啓発
(41)
日本社会
(30)
ライトノベル
(27)
心理
(27)
マンガ
(24)
ビジネス書
(22)
時代小説
(22)
生活の実用書
(22)
知的生産技術
(20)
アニメ
(18)
サッカー
(15)
経営者本
(15)
ももクロ、アイドル
(14)
小説
(13)
恋愛本、結婚本
(12)
歴史関係
(12)
美術、ファッション
(12)
ルポタージュ
(8)
映画
(8)
近代作家
(8)
テレビ
(6)
講演
(6)
骨折
(6)
宗教
(5)
科学入門
(4)
児童文学
(3)
国際関係
(3)
旅行
(3)
東日本大震災
(3)
経済
(3)
SF
(2)
会計
(2)
建設設備入門
(2)
神話、民話
(2)
ゲーム
(1)
哲学入門書
(1)
海外社会
(1)
舞台
(1)
詩集
(1)
都市
(1)
0 件のコメント:
コメントを投稿