2014年6月4日水曜日

ねむゆうこ トラップホール


ねむようこ トラップホール 3巻まで

Amazonでの評判は良くない作品だが、
この振り回されている感じがね、とても良い。


大判レディースコミックの魅力は
一巻完結か数巻で完結。
作家性が強い。テーマがはっきりとある。
きちんと起承転結がある。物語がきちんと進行している。

トラップホールも引き延ばさず、4巻で完結予定。

午前三時はその設定が実際のパチンコのデザイン会社てこうなのかな?
リアルぽさでありつつもファンタジーな職場で魅力があったけれど、

トラップホールは、基本的にわからない設定にどんどん巻き込まれていく感じ。

でも、物語を追いかける筋は主人公の心情に寄り添っていくと同世代だからわかる。

ヘタレな人間の普通にならなきゃならない!という強い心情。
1980年前半世代の強い気持ち。
そして、その日常があっという間に壊れてしまう感覚。
勢いや若さでは対応できなくなった自分。

そんななか、もがいている主人公がとても魅力的。

また良作を読みたいなあ。

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