時間は有限なものだから、一番効率が良い朝、締切りも決まっている朝に仕事をしたら
人生が成功しているという経験談が書かれている本。
本自体は理論が書かれているわけではなく、経験をまとめた本なので、
汎用性はどこまであるか不明
それでも、人生がよくなっていたときは早起きしていたなという思い出が自分のなかにあるので、
早起きがんばろう!!というモチベーション向上には繋がる本。
自己啓発本から貰えるのは、読んでいる時ちょっとドーピング的に気持ちが盛り上がる
くらいだけれど、それでもこの高揚感が好きで同じような本を何度も読んでしまいます。
すると、どんな良いことがあるのか。
あさ四時に起きる⇒考える時間が増える⇒締切りがあることで段取り力がつく
⇒仕事がスムーズに進む⇒残業せずに定時で帰れる⇒趣味の時間が増える
⇒家族の関係がよくなる⇒早く寝る習慣がつく⇒あさ四時に起きる
正のスパイラルが生まれる!
朝起きるのは辛い。二度寝しても眠いのは眠い!
辛さ、眠さに負けず反射的にガバっと起きちゃう。
朝の辛さを我慢すれば、一日のストレスも減ってくる。
一日の夜にやることリストを設定していて、朝起きる時にグダグダしなくて済むようにしておくと
起きる気力が湧いてくる。
早起きに失敗しても自分を責めない。でもけっしてめげない。
ダメダメな著者が大学受験に失敗して、早起きに挑戦して成功
その後、朝起きの習慣を忘れて、ワタミに就職するも、ダメダメな人生
そこで、就業時間の30分早くきて、段取りをすることをしたら成功するようになって
外資系コンサルに転職。
朝はネガティブになりようがない。夜に考えることは、総じてネガティブになってしまう。
どちらが良いか。朝考えることでしょう。
本は途中から自己啓発本の本領にはいる。こうしたら私は成功した。
こういう経験をつませてもらった。駄目だった自分がこうやって良くなった。
結果としてテーマの早起きからちょっとボヤケてしまった本になったのは残念。
この本を読んで、モチベーションが刺激されたくらいでは、辛い早起き習慣を身に付けることは
難しいそうですが、
早起きにたいしてここまでポジティブに考えている人がいると知れたのは良かったです。